考えよう!!私たちの未来 ユニバーサル社会
大牟田市立大牟田中央小学校
参加人数 6年生 77人
/ゲストティーチャー
助成活動期間2023/6~2024/3
活動のねらい
誰もが住みやすい地域にするために、校区内の様々な施設見学を行ったり、市役所の町作り課の方のお話を聞いたりする。また、実際に地域を車椅子に乗ったり、アイマスクを付けて歩いたりすることで、自分たちの地域について、相手の立場になり考えることができるようにする。体験を生かした総合的な学習の時間を展開し、学習内容はもちろんのこと、各学年で身につけるべき資質・能力とのつながりを系統化して学習を行う。
活動内容
・6年生
まず、誰もが過ごしやすい町にするためには、どんなことが必要なのかと課題設定をした。次に、市役所の方をゲストティーチャーとして迎え、ユニバーサルな町づくりについての講話を受けた。そして、ゲストティーチャーと共に実際にアイマスクを付けたり、車椅子に乗ったりして外に出かけた。そこで駅前の音の出る信号や点字ブロック、段差のない歩道、郵便局の入口へ続くスロープなど様々な工夫を見つけることができた。そのことをグループでまとめ、リーフレット等で発信した。
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児童たちが市役所で講話を受けている様子
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児童が実際に車椅子に乗り、大変さを実感している様子(水たまりや狭い歩道)
助成金の使途
助成額 10万円
(下記費用を、助成金から充当)
内訳 | 使途 | 金額 |
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謝礼金 | 10,942円 | |
印刷製本費 | インク、製本機、製本ファイル | 68,448円 |
消耗品費 | 上質紙、コピー用紙、ラミネートフィルム | 28,440円 |
児童・生徒の変容
アイマスクを付けたり、車椅子に乗ったりする体験を通して、目が不自由な方や体が不自由な方が日常生活の中で抱えている困難さを実感することで、相手の立場に立って考えることができるようになった。それにより、学校内では低学年の子により優しく接することが多くなった。また、学校外でも、通学路の工夫を見つけたり、危ない箇所を見つけたりと、地域に目を向ける児童が増えた。
先生の声
・相手の立場に立って考えることができるようになった。
・児童が地域の認知症見守り訓練に自主的に参加した。
・地域の方と福祉について一緒に考える良い機会になった。
生徒の声
・車椅子に乗るのは、初め簡単だと思っていたけれど、体験してみてみるとまっすぐ進めなかったです。
・最初は簡単だと思っていたけれど、アイマスクを付けていると今の場所がどこなのかわからず不安でした。車椅子では坂ではまっすぐではなく、ななめにいってしまい、難しかったです。
学習成果発表の様子
体験を通じてこれから自分が何をすべきなのかをまとめたリーフレット
教材ダウンロード
資料なし