アフガニスタン遺産救済緊急アピール
破壊即時停止を求める署名と文化遺産を守るための募金活動開始
アフガニスタンのイスラム原理主義勢力・タリバーンが、バーミヤン石窟を含む文化財破壊の指令を発しました。破壊の状況については現在(3月10日)不明の部分が多いのですが、ユネスコ本部を中心に(社)日本ユネスコ協会連盟、日本アフガニスタン協会等関係者一同対応に奔走しております。急遽5000通の署名と外務大臣の親書を携えた国会議員団も現地に向かいました。日本ユネスコ協会連盟ではさらに署名運動を継続し、人類共通の文化遺産を守るための募金活動も開始しました。本誌に同封された署名用紙を活用されご家族・友人の署名をお願いいたします。
署名の送り先 1 郵送 〒150-0013 渋谷区恵比寿1-3-1朝日生命 恵比寿ビル12F
(社)日本ユネスコ協会連盟
2 FAX 03-5424-1126
募金の送付先 第一勧業銀行 恵比寿支店 「バーミヤン遺跡救済基金」
(普)1540286
|
目黒ユネスコ協会顧問の服部英二氏はかつてユネスコ本部勤務中にシルクロード探査を企画実施し、東西文明の十字路において文明が開花したことに着目し、日頃から異文化交流の大切なことを説いておられます。まさにその十字路において破壊活動が始められたことに心を痛めこの度「文明間の戦争を許すな」の記事をお寄せ下さいました。一面に掲載いたしましたのでぜひ熟読玩味され問題の本質を理解する一助にしていただければ幸いです。
「追記」
記事を頂いた3月8日現在では破壊の状況は不明で一縷の望みがありまし た。その後破壊が決行されたとの知らせに服部氏は大変衝撃を受けていらっしゃ
います。記事を取り下げることも考えましたが、「文明間の戦争を許すな」との
氏の忠告を厳しく読みとり受け取るためこのまま掲載を続けさせていただきます。
(社)日本ユネスコ協会連盟事務局より書きそんじハガキ整理ボランティアのお願い
目黒ユネスコ協会の皆様には、書きそんじハガキの呼び掛けや整理で大変お世話になっております。改めて心より御礼申し上げます。
今年も2月に入り、恵比寿の事務局には全国各地から山のようにハガキが届いております。(ちなみに2月19日の週だけで118件のハガキが届きました)職員一同驚きながらも、集めた皆様の苦労と努力に感謝の毎日です。
現状といたしましては、整理の方がなかなか追いつかず、約300件が未整理の状態にあります。 そこで、近郊のユネスコ協会(東京都内と市川市)へ整理ボランティア協力のお願いをさせていただき、皆様と力を合わせて3〜4月中に大部分の整理を終了したいと思います。
一日だけでも構いません。ユ協間で交流をしながら、にぎやかに作業をしたいと思いますので、どうかお力添えをお願い申し上げます。
(社)日本ユネスコ協会連盟(担当:近藤)
目黒ユネスコ協会員のみなさまへ
ハガキの整理を、日本ユネスコ協会連盟(渋谷区恵比寿1-3-1恵比寿駅下車5分)で平日(時間はご都合のつく時間で結構です)お手伝いいただける方は下記のいずれかにご連絡ください。初めてご参加くださる方並びにご不明の点などありましたら宮崎がご説明いたします。
連絡先 日本ユネスコ協会連盟 総務部 03-5424-1121 目黒ユネスコ協会 国際支援活動委員長 宮崎富美子
03-3701-3783
〜〜 昨年1年間の書きそんじハガキ実績は579,723枚
⇒換算額23,188,920円。まさに山・山・山でした。〜〜
その他の募金と併せて発展途上国の識字活動に生かされます。
|
次ページ へ
|
 |
日ユ事務局での近影 まちだ・さがみユ協会員と鈴木日ユ理事
最近まで、目ユ協が地元の利を生かしてほとんど一手引受の状
態でした。日ユのホームページの写真も宮崎さんはじめ目黒の顔見知りばかりが掲載されています。その大変さを見かねて今回の日ユの呼びかけになったものです。みなさんどうぞご協力下さい。 |
|
|