研修活動委員会は世界の平和を願うユネスコ精神の一つである「お互いを知りお互いを理解し合う」を活動の基として、目黒ユ協の会員は勿論のこと、広く一般の人たちにも学んでいただける機会を提供しています。 特に今年は目黒ユネスコ協会の創立50周年を迎える記念すべき年です。より充実した企画を遂行し皆様と共に多くのことを学んでいきたいと思っています。
年間の活動
1.ユネスコ国際文化交流講座 (一般開放)
a. ユネスコ文化講座 (年5回) (目黒区教育委員会の委託)
b. 語学研修講座 (年3コース/各15回) ( 同上 )
2.会員語学研修 通年 (目的:会員各自の語学習得/ユネスコ活動推進)
3.研修会参加 (日ユ協連・都ユ連・目黒区国際交流協会等の研修講座)
現在の講座数・受講者数
上記の1.b 語学研修講座(中国語・スペイン語)約60名、
2. 会員語学研修(英語・フランス語・イタリア語・ハングル・中国語の10クラス)
約110名の方々が勉強しています。
昨年の文化講座
「世界遺産取材記−スペイン編」は大変好評で続編を望む声もあり、出来れば実施したいと思っております。今年も文化講座により大勢の方の参加をお待ちしています。また、この活動を手伝ってくださる方ご一報ください。
研修活動委員長 清水嘉男
交流活動委員会は、会員相互の交流を目的とした委員会です。日本人会員9人、フレンドシップメンバー16人の委員で企画し活動しています。今年度はフレンドシップメンバーも私たち日本人と同じレベルで一緒に活動してほしいと思ってスタートしました。ところが、なかなか思うようにはいきません。ほとんどのフレンドシップメンバーは目黒ユネスコ協会の日本語教室で日本語を学んでいる外国の方たちなので、何かの都合で日本語教室をやめてしまえばこの活動への参加も自然消滅です。でも、始めたばかりです。少しずつでも理想に近付けていく努力を続けて参ります。

しかし、そんな中で、昨年9月、韓国のフレンドシップメンバーによるユネスコサロン「韓国を知ろう!」が開催できたことは大きな喜びでした。これを機に他の国の方々が続いてくれることを期待しています。
交流活動委員会は、ユネスコ精神の具現化のために何ができるのでしょうか・・・。ユネスコ活動はできても、ユネスコ運動は難しい。でも、ユネスコ活動に参加し、人の輪を広げ、外国の友人を作ったら、友だちの国の問題が身近に感じられ、平和を願う心が自然と生まれるでしょう。
交流活動委員会は、気軽に楽しく参加できる活動を企画し、より多くの日本人会員の交流を促進し、そこにフレンドシップメンバーを巻き込み人の輪を大きくしていきたい。そのためにも、特に新入会員へ積極的に働き掛けることを今年の目標の一つといたします。
そして、フレンドシップメンバーが活動の受け手から送り手になり、ユネスコの活動を身をもって理解し、それぞれの国へ帰った後、それぞれの国でユネスコの精神が生かされたらどんなに素晴らしいことでしょう。
10年前の記念誌のタイトルは『地球の上の小さな地域から』でした。ユネスコの心が、さらに活動がこの目黒から世界へさざ波のように広がっていくことを50周年を迎える年頭の希望といたします。