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  3. 2020年度事業行事一覧表

事業・行事予定 2021年3月18日改訂

期 日  時 間 内  容 備 考
2020年5月19日(火)
仙台市にマスク寄贈
終了しました
2020年6月13日(土)
仙台ユネスコ協会事務所移転
終了しました
2020年6月29日(月)
第77回通常総会
終了しました
2020年7月4日(土)
第76回日本ユネスコ民間運動全国大会
場所:ANAクラウンプラザホテル宇部
中止
2020年7月11日(土)
1 民間ユネスコ運動の日 記念行事
2 ユネスコカレッジESD講座
場所:仙台アエル
中止
延期
2020年7月21日(火)
第1回SALON&ZOOM講座
終了しました
2020年8月1日(土)
第2回SALON&ZOOM講座
終了しました
2020年8月8日(土)~10日(月)
第6回宮城ユネスコ子どもキャンプ
場所:オーエンス泉岳自然ふれあい館
中止
2020年8月22日(土)
第3回SALON&ZOOM講座
終了しました
2020年9月13日(日)
東北ブロック ユネスコ活動研究会in新潟
中止
2020年9月19日(土)
第3回SALON&ZOOM講座
終了しました
2020年9月21日(月・祝)
せんだい地球フェスタ
場所:仙台国際センター交流コーナー
中止
2020年9月25日(金)
第5回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)
終了しました
2020年10月20日(火)~21日(水)
ユネスコカレッジ(地域遺産)2日間
中止
2020年10月23日(金)
第6回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)
終了しました
2020年10月31日(土)
第7回SALON&ZOOM講座
終了しました
2020年11月13日(金)
臨時総会
終了しました
2020年11月20日(金)
第8回SALON&ZOOM講座(生け花講座)
終了しました
2020年11月27日(金)
第9回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)
終了しました
2020年12月
中学生ユネスコカレッジ
中止
2020年12月
仙台ユネスコ協会活動 報告会・交流会
中止
2020年12月3日(木)~2021年2月28日(日)
ユネスコ未来共創プラットフォーム事業
終了しました
2020年12月26日(土)
第10回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年1月19日(火)~23日(土)
子ども絵画展
中止
2021年1月21日
キリバスのヒアリング実施(12/30,1/6,1/21)
終了しました
2021年1月
スタディ・ツアーin沖縄
中止
2021年2月27日
第11回SALON&ZOOM講座
終了しました
2021年3月1日
キリバスを題材にした出前授業(2/2館小、2/16台原小、3/1附属小)
終了しました
2021年3月18日
第12回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)
終了しました

事業・行事実績

キリバスを題材にした出張授業を行いました(2/2館小、2/16台原小、3/1付属小)。

ケンタロ・オノ氏は、独自のプログラムによる出前授業を、小学生から、中・高校生~社会人まで、かなりの回数、実践していると聞いています。ユネスコ未来共創プラットフォーム事業としては、仙台市内の小学校3校への出前授業を実施しました。
ケンタロ・オノ氏ご自身による報告です。

仙台市立館小学校への出前授業
実施日 2021年2月2日
対 象 第6学年2学級 児童58名

仙台ユネスコ協会のプログラム初回として、仙台市立館小学校の6年生の皆さんにキリバスと気候危機、海洋プラスチックごみとSDGsの話をさせていただきました。ここ数年いろいろな形で仙台ユネスコ協会さんに大変お世話になり、年々連携を深めていますが、今年度からとても意義深いプロジェクトを進めることになりました。今回はそのプロジェクトの一環として実施しました。
館小学校は昨年度お邪魔し、大友校長先生を筆頭に、熱心な先生方に心を打たれましたが、今年も熱烈に歓迎していただき、本当にありがたい限りです。そして生徒の皆さんが、身を乗り出して最後まで熱心に聞いてくれたことに、とても大きな勇気をいただきました。
どうもありがとうございました!(ケンタロ・オノ氏のFace bookから)

