日本のUNESCO加盟70周年を記念して
2021.06.18
このたび、日本のUNESCO加盟70周年を記念して、文部科学省(日本ユネスコ国内委員会)、(公財)ユネスコ・アジア文化センター、そして当連盟の三者連名でリリースを出させていただくことになりました。
UNESCOは日本が戦後最初に加盟した国連機関で、日本は1951年7月2日に60番目の加盟国となりました。
日本のUNESCO加盟を目指して始まった民間ユネスコ運動が、私たち公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の原点です。
当時は、サンフランシスコ講和条約締結前であり、日本はまだアメリカの占領下であったに もかかわらず、国連機関であるUNESCOへの加盟が認められた背景には、1947年に仙台をはじめ、日本各地で生まれた草の根の民間ユネスコ協力会(当時)が大きな役割を果たしました。
第2次世界大戦後、平和を希求し、国際社会への復帰を目指した官民一体のこの運動は、日本全体を巻き込む大きなうねりとなり、その熱い思いが占領下にあった日本を後押ししました。