フランス・ノートル-ダム大聖堂の火災につきまして
2019.04.19
この度の火災でノートル‐ダム大聖堂が焼失したことは、フランスが誇る世界遺産の構成資産の一つであっただけに誠に残念であり、一刻も早い復興を心より祈念いたします。
なお、火災発生以降、復興への寄付のお申し出や支援方法に関するお問い合わせをいただいておりますが、NGOとしての当連盟の世界遺産事業は、基本的に自国で世界遺産の保全・復興が困難な国を対象としてまいりました。今のところ直接的な支援を行う計画はございませんが、ご支援を希望される方々には、在日本フランス大使館において募金受付団体の紹介をウェブ上で行っていますので、ご案内申し上げます。 ➡https://jp.ambafrance.org/article14477
【ノートル-ダム大聖堂とは】
ノートル-ダム大聖堂は、「パリのセーヌ河岸」の構成資産の一つです。
パリは市街を流れるセーヌ河岸を中心に広がり、両岸には古代ローマ時代以後の建築物が連なっています。川中のシテ島はパリ発祥の地。サン・ルイ島の東端にかかるシュリ橋から、左岸にエッフェル塔をのぞむイエナ橋までが、世界遺産に登録されています。ノートル-ダム大聖堂をはじめ、ルーブル宮殿、エリゼ宮、シャイヨー宮、アンバリッド廃兵院、フランス学士院、市役所、公園などが長い年月をかけて建設されました。
詳しくはこちら➡ https://whc.unesco.org/en/list/600/