  • 大友校長先生。未来を担う子供たちの生きる力を育てたい、そのために本物に出会わせたい…温かくて強い思いをお持ちです

  • 子供たちの、身を乗り出して聞き入る姿が素晴らしい

  • 子供たちにメッセージを伝えるケンタロさんの目も真剣です

仙台市立台原小学校への出前授業
実施日 2021年2月16日
対 象 第6学年3学級 児童98名

いつも大変お世話になっている、仙台ユネスコ協会のプログラムで、仙台市立台原小学校の6年生98名の皆さんにキリバスと気候危機、海洋プラスチックごみとSDGsの話をさせていただきました。
リラックスした雰囲気ながら、時には笑い、時には真剣に考え、熱心にメモを取り、90分の講演中本当に熱いまなざしで真剣に話を聞いてくれた姿に、心が震えました。最後の質疑応答や感想発表でほとんど全員の生徒の手が上がったことには、本当にびっくりしました。
「自分事」をテーマに学習を進めていたそうですが、「今回の話は卒業前にまさにその集大成でした」と先生からご感想をいただいたことに、キリバスの未来の子供たちの故郷に計り知れない勇気と希望をいただきました。
どうもありがとうございました、そしてご卒業おめでとうございます!(ケンタロ・オノ氏のFace bookから)

  • こんな子供たちに育てたい、先生方の思いも伝わって来ます

  • キリバスはどこにある?子供たちが、地球全体を感じ始めます

  • 自分たちのあたり前が世界標準ではない、子供たちの心を揺さぶります

国立大学法人宮城教育大学附属小学校への出前授業
実施日 2021年3月1日
対 象 第5学年 3学級 児童119名

3月の初日、3月1日にいつも大変お世話になっている、仙台ユネスコ協会のプログラムで、宮城教育大学附属小学校の5年生の119名の皆さんに、キリバスと気候危機、海洋プラスチックごみとSDGsの話をさせていただきました。
附属小には過去3年、毎年お邪魔させていただいており、講話をきっかけに様々な取り組を先生たちのご指導の下、児童たちが行ってきました。児童の皆さんのあの熱いまなざし、そして先生方の熱い心に、キリバスの未来の子供たちの故郷に大きな勇気をいただき、私の心も震えました。また5年生の主任の先生とキリバスの接点にも、驚くと同時にとても嬉しくなりました。
今後この学校と仙台ユネスコ協会さんとのパートナーシップで、ちょっとしたプログラムを展開できないか画策しています。
今からとても楽しみです。どうぞ今後とも何卒よろしくお願いいたします!(ケンタロ・オノ氏のFace bookから)

  • 真剣にメモをとる子供たち、探究の力がついているのでしょう

  • キリバス式じゃんけん(日本人が教えた?)に興じる子供たち

  • 愛の反対は無関心~この子たちの未来を一緒に考えて欲しい、ケンタロさんの思いがこの1枚のスライドに凝縮されています

第11回SALON&ZOOM講座を開催しました。

第11回SALON&ZOOM講座
実施日  2021年2月27日
参加者  SALON参加 14名 ZOOM参6名 計20名
テーマ  みんなで生きいき音楽療法
講 師  会員 須佐凉子氏  音楽療法士/日本音楽療法学会代議員

新型コロナ感染症のため、1年間にわたる自粛生活を送ってきた私たち。知らず知らずのうちにストレスをため込み、心身共に疲労しているのかもしれません。そんな中、古来より医療との関係が深く、様々な場面で生活の中に存在している音楽の力を借りて心の安定を図ろうとすることは、自然なことといえます。
講師は、会員の須佐凉子さん。現在、日本音楽療法学会代議員、宮城音楽療法研究会代表を務め、障害児者施設や特別支援学校、高齢者施設、そして、仙台オープン病院緩和ケア病棟で終末期音楽療法を実践している第一人者です。様々な珍しい楽器と巧みな話術に引き込まれ、いつしか皆の顔もほころび、マスクの中で口を大きく開けて?久しぶりの歌を楽しみました。
コロナ禍でスタートしたSALON&ZOOM講座の2020年度最終回にふさわしい講座となりました。

