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終戦の日を迎えるにあたって~「わたしの平和宣言」

2020.08.13

私たち日本ユネスコ協会連盟の原点は、第二次世界大戦の惨禍を経て「二度と戦争を繰り返さない」と強い決意を謳ったUNESCO(国際連合教育科学文化機関)憲章への賛同です。

8月6日の広島平和式典では、グテーレス国連事務総長がビデオメッセージで次のように述べました。「1945年という同じ運命の年に誕生した国際連合は、広島と長崎に降りかかった死と永遠に切っても切れない関係にあります」とし、国連創立当時からの目標である核兵器廃絶はいまだ達成されていないと言及。「核兵器の危険を完全に排除する唯一の方法は、核兵器を完全に排除することだ」と訴えました。


戦争や核兵器のない平和な世界の実現に向けて、私たちにできることは何か、ともに考え、ともに行動することが、欠かせません。


UNESCOが2000年「平和の文化国際年」に呼びかけた「マニフェスト2000(わたしの平和宣言)」への署名運動に対し、日本ユネスコ協会連盟は和訳版を作成し、119万4089筆の署名を集め、平和への祈りと誓いを署名という形でUNESCOに届けました。


わたしの平和宣言

私は人類の未来、特に子どもたちの未来に対して責任があると思うからこそ、日々の生活の中で、家族とともにいるとき、職場で働いているとき、次のことを誓います。

1.「すべての命を大切にします」

2.「どんな暴力も許しません」

3.「思いやりの心を持ち、助け合います」

4.「相手の立場に立って考えます」

5.「かけがえのない地球環境を守ります」

6.「みんなで力をあわせます」


「わたしの平和宣言」の原文「MANIFESTO2000」は、ノーベル平和賞受賞者たちによって起草された誓いです。

未来に向けて、一人でも多くの方がともに行動してくださることが、平和な世界を実現する力になります。今後とも、 皆さまからのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

今日は心に平和の鐘を鳴らしましょう

活動を支える・参加するParticipation to support

私たちの活動には、多くの方々にさまざまなかたちでご協力・ご支援をいただいています。
わたしたちの想いに共感してくださる方を、心よりお待ちしております。ひとりひとりの力を未来の力に。

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