フレンドシップメンバーが中目黒小学校と落合第三小学校のゲストテイーチャーに 

 中目黒小学校は今回が二度目、しかも5日間にわたる授業でした。世話役の橋本武子さんの報告です。 

昨年11月から12月にかけて、中目黒小学校から再び国際理解教育に協力の要請があった。6月に引き続き前回協力してもらった人達に是非もう一度という要望だった。6年生の子供達がいくつかのグループに分かれてそれぞれの国の音楽、スポーツ、伝統的文化、遊び等を体験したり勉強しながら国際理解を深めようというものだった。日程が5日間、時間も午前だったり午後だったりで、フレンドシップメンバーの中でも自由になる時間を持っている人は極く数なのと、ある程度日本語力を要求されるということで、人選には大いに苦労した。残念ながら学校側の要望に100%応えられなかった点もあり、御迷惑をおかけしてしまった。協力された方々は前回に引き続きインドのランガラージャンさん、イランのマリアさん、サフィーさん、新たにフィリピンのパトリックさん、ハンガリーのスザンナさん、インドネシアのデミーさん、台湾の張さん、バングラデシュのアクラムさん等10名の面々。かなりハードスケジュールだったが、終わってから、とても楽しかったとか、もっと日本語を勉強したい等の感想が寄せられた。 更に2月には第五中学校からも要請を受けており、今後このような活動を通して、少しでも子供達が異文化を受け入れることに喜びを感じてくれるように努力をしていきたいと思う。橋本(副会長)

  その後、生徒さんからは沢山のお礼の手紙が届きました。フレンドシップメンバーはその又お返事を書きたいそうですが数が多くて大変です。誌上にお気持ちとご感想をを書いていただきました。 
 その1 イランはどこにあるか、どんな国かを話しました。料理と食べ物は日本と少しちがいます。イランでは豆類をたくさん食べます。子どもたちは静かに私たちの話を聞いていろいろ質問しました。子どもにみんぞくいしょうを着せたり、ペルシャ語の字で子どもたちの名前を書きました。イランの家庭料理のククをつくりました。じゃがいもの料理です。せいとたちはじゃがいもをおろしたり、まぜたりしてたくさん手つだってくれてたすかりました。私は5回この小学校に行ってせいとたちのじゅぎょうを見てすばらしいと思いました。私にとってもたいへんいいけいけんになりました。さいごの日は子どもたちはイランについて新聞みたいな大きなかみに今まで勉強したことをとてもきれいに書きました。一目で子どもたちがじしんたっぷりなのがわかりました。日本をつくるわかものをたいせつにしましょう。 この間せいとたちからてがみをもらってとってもうれしかったです。さむさのなかでてがみをよんで心の中まであたたかくなりました。私ももう一度せいとたちにあいたいです。(キャスマイ マリア)
 その2 中目黒小学校の6年生の子どもたちへ
私にお手紙を書いてくださって、心からありがとうございました。みなさんのお手紙を一枚ずつ読んで、ほんとうにおどろきました。よくがんばって、じぶんのきもちを伝えたてがみはとってもすばらしかったとおもいます。 私は二回しか行かれなかったのにとてもいい思い出になりました。あの日、みなさんにてつだっていただいて、いい料理を作れました。それはみなさんのおかげです。 あなたたちのごしんせつをけっしてわすれないです。どうもありがとうございました。みなさんは、りこうだし、あたまがいいし、よくがんばって勉強していますので、すごくすばらしいと思います。 いいしょうらいをおむかえください。勉強にがんばってね。よろしくおねがいいたします。(サフィー サムサム)
 その3 プログラムは11月から12月にかけて2時間ずつ5回行われた。担任の先生に決められた主題は色々あって、すなわち料理、歌、おもちゃ、音楽、ゲーム、手芸、スポーツとダンスを5回担当することになっていた。この中から私達は一つを選ばなければならなかった。 6年生の2クラスは主題にそって5人〜13人のグループに分けられた。私は一つのグループで5回一緒に勉強するつもりだったが、自分は専門家ではないので、準備をするのにもう本当に大変苦労してしまった。つまらなくならないように、あまり関連していない話題も色々入れてしまった。 外国人の数が足りなかったので、私は二つのグループを担当して、それぞれ子供たちによろこんでもらって安心した。子供たちは遠慮せず、私とコミュニケーションをとって、おとなしい子供も意見を言ってくれた。自分でわざわざ遠くまで図書館へ行って関係のある本を借りたり、インターネットで資料を調べてコピーをとったり、家から色々持って来たりしてくれた。 私の努力を何でも一生懸命関心を持ってくれて本当に感激した。みなでずっと仲良く楽しくできてとてもうれしかった。(紀平スザンナ)
 
 生徒さんのお手紙も折を見て是非ご紹介したいと思います。
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