  • 講師の須佐さん、参加者を引き込む配慮と工夫が随所に

  • 楽器を持つと気分も上がります⤴

  • ZOOMの先の皆さんも一緒にノリノリ

第23回子ども絵画展の受賞作品を紹介します。

1月19日~23日に開催予定の子ども絵画展の展示会は、新型コロナウイルス感染拡大のために、中止とさせていただきました。
展示会を楽しみにしていた皆様には申し訳なくお詫び申し上げます。応募いただきました作品のうち、受賞作品27点を掲載いたします。

  • 宮城県知事賞(小学)

  • 宮城県知事賞(中学)

  • 県教育委員会賞(小学)

  • 県教育委員会賞(中学)

  • 仙台市長賞(小学)

  • 仙台市長賞(中学)

  • 市教育委員会賞(小学)

  • 市教育委員会賞(中学)

  • NHK仙台放送局賞

  • 読売新聞社賞

  • 朝日新聞社賞

  • 毎日新聞社賞

  • 河北新報社賞

  • 東北放送賞

  • 仙台放送賞

  • 宮城テレビ放送賞

  • 東日本放送賞

  • エフエム仙台賞

  • JR東日本東北総合サービス賞

  • 三菱鉛筆東北販売賞

  • 日本ユネスコ協会連盟賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

  • 仙台ユネスコ協会賞

キリバスのヒアリングを実施しました。(12/30,1/6,1/21)

ユネスコ未来共創プラットフォーム事業の一環である、キリバス民間ユネスコ協会設立準備のために、3名の方にヒアリングを実施しました。キリバス国内の文化や教育、自然環境保護など多岐に渡り現状や問題点などを教えていただきました。
また今後も本プロジェクト実現へ協力や期待の言葉もいただき、来年度以降もしっかりと進めて行こうと決意を新たにしました。

  • 第1回ヒアリング(2020年12月30日)
    アニータ・ユメミ・ジョング氏
    (ヒマワリ・エンタープライズ)

  • 第2回ヒアリング(2021年1月6日)
    アノテ・トン氏
    (前キリバス共和国大統領)

  • 第3回ヒアリング(2021年1月21日)
    レシーナ・カトキター氏
    (キリバス教育省 政策・計画・研究開発局長)

第10回SALON&ZOOM講座を開催しました。

第10回SALON&ZOOM講座
実施日  2020年12月26日
参加者  SALON参加 9名 ZOOM参11名 計20名
テーマ  市民が守り育てる公共施設~宮城県美術館の現地存続活動~
講 師  西大立目祥子氏  フリーライター

宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワークの共同代表の一人として注目を集めてきましたが、元々「まち遺産ネット仙台」を立ち上げ、歴史的建造物の保存活動を推進してきた西大立目さん。ユネスコ会館が解体された時も、歴史的価値を有する建物として、足を運んだとか。講座の概要をご自身にまとめていただきました。
『地域を歩き、足元にあるものの価値を見出していく「地元学」の視点で、地域づくりや歴史的建造物の保存活動を行ってきました。
宮城県美術館の現地存続を求める活動では、公共的な場所を維持していくために市民が積極的に関わっていくことの必要性、行われてきた活動を次代へ伝えていくことの大切さを痛感しています。それはユネスコの趣旨にもつながるものです。』宮城県美術館の歴史や価値についてのお話は、「ブーツの娘」の作者である佐藤忠良氏にも繋がり、仙台ユネスコにとっても貴重なお話をいただけたと思います。

