今年、史上最大規模の台風被害を受けたフィリピンから、支援活動のレポートが届きました
2020.12.16
2020年10月~11月にかけて、フィリピンでは「世界最強の上陸台風」と呼ばれた台風19号や、「非常に強い勢力の台風」22号など、連続して台風の被害に見舞われました。特に11月12日にルソン島を襲った22号(現地名:ユリシーズ)は、亡くなった方111人、被災した人300万人、被害総額4億円という大きな爪痕を残しました。特にルソン島北部のオーロラ州、イサベラ州、カガヤン州北部地域では甚大な被害を受けました。
フィリピン・ユネスコクラブ調整委員会(会長:フィリピン教育大学セラフィン・アルヴィオラ教授)は、国内のユネスコクラブ120団体を動員して、被災地に支援物資を送る活動を続けています。これに対し日本ユネスコ協会連盟は、1万ドル(約105万円)の支援を、11月24日に送りました。
支援を受け取って活動を始めた同調整委員会から、この度支援の様子を撮影した写真が多数送られてきましたので紹介します。
当連盟からの支援は、カガヤン州トゥゲガラオ市とオーロラ州ディンガラン市にある2つのユネスコクラブに届けられ、寝具・食糧(麺類・缶詰・米・コーヒー)・バッグなどの救援物資の購入にあてられています。
支援が完了するには、いまだ時間がかかりそうですが、今後現地から報告がきましたら、その都度本ホームページにてお伝えします。