7月19日は何の日???
2021.07.19
日本ユネスコ協会連盟では、世界で最初の民間ユネスコ団体が仙台で誕生した、7月19日を「民間ユネスコ運動の日」と定め、全国各地で平和を願う活動を展開しています。
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という前文からはじまる UNESCO 憲章。第二次世界大戦後、このUNESCO憲章の理念に共鳴した土居光知東北大学教授(当時)、桑原武夫東北大学助教授(当時)、上田康一外務省東北終戦連絡事務局・連絡官(当時)などが、1947年7月19日、仙台でユネスコ協力会を発足させました。
平和を希求し、日本のUNESCO加盟を目指して始まったこの民間ユネスコ運動。その後すぐに、京都、奈良、神戸など全国各地に協力会が誕生し、同年11月には東京の日比谷公会堂で第1回ユネスコ運動全国大会が開催されました。
こうして全国に広がった民間ユネスコ運動が実を結び、1951年7月2日、日本はUNESCOに加盟しました。今年は日本のUNESCO加盟から70周年を迎えます。
加盟当時の動画です。ぜひご覧ください。
(本編再生までに数秒間かかります)
二度と戦争を繰り返さないという強い決意を集結した民間ユネスコ運動は、現在、全国274のユネスコ協会・クラブに引き継がれ、平和の心を広げるべく、さまざまな活動が行われています。