  • 講師の西大立目氏

  • SALONで熱心に聞き入る皆さん、年末とあってZOOM参加が多い回になりました

  • 「ブーツの娘」の作者である佐藤忠良の作品がたたずむ忠良館

第9回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)を開催しました。

第9回SALON&ZOOM講座
実施日  2020年11月27日
テーマ  ベルガモ大学大学院生とのZOOM交流「子供の頃の遊び」
参加者  ベルガモ大学 8名  仙台ユネスコ協会青年部 8名  計16名

今回のテーマは「子供の頃の遊び」。青年部からは鬼ごっこ、あやとり、たまごっち、折り紙、親ユの方からは羽根つき、百人一首かるたが紹介されました。ベルガモ大学の田中先生は、授業が早く終わると生徒さんと折り紙を折ることがあるとおっしゃっていました。
日本の伝統的な遊びを、外国の方が楽しんでいるのを想像すると、とっても温かい気持ちになりました。ベルガモ大学の学生さんからは、みんなでできる簡単な遊びや、イタリアのボードゲームなど、さまざまな遊びを紹介していただきました。日本と似ている遊びがあるなど、面白い発見もありました。どの遊びも楽しそうで遊んでみたくなりましたが、私が特に興味を持ったのは「Nascondino(ナスコンディーノ)」というイタリアのかくれんぼです。イタリアではかくれんぼの国際大会が行われていると聞き、とても驚きました。
ベルガモ大学のみなさんは日本語がとてもお上手で私自身、自分が普段話している日本語が本当に正しい日本語なのか考えさせられました。今年度は例年のような活動があまりできませんでしたが、こうして外国の方とネット上で関われたことを通し、コロナの状況下でも物事を別の視点からみてみると、新しい出会いなどのプラスな一面が隠されているのだなと思いました。(青年部 吉田彩音)

  • ベルガモ大学学生たちの日本語でのプレゼンテーション

  • 吉田さんが興味をもったナスコンディーノ

  • クリスマスシーズン…プレゼピオの説明

  • 田中先生宅のプレゼピオ

  • 参加した日伊の学生・青年たち

第8回SALON&ZOOM講座(生け花講座)を開催しました。

第8回SALON&ZOOM講座
実施日  2020年11月20日
参加者  ベルガモ大学9名 仙台ユネスコ協会7名 計16名
テーマ  日本文化に触れる「日本人と生け花」
講 師  理事 村井えみ子氏  華道草月流師範会元顧問

ベルガモ大学大学院生向けの「日本文化に触れる講座」の一環として開講した特別講座。青年部や会員にも声がけし、協会からも数名が参加しました。村井理事は「草月流」のお話をされましたが、流派を越えて流れる日本人の心を伝えたい、との思いで話されたとのこと、日本人の暮らしの中に取り入れられてきた「庭の花」から「芸術作品」まで、たくさんの写真で紹介しながら説明しました。
予習をして講座に臨んだというイタリアの学生たちからの質問は、生け花の精神性にも触れる内容で、指導の田中教授から、これまでの講座の中で学生たちの反応が1番よかったとの評価をいただきました。
最後にイタリアの国旗のカラー(赤・緑・白)をイメージした生け花を披露、生け花の国際性もアピールしました。

  • ベルガモ大学大学院日本語学科の田中教授

  • 熱心に聴講するベルガモ大学の学生たち

  • イタリアンカラーの生け花、洋室にもマッチ

新規事業を展開します!

一般社団法人 SDGsプラットフォームから、「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業【海外展開を行う草の根のユネスコ活動】(文部科学省⇒SDGsプラットフォームの再委託)」を受託しました。受託期間は2021年2月28日までですが、3年計画で進めます。
以下概要です。

