日光の森林をエリアごとに紹介します。
日光で見ることのできる代表的な花をご紹介します。
木の花
ヤマツツジ |
霧降滝 |
5月上旬-5月中旬 |
アカヤシオ |
六方沢橋・明智平・茶の木平 |
5月上旬-5月中旬 |
オオヤマザクラ |
中禅寺湖・湯川 |
5月 |
シロヤシオ |
中禅寺湖 |
5月下旬-6月上旬 |
トウゴクミツバツツジ |
中禅寺湖・竜頭の滝・千手ガ浜 |
5月下旬-6月中旬 |
アズマシャクナゲ |
日光植物園 |
4月下旬-5月上旬 |
アズマシャクナゲ |
中禅寺湖・湯の湖 |
5月下旬-6月中旬 |
ズミ |
戦場ヶ原・西ノ湖・光徳沼 |
6月中旬-6月下旬 |
レンゲツツジ |
戦場ヶ原 |
6月中旬-7月上旬 |
シウリザクラ |
湯元・切込湖 |
6月中旬-7月上旬 |
ツルコケモモ |
戦場ヶ原 |
6月下旬-7月下旬 |
カンボク |
戦場ヶ原・千手ヶ原 |
6月下旬-7月下旬 |
ナツツバキ |
中禅寺湖 |
7月上旬-7月下旬 |
ホザキシモツケ |
戦場ヶ原 |
7月中旬-8月上旬 |
ハクサンシャクナゲ |
男体山・白根山 |
7月下旬-8月上旬 |
草本の花
ミズバショウ |
日光植物園 |
4月中旬 |
シライトソウ |
日光植物園 |
6月上旬-6月中旬 |
ユキノシタ |
日光山内 |
6月中旬-6月下旬 |
ニッコウキスゲ |
霧降高原 |
6月下旬-7月中旬 |
タチツボスミレ |
戦場ヶ原・中禅寺湖 |
5月中旬-6月中旬 |
ワタスゲ ( 種子 ) |
戦場ヶ原 |
6月中旬-6月下旬 |
ウマノアシガタ |
戦場ヶ原 |
6月中旬-7月下旬 |
サギスゲ ( 種子 ) |
戦場ヶ原 |
6月中旬-7月下旬 |
アヤメ |
戦場ヶ原 |
6月下旬-7月上旬 |
ハクサンフウロ |
戦場ヶ原・日光白根山 |
7月上旬-8月上旬 |
ノアザミ |
小田代原 |
7月下旬-8月上旬 |
ニッコウアザミ |
戦場ヶ原・小田代原 |
7月下旬-8月上旬 |
バイケイソウ |
戦場ヶ原・日光白根山 |
7月下旬-8月上旬 |
オオハンゴウソウ |
西ノ湖 |
8月中旬-8月下旬 |
アキノキリンソウ |
湯元・太郎山 |
8月中旬-9月中旬 |
ウメバチソウ |
戦場ヶ原・男体山 |
8月下旬-9月中旬 |
ノコンギク |
戦場ヶ原・太郎山 |
9月中旬-10月上旬 |
シラネアオイ |
日光白根山 |
6月中旬-6月下旬 |
マルバダケブキ |
日光白根山 |
8月上旬-8月下旬 |
日光は紅葉の名所として毎年多くの観光客が訪れています。標高差があることから、9月中旬に白根山で始まった紅葉は11月下旬の日光市街まで、2カ月以上も場所を変えながら見ることができます。 紅葉は気象条件により年によって異なりますが、主なエリアの紅葉のベストシ-ズンをご紹介します。
日光白根山(山岳部) |
9月中旬から9月下旬 |
ダケカンバ、ミネザクラ |
湯元竜頭滝 |
10月上旬から10月中旬 |
ハルニレ、ナナカマド |
竜頭滝 |
10月上旬から10月中旬 |
ミズナラ、シラカンバ |
戦場ヶ原及び小田代原 |
10月上旬から10月下旬 |
ミズナラ、ホザキシモツケ、カラマツ |
西ノ湖及び中禅寺湖 |
10月中旬から10月下旬 |
ミズナラ、ブナ、カエデ類 |
いろは坂 |
10月下旬から11月上旬 |
ブナ、カエデ類、マンサク |
日光市街 |
10月下旬から11月中旬 |
コナラ、カエデ類 |
紅葉のシ-ズンは、最も道の混雑するシ-ズンです。休日をできるだけ避けて、朝早めに行動すると渋滞に巻き込まれる心配も少なくなります。
都市部ではセイタカアワダチソウとブタクサに代表される帰化植物が大繁殖していますが、日光ではオオハンゴウソウが猛威を振るっています。オオハンゴウソウは北アメリカ原産のキク科の植物で、冷涼な奥日光の気候にあっていたため奥日光の代表的な花になってしまいました。ボランティアの方々の駆除により戦場ヶ原では減ってきていますが、戦場ヶ原以外では大繁殖を続けています。
近年の暖冬でニホンジカの生息数が急増し、樹木の皮や湿原の草本がシカに食べられると言う被害がでています。許可を得てシカの頭数を減らす対応がとられていますが、人為的なコントロ-ルに対して反対の意見もでています。
参考文献
奥日光ハンドブック・奥日光自然研究会/宮地信良編・自由国民社
栃木の花と風景を歩く・小杉国夫・随想舎
新・美しい自然公園12・財団法人自然公園美化管理財団