No. 200-2

第14回 国際交流青年リトリート
 報告
 
日時:場所 2003年7月31日(木)〜8月2日(土)目黒区 区民青少年自然の村  長野県 和田村
主催: 目黒ユネスコ協会・青少年対象活動委員会 委員長今畑希美、副委員長楠原武志
後援: 目黒区教育委員会、目黒区国際交流協会、駒場留学生会館、(社)日本ユネスコ協会連盟
参加者: 7カ国(日本・イエメン・韓国・台湾・中国・ネパール・チェコ)の学生及び社会人33名
      アドバイザー及びユネスコ学校指導者6名、ユネスコ学校生徒6名 合計45名 
今年のテーマ:「世界にもう一人の親友を作ろう」
日程に沿って: 
第1日: 早朝7時30分に中目黒を出発したバスは途中順調に進み、ほぼ予定通りの12時に現地に到着した。昼食、開村式、国旗紹介。白己紹介と交流のためのアイスブレークゲーム。スポーツ大会(借り人ゲーム、3人4脚、サッカー、バドミントンなど)
夕食はバーベキュー(照明なしで真っ暗、しかも薪が湿っていてなかなか火がつかず悪戦苦闘の食事だった、それでも楽しかった?)
第2日: 朝6時半。ラジオ体操に10数名参加。林間散策。朝食後、橋永隆行さんの「ユネスコ紹介」。手製の絵は好評。9:00から6班に分かれてディベート。昼食をはさんで3:00まで参加者全員が真剣にテーマに取り組み意見を戦わした。3:30平田副会長のレクチャー「グローバリゼーション」やさしい解説を交えて問題への関心を問いかけられた。
 夜。キャンプファイヤーと花火大会。例年と同様、火の神様:田島顧問の点火式、各班の出し物とダンス大会。ユネスコ学校の中学生6人や元管理人さんのお孫さん小林裕貴君(友人を連れて来た)も青年達と打ち解けて一緒に楽しんだ。
第3日:他国紹介。旗寄せ書き。メッセージ交換。旗の下で記念写真。昼食弁当。定刻1:30出発。7:00中目黒到着。解散。
 参加人員が少なかったこともあってか、全体の行動が良くまとまっていたと思う。リーダー以下スタッフ陣の努力は賞賛に値する。(初参加のスタッフもいた)初企画のディベートは、全員が参加できる良いプログラムだった。三日間天候にも恵まれ(星は見られなかったが)、事故も無く順調な三日間だった。
写真:橋永隆行さんの「ユネスコ紹介」(手作りの紙芝居を使って)           広報清水記
 
     「優しく力を貸してくれた友達に感謝」 崔  瑛恩(チェ ヨンウン 韓国・女性)
 
 今度の夏、日本へきて迎える初めての夏休みの旅行で「Let's make another best friend in the world」というテーマで開かれた14回国際交流青年リトリ−トに参加しました。
 旅行というのはどこに行くかも大切ですが誰と行くかによって旅行の楽しみが違うものですから、いろんな国からきた同じ年頃の友達と一緒に旅行が出来るこのリトリ−トに期待をかけて参加しました。初めの日みんな集合場所に集まってバスへ乗るまではまだ互いによく知らないし、私の日本語もあまりうまくないから、話すのも緊張してよくできなくて果たして2泊3日をどう過ごしたらいいか心配になりました。でもバスに乗っているうちに心配はなくなっていました。バスの中でしたレクリエ−ションを始め、アイスブレイク、スポ−ツの時間などを一緒にすごしながら、まるで昔から知っている友達のようにいろんな話ができるようになりました。
 2日目のディベ−トの時も自分が言いたいことが外国語で話そうとしても、ちゃんとできなくて苦労していた私にみんな優しく力を貸してくれて無事(?)に終わることができました。その後のキャンプファイヤ−ではいろんなことを一緒に成し遂げたという達成感で十分楽しめました。
 3日目の最後、今度のリトリ−トについてのアンケ−トをしましたがその中で「あなたはここで友人になりそうな人がいましたか」という質問がありました。友人というのは長い間一緒にした思い出が積ってできるものですからまだ友人になったとは言えないですが、友人になりそうな人と言えばもちろんみんなそうですから私は「はい」と書きました。 今度のリトリ−トで会えた友達と「Let's make another best friend in the world」というテ−マをかなえるためこれからも頑張ります。           写真:ディベート決勝戦の討論風景



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