1.今年度テーマ「キリバス民間ユネスコ協会設立予備調査プロジェクト」
2.貢献するSDGs 4(質の高い教育をみんなに)、13(気候変動に具体的な対策を)、14(海の豊かさを守ろう)、17(パートナーシップで目標を達成しよう)
3.相手国  キリバス共和国
4.事業内容
⑴キリバス国内における民間ユネスコ活動のニーズ調査(来年以降、キリバスに民間ユネスコ協会を立ち上げる準備)
⑵キリバスを切り口にした国内におけるユネスコ活動の活性化
 ①企業/団体でのケンタロ・オノ氏の講演活動
 ②学校教育へのSDGsプログラム提案(今年度は小学校)

  • キリバス共和国の位置

  • キリバス共和国の美しい海

2020年度子ども絵画展作品の審査会を行いました。

11月13日(金)午後に仙台第一生命ビル6階会議室にて、子ども絵画展作品の審査会を開催しました。
今年はコロナ禍のため小中学校の夏休みが短かったことや外出自粛などの影響で、例年よりも少ない応募数でした。しかし、それぞれ個性あふれる力作ばかりで、受賞作品を絞るのがとても難しく、審査員泣かせの作業でした。
今年度の絵画展は、2021年1月19日(火)から23日(土)まで、東北電力グリーンプラザアクアホールにて開催しますので、是非ともお立ち寄りいただきご鑑賞ください。

  • 審査風景

  • 審査風景

臨時総会を開催しました。

11月13日(金)午前10時から仙台第一生命ビル6階会議室にて、臨時総会を開催しました。
現在の定款には「見なし理事会」条項がないため、災害や感染症の発生などで理事会開催が困難な場合は決議ができなくなる恐れがあります。そこで、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第96条に定める条項を当協会定款に加え、理事会でのみなし決議を可能とするものに改訂したい旨の説明を行い、又会員から頂いたご意見も紹介した後採決を行い、全員一致で可決されました。
(改訂版定款はこちら)

  • 総会風景

  • 総会風景

第7回SALON&ZOOM講座を開催しました。

第7回SALON&ZOOM講座 10月31日開催 講師 俳優/演出家 渡部ギュウ氏「文化トーク」
テーマ「仙臺まちなかシアター」という演劇活動~withコロナ時代の「文化活動」とは~
聞き手 ESD/SDGs委員会委員長 内藤惠子 参加者Salon11名 Zoom4名 計14名

文化の日を目前にした10月末日、「文化トーク」と題して、在仙の俳優、渡部ギュウ氏にお話しを伺いました。ギュウ氏の持つ肩書きは、俳優・演出家・ナレーター・講師…と多彩。仙台青葉祭りのプロデュースも手がけていらっしゃいます。在仙にこだわり、仙台の街中に演劇を根付かせる活動を広げようとしていた矢先のコロナ禍、三密を楽しむとも言える演劇を、withコロナの時代にどのように展開させていくのか、その思いを幾つかに項立てし、お聞きしました。
1つ目は、演劇と教育について。2つ目は、ご自身の俳優、演出家としてのこれまでの活動について。代表作、思い入れのある役や演出に込める思いなどをお聞きしました。3つ目は、劇場型ではない発表の場の開拓や、朗読劇の可能性について。4つ目は、社会にとって、人間にとって、演劇(文化活動)のもつ意味について。
語りは本職、よくとおる声で、時には考え込み、時には饒舌に語ってくださいました。
Salon参加者の皆さんからは、「深い話が聞けた」「今までなんとなく思っていたことを言葉にしてもらったような気がする」「物事の本質について考えている」などの感想が寄せられました。

