No.204-3


ここでも寺子屋運動
 
エッ!?成人式会場で募金活動を??(…はて???)
                            
 ユネスコ会員になってからまだ日が浅い私は、一見関係なさそうに思えるこの二つの事項をつなぎ合わせるのに、少々時間を要してしまった。聞くところによると教育委員会は、去年初めて募金箱を会場内に設置、全国にさきがけての試みだという。
 たとえ目立たぬブースでも、「成人のつどい」においてこのような有意義な活動に参加できたことを、大変嬉しく思った。
 
 通常、我々が募金するときの心の状態というのは、ほんわかしていて優しい気持ちのときだろうと思う。嫌〜な気分であったり不安や問題が山積み、というようなときは見向きもしないし、そういう余裕も生まれない。この度は、晴れがましく、そして喜ばしい気持ちに包まれた彼等が自己の存在を改めて見つめ直し、幸せを認識できたとき初めて自然発生的に「募金する」という行動に結びついていくのだろうと思う。その流れを会場内にいる私達は、肌で感じることができた。そして、お互いが通じ合えたのではないだろうか。ナカナカヤルジャナイノ、新成人の皆さん!!
 
 成人(ハレ)の日に、自分にイイこと、他人にもイイこと。募金を通じて何かを感じ、きっかけや原動力になっていけばいいなと、切に願う。このような活動を浸透させるには時間がかかるが、まだ始まったばかりだ。 〜目黒ユネスコ発、ほんわか優しいココロ〜                                             林 真知                     
 
1月12日(祝)「目黒区成人の日のつどい」会場となっためぐろパーシモンホールは華やかな新成人であふれた。第二部は、一般区民も参加して「おめでとうコンサート」が開催され、ピアノとマリンバの演奏が行われた。ピアノは目黒ユネスコ協会ではおなじみの白石光隆氏。マリンバは若手有望演奏家として期待されている高屋敷祥一氏で、お二人とも目黒区立の小中学校の卒業生。演奏の合間に、白石氏が谷川俊太郎「生きる」の詩を朗読し、引き続きマリンバが心にしみいるような演奏を披露し会場はクライマックスに達した。最後はショパンの英雄ポロネーズの華々しい演奏で新成人の門出を祝いお開きとなった。

 
パソコン教室(基礎)
 
パソコンを覚えてもっとユネスコのお手伝いをしたいという会員のために、事務局で土曜日の午後1時から2時間位講習会をテストケースとして始めています。Eメールの送受信・インターネットの検索・ ワード・エクセルそして一太郎が出来るようになればというのがとりあえずの目標です。勿論、ホームページを手伝いたいという方も大歓迎。 基礎をものにして、次のステップへという方もぜひご参加下さい。      事務局まで           写真:前列右から2人目・講師役のジョティさん
 

50周年記念 アメリカ青年による目黒ユネスコ コンサート(詳細次号)
         ストリング・アカデミー ヴァイオリン・ヴィルトウオーゾ 演奏会
      日時:6月11日(金)19時開演
      会場:めぐろパーシモンホール 大ホール
  出演:インデイアナ大学 ストリング・アカデミー
      ヴァイオリン・ヴィルトウオーゾ
全米から選ばれた15歳〜18歳の若きトップヴァイオリ
ニスト9名とピアニストのチーイー・チェンにより構成  される演奏グループ ご期待下さい
 


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