No.205-2

創立50周年に際し、理事会・各委員会とも新しい動きが見られます。中でも法人化の計画は重要です。計画は理事会で承認され、副会長の平田さんを中心に準備・検討が進められています。意義と問題点をまとめて頂きました。

特定非営利法人化する意義

目黒ユネスコ協会は、今年で創立50周年を迎えます。これを機会に今、特定非営利活動法人(NPO)化しようという動きがあり、理事会で活発な議論がされています。

そこで、なぜNPOにする必要があるのか考えてみましょう。
@ 法人名で不動産登記ができます。将来はともかく今のところこれは、私たちにはあまり関係がありません。 
A 銀行口座を法人名で開設できます。今は、会長の個人名で口座を設けています。団体名で行えれば団体の経理が明確にな ります。
B 契約を法人名で締結できます。任意団体では、団体名で契約できないこともあり、契約締結する個人が責任を負うことになるおそれがあります。今まで、こういう事態になったことはありませんが、今後の  対応のために備えたいと思います。
C 会計書類の作成や書類の閲覧など、法に定められた法人運営や情報公開を行うことにより、組織の基盤がしっかりして、社会的信用が得られます。
D 国税庁長官から認定を受けた特定非営利法人(いわゆる認定NPO)については、税制上の優遇措置があります。これには別の条件があり、今すぐに適用されるものではありませんが、今後の展望の中で検討されていく課題です。

一般論としては、以上のような意義がありますが、創立50年を迎え、会員数も多くなってきている現状を踏まえ、目黒ユネスコ協会としては、できるだけ堅実で、公正性を確保し、透明性の高い、しかも民主的な運営ができる団体となっていくことが、将来にわたってユネスコ活動を行う方々への責務ではないかと考えます。私たちは、幸いにも、目黒区・目黒区教育委員会のご配慮により、五本木小学校内に事務所を設けることができましたが、特定非営利活動法人(NPO)となることにより、一層対外的にも信頼を得ていくことができるのではないかと考えております。法人になると経理事務や関係書類の整備など、よりきめ細かくする必要がありますが、これも健全な団体運営上から必要なことであろうと思います。今後、5月の通常総会を法人化のための設立総会とさせていただくように準備をしたいと考えておりますが、会員の皆様の忌憚の無いご意見をお寄せいただきたいと思います。
                             50周年記念行事委員会・委員長、副会長:平田康夫


2月の理事会報告

理事会は毎月開催されています。会員の傍聴は自由です。毎週水曜日午後1〜3時事務局会議では会員の参加・発言を歓迎しています。どなたも積極的にご参加下さい。そしてお知恵をお寄せ下さい。

■ 日時 2/23(月) 18:30 ~ 事務局
■ 議題                  
  1 会員の入退会について 承認
   (入会) 一般会員 7名 フレンドシップメンバー(外国人会員)10名 
   (退会) 2名 (転居先不明者および申し出)
  会費未納者の扱いについて  年度末に際しハガキにて振り込み要請をする。
  2、活動計画&報告 承認

  第51回通常総会 5月22日13時30分〜 守屋教育会館第6研修室
■ 委員会報告および協議
◆急遽開催音楽会の実施 グルジア <アンサンブル ムツヘタ>ライブについて
    2/21(土)五本木小学校体育館 約150名参加 好評・盛会
◆その他各委員会の活動等について検討・報告・協議
   ○研修  16年度委託語学講座候補&会員研修長期少人数クラスにつき検討
   ○交流  〇2/28(土) お雛さまを作ろう 〇3/13(土)インドを知ろう 準備順調
   ○青少年  岩手江刺市立江刺第一中修学旅行生5~6名の事務局訪問(4.16/金)受入れ準備中
   ○ユネスコ学校  現状報告  東ヶ丘荘の今後につきさらに情報収集
   ○日本語教育  冬期最終日3月18日  春コース 4/6〜7/15
   ○国際支援  書きそんじハガキ回収特別キャンペーン終了。小・中学校・住区等から回収開始
   ○芸術文化  6/11 インディアナ大学 
     ヴァイオリン・ヴィルトウオーゾコンサート ヴァイオリニスト9名+ピアニスト1名による演奏会 チラシ準備中
   ○広報  ショートニュース3月号(日本語・英語) 3/10発行 4月以降の日程も内定
    50周年 NPO法人化、子どもの詩の発行準備、記念行事について検討
   ○事務局  その他 次年度予算関連事項等検討

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