  • 旧知の関係、対談は和気藹々と進みました

  • 大サービスで「朗読」を聞かせてくださいました

第6回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)を開催しました。

ベルガモ大学との2回目の交流を10月23日に実施しました。ベルガモ大学から6名、仙台ユネスコからは15名の計21名での交流でしたが、参加できなかった青年部8名が「自分の食紹介」で写真参加し、29名での交流となりました。2回目とあってリラックスした雰囲気に加え、トピックが「食・郷土料理」。楽しい会話が交わされました。
最初に、田中先生がベルガモ地方の郷土料理をプレゼンで紹介、大学院生たちもラザニアやストラッチャテッラなどを紹介しました。今回の驚きは、プレゼンテーションを日本語で作成していたこと!材料から作り方の手順まで、きれいな日本語で説明しました。青年部からはラーメン、おくずかけ、肉じゃがなど…日本酒の紹介もありました。大人も特別参加、餅料理と干し芋の作り方を披露しました。質問タイムに、シモーネさんが「ラーメンのスープを全部飲み干すのは身体に悪いと聞きましたが、本当ですか?」と質問、ラーメン屋でアルバイト中の三浦さんが「あまりよくないけど、作る側からすると嬉しい」と応え、盛り上がる一幕もありました。
次回のトピックは青年部提案で「遊び」です。子どもの頃の遊び、伝統的な遊びの紹介をするそうです。

  • Zoom参加の皆さん

  • ラウラさん紹介のストラッチャテッラ

  • りほこさん紹介のおくずかけ、宮城の郷土料理ですね

第5回SALON&ZOOM講座(青年部ベルガモ交流)を開催しました。

会員と一般市民向けに開講してきたSALON&ZOOM講座ですが、この活動の柱の一つに、「次世代育成」があります。「青年部」のZoomを利用した活動を紹介します。
村井理事のもとに、新型コロナウィルス感染症に苦しむイタリア ロンバルディア州ベルガモ市の窮状を伝える動画が届いたのが発端となり、青年部とベルガモ大学大学院で日本語を学ぶ院生とのZoom交流が実現しました。コロナ禍で活動が停滞していた青年部の国際交流の場とし、コロナを含め世界の状況に目を向けて欲しいと企画しました。ベルガモ大学には、日本語の実践の場として活用いただく事にしました。
9月25日、初回である今回は、ベルガモ大学から8名、仙台ユネスコは16名、計24名での交流になりました。ホスト以外の大人は傍聴に徹し、大学院生と青年部との交流を見守りました。驚いたのは大学院生たちの日本語力!田中先生の通訳が入ることはほとんどなく、日本語で自己紹介をしました。紹介後は、趣味、日本語を学ぼうとした理由、住んでいる街の紹介、お勧めの郷土料理などの質問が出て、続きを聞きたい、継続して行おう、ということになりました。
次回からはトピックを決めて交流します。

  • ホスト役の内藤委員長と交流の趣旨を説明する村井理事

  • ベルガモ大学院生、背景の壁には自作のお習字も見えます

  • 日本らしさを伝えるために、金屏風や能人形、扇の小道具も用意しました

第4回SALON&ZOOM講座を開催しました

第4回SALON&ZOOM講座 (東北地方ESD活動支援センター共催)
「The future we want(私たちが望む未来)~キリバスと今年の日本の夏から見えること~」
講師 (一社)日本キリバス協会代表理事 ケンタロ・オノ氏 東北地方ESD活動支援センター統括 井上郡康氏(対談) 参加者 Salon15名 Zoom10名 計25名

仙台ユネスコでのケンタロ・オノ氏の講演は2回目、7月の民間ユネスコ運動の日での講演を予定していましたが、コロナ禍で開催を断念、この講座が実現しました。講座は3部構成とし、第1部でオノ氏の講演をいただきました。帰化した自国キリバスの現状と、年々極端化する気象現象とそれに伴う気象災害、加えて海洋での廃プラスチック問題の深刻さを訴えられました。的確な映像で視覚に訴えるパワーポイントと巧みな話術に引き込まれ、1時間があっという間に。深刻な現実に衝撃を受けつつも、SDGsに希望を見いだしているというオノ氏の力強さに感銘を受けました。

第2部は、東北地方ESD活動支援センターの井上郡康氏との対談をセッティングしました。キリバスを数回訪問しているという井上さんは、オノさんに劣らずキリバスの魅力にとりつかれた様子で、継続支援している取組を紹介していただきましたが、問題の複雑さによる解決の困難さを感じているとのこと。最後に仙台ユネスコに期待することは何かとオノさんに問いかけたところ、「仙台ユネスコは希望の一つです」との回答で、私たちに委ねられた形になりました。

