No.212-5

  第47回 ユネスコ美術展へのいざない  
27日のお話は小さいお子さんにもお聞かせしたいそうです。
是非お子さん連れでお出かけ下さい。

 
2004.11.24(水)-28(日)10:00-17:00(最終日16:00)
 目黒区美術館区民ギャラリー
特別企画
協力 日本国際ボランティアセンター(JVC)
●子どもの絵−イラクと日本の子どもたちの絵画展
●イラクの子どもたちのお話
−講師佐藤真紀(JVC) 27日(土)2:00〜
左の絵:イラクの子どもたちの絵から 
 イラクの国民は全部で約2400万人。その半分以上は15歳以下の子どもたちです。「どうして、大人は戦争をするの? どうして、人は殺し合いをするの?」 絵を描いてくれた子どもたちは、そんな疑問をよく口にします。
  その他の展示 ●絵画・工芸・書・写真−目黒ユネスコ美術作家ほか会員の作品●ユネスコ・人物画教室作品●ユネスコ・テンペラ・油彩画教室作品●ユネスコ活動紹介.−ビデオ上映:ユネスコ活動報告いろいろ●ユネスコ世界寺子屋運動・くるりんぱ展●パネル展示−目黒ユネスコ協会の50年のあゆみ●チャリティーコーナー−『ユネスコ世界寺子屋運動』等のために
第23回国際交流目黒ユネスコバザー     報告 
10月14日(木) 聖パウロ教会2階ホール
 「世界寺子屋運動のために」という趣旨に賛同した方々から寄せられた食料品・陶磁器・手芸品等や会員手作りのフルーツケーキが販売された。今回は、電通グループの協力による夏の「ユネスコ世界寺子屋運動・くるりんぱ展」で広く知られるようになった「くるりんぱカード」の売れ行きが好調であった。
 呼び物のランチは、フレンドシップ・メンバーの趙霞・張慧敏・童世里・王旭雲の皆さんが腕を振るった「マーボーどんぶりランチ」が大評判で、ぜひレシピを!の声も聞こえてきた。雨上がりの朝、米を洗ってから日本語教室に出席していた李芹・張永輝さんたちが、クラスの仲間達を連れて現れると、会場は一層盛り上がった。又「読書のめぐみ運動」にも協力があり、今年も外国語の本が60冊以上集まった。ご協力感謝。
 今回のバザーでは約10万円余の純益を挙げることができたが、ボランティアスタッフ、広報活動など、解決されていない課題も多い。
 なお、11月24日から28日までのユネスコ美術展コーナーで、手芸品・カード類を中心にミニバザーを計画している。ボランティア募集中。                国際支援活動委員長 茶谷芹子
第60回 日本ユネスコ運動全国大会in松山 に参加して 
日時:10月16日(土)〜17日(日) 開催地:松山市・愛媛県県民文化会館
 いで湯と城と文学のまち、「坂の上の雲」にもとづき「憧れ、誇り、日本一のまち」をめざす松山。水清く、空気も澄み、お酒も美味しい落ち着いたまち松山。子規の出生地、坊ちゃん列車がのんびりと街路を走り、人々の心が穏やかな人口48万のまち松山。目黒ユ協から10名が訪れて大会を満喫してきた。
大会テーマは「今こそ初心に・心の中に平和のとりでを
−ユネスコ精神の更なる継承発展を−
 初日の記念講演は地元出身の山岳写真家・白川義員氏。「地球再発見による人間性回復へ」との演題そのもの、のびやかに、なめらかに、「原爆を作るようなアタマノイイ人間はもういらない、美しさに感動できる人間になろう」とうたいあげました。中国、韓国ユ協からも約30名の来賓を迎え、又地元ユ協が校舎を送った内モンゴルから二人の小学生が先生に引率され、美しい民族衣装でアピールするなど楽しい雰囲気となった。(写真)
 二日目は四つの分科会に分かれて日本各地ユ協の活動発表が行われた後、再び大会場で松浦ユネスコ事務局長の記念スピーチがあった。(詳細は日ユ協連『ユネスコ』参照)
 台風の多い時期に快晴に恵まれ、全国から集った600余人がそれぞれユネスコ活動に生き甲斐をもっていることを間近に実感できた貴重な二日間であった。
 来年の全国大会は「愛知万博」に合わせ6月11日(土)〜12日(日)名古屋市で開催される。「文化の多様性と平和の展望」が大会テーマ。エクスカーションには「愛知万博」も取り入れられると思うと今から楽しみである。                                    


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