第3部では会場とZoom参加者との意見交換を試みましたが、質疑にはいたらず、オノさんの話をもっと伝えたいというオファーが目立ちました。

  • 危機的状況を熱く語るオノ氏

  • 廃プラスチック問題にも焦点を当てて。データが示す予測が恐ろしい

  • 真剣にメモをとりながら聞き入る会場参加の皆さん

  • SDGsの取組に希望をもっていると語るオノ氏

  • 熱く語る井上氏。お2人の信頼関係が伝わる対談の様子

第3回SALON&ZOOM講座を開催しました

第3回SALON&ZOOM講座 「こころの音」 講師 シンガーソングライター 佐藤美佐子氏 8月22日 参加者 Salon14名 Zoom10名 計24名

ピアノから音響機器まで自前で持ち込み、学校、病院、福祉施設等でライブ活動を続けている佐藤さん。
テーマはいつも「こころの音」としています、とおっしゃるその歌声に、心を奪われる人が多いと言います。文化を通した世界平和を願うユネスコの精神と、誰一人取り残さないというSDGsの理念を表現してくれるライブと考え、依頼しました。曲の構成を伺い、歌を聴いて、ユネスコの思いを十二分に理解し、表現してくださったと実感しました。
生まれ育った地域を想う「ふるさと」、白石市の歌「一白(自作)」、人との繋がりの大切さを込めた「糸」、SDGs持続可能な開発目標に通じる「瑠璃色の地球」、気仙沼の海岸の復興を願う「浜辺の歌」。
トークもお上手で、佐藤ワールドに引き込まれた、豊かな時間を過ごすことができました。
七ヶ宿町立七ヶ宿小学校の校歌を作詞・作曲した佐藤さん、中学校併設型小学校(小原学園)として生まれ変わった母校の校歌の制作も依頼され、地域の匂いのする校歌を作りたいと語っていました。地域に根ざし、歌い継がれる校歌が出来上がるのが楽しみです。

  • しっとりと、歌詞を大事に歌う佐藤さん。
    言葉とメロディーが心にしみてきました

  • 気仙沼との交流から書いていただいたという書の説明をする佐藤さん。会場の花は村井理事の作品です

  • 人数制限を設けたSalon会場

  • Zoom参加の皆さんは、それぞれの場所でゆったりと聴いているようでした

7月21日、新スタイルの活動(SALON&ZOOM講座)をスタートさせました

第1回SALON&ZOOM講座 「新事務局ライブ」 講師 ESD/SDGs委員会 7月21日 参加者 Zoom9名
第2回SALON&ZOOM講座 「一緒にユネスコ活動を考えましょう」 講師 見上一幸会長 8月1日 参加者 Salon10名 Zoom4名 計14名

コロナ禍の影響で、従来型の活動イベントが中止を余儀なくされる中、新たな様式を模索し、オンラインによる講座をスタートさせました。1回目2回目はzoom操作を含めたオンライン運営に慣れるためのトライアルと位置づけ、参加者を限定して開催。音声や映像もクリアで各視聴者との接続もスムーズにできました。

  • 第1回SALON&ZOOM講座
    「新事務局ライブ」

  • 第2回SALON&ZOOM講座
    「一緒にユネスコ活動を考えましょう」

6月29日、第77回定期総会を開催しました

6月29日(月)午前10時から、事務所が移転入居した仙台第一生命ビルの6階会議室に於いて第77回通常総会が開催され、「2019年度事業報告ならびに決算報告」、「2019年度監査報告」、「2020年度事業計画及び予算」、「定款の一部改正」が上程・承認されました。
今年は新型コロナ禍の影響で約1か月遅れの開催となりました。感染防止のため席の間隔をあけたり出席者全員がマスクを着用する等、例年とは異なる風景でした。
昨年度の重点活動方針である「SDGs(持続可能な開発目標)の推進」を今年度も引き継ぎ、役員並びに委員会が学校・企業・行政機関等との連携を深め、市民参加型活動を強化してまいります。
残念ながら8月までに予定していた活動は中止となってしまいましたが、下半期は活動内容や情報発信に創意工夫を加え実施していく予定です。

  • 机一つに1名掛け

  • 全員マスク着用

新型コロナウィルス感染対策を支援し、仙台市にマスクを贈呈しました

新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う「緊急事態宣言」が出され、自粛生活が続く中で、当協会においても、UNESCOとして何かできることはないか、という声があがっていました。理事会は書面決議、総会は延期と、話し合いもままならない中でしたが、早急にできることで支援しようと、複数の理事から手作りマスクの製作と、高性能マスクの安価での購入の提案がありました。
マスクの製作には、理事の他、日頃からユネスコの活動にご協力いただいている方に関わっていただきました。
材料の手配から奔走しましたが、それぞれご自宅で作成、500枚のマスクが完成しました。
一方、マスクの購入は、当協会の法人会員であるアイリスオーヤマ株式会社様のご好意によって実現しました。
5月14日、見上会長、松坂副会長、西條副会長、内藤副会長、企画した理事、広報担当参与が同席し、仙台市にマスクを贈呈いたしました。市からは髙橋新悦副市長が出席され、直接お手渡しすることができました。5,040枚のアイリスオーヤマのマスクは、ようやく始まる小・中学校と、災害に備える指定避難所へ配備するとのこと、また、手作りマスクは、20枚を直接副市長に、その他、子どもたちや障がいのある方々に関わる団体様、錦町庁舎でお世話になっている方々、自粛中も働かざるを得ない方々を中心にお分けしました。皆様に、大変喜んでいただきました。
まずは喫緊の課題に、仙台ユネスコ協会として支援できたことに安堵いたしました。ご協力いただいた皆様に感謝いたしますと共に、今後も当協会ができる支援や活動を、会員の皆様と一緒に考え、実行していきたいと思い、ご報告させていただきます。

マスク寄贈先
(1)プリーツ型マスク 普通サイズ 60枚入×84箱
       仙台市危機管理室→教育局様他
5,040枚
(2)手作りマスク 普通サイズ
       仙台市役所錦町分庁舎内
450枚
             障害福祉サービス事業所「とちのき」様 100枚
             仙台市手をつなぐ育成会「コキア」様 30枚
             庁舎管理室様 50枚
             観光課分室「青葉まつり協賛会」様 50枚
       仙台市長(秘書課)様 20枚
       特定非営利活動法人「せんだい杜の子ども劇場」様
             仙台市榴岡児童館、仙台市新田児童館 100枚
             特定非営利活動法人「子どもの村東北」様 100枚
  • 寄贈説明の挨拶をする見上会長。

  • 5,040枚のマスクは、見上会長から高橋副市長に贈呈しました。

  • 手づくりマスクは、企画した理事から手渡しました。市長にお届けしていただけるとのお言葉をいただきました。

  • 参加者での記念撮影。仙台市からは髙橋副市長の他、危機管理室 桝川室長、相澤係長が同席されました。

  • 髙橋副市長からは、寄贈マスクの配備先の説明をいただきました。協会からの要望に応えていただき、これから必要とされる場所への配備をお約束いただきました。

  • ユネスコ協会事務所でのマスクパッキング作業。ソーシャル・ディスタンシングで、みなさん間隔を置いての作業です。

  • 手作りマスク。綿100%の晒しと浴衣生地の2枚重ねです。

  • 高性能のマスクを寄贈できました。

  • 検品し、メッセージカードを添えて袋入れしました。

  • 一枚一枚心を込めて、アイロンでプリーツを押さえ、ミシンで縫製しました。