No.206-2

通常総会 及び 特定非営利活動法人設立総会の開催

 5月22日(土)午後には目黒ユネスコ協会第51回通常総会を予定しています。今回の通常総会に重ねて、その時を同時に特定非営利活動法人目黒ユネスコ協会(以下「NPO法人」といいます。)設立総会としたいと理事会では考え今その準備がされています。
 通常総会では、いつものように新年度の活動計画、予算の決定そして前年度の活動報告、決算の承認が議題となりますが、この任意団体がNPO法人に移行することを前提にすると、NPO法人が成立した時点で解散するという議決が必要になります。また解散に当って事業終了の報告と決算をして、新たなNPO法人に財産その他を引き継ぐことを決定していただく議決が必要です。また役員等は解散時点で任務を終了しますので、このことも議案とする必要があります。
 NPO法人の設立総会には、先ず設立趣旨書と定款の議決が必要となります。事業計画と予算は当該年度と翌年度、つまり平成16年度と平成17年度のものが必要です。新しい法人のための役員の選任、またその職務及び報酬の有無や額の決定、会員の規定や入会金及び会費の額の決定、事務局の組織及び運営に関することの議決、その他運営に関する重要事項があればそれも議題となります。
 NPO法人設立総会後速やかに書類を調えて都庁に申請しますが、申請書類の縦覧に2か月、縦覧期間を含めて受理日から4か月以内に都の審査があり、それから認証決定となります。さらに認証決定通知書受領から2週間以内に登記が必要になりますので、NPO法人が本格的に動き出すのは秋口になるでしょう。
 このように手続きには時間がかかりますが、NPO法人になることにより、目黒ユネスコ協会は一層社会的に責任を負うとともに透明性、公正性を増し、意義ある活動がされていくようになりますので、会員の皆様のご理解とご協力を頂きたいと思います。
 なお、NPO法人に参加するか否かは大切な意思決定でありますので、総会開催に当って会員の皆様の意思確認をさせていただきたいと考えております。      50周年記念事業委員長・副会長 平田康夫

2003年度書きそんじハガキ回収キャンペーン終了・ご協力に感謝
国際支援活動委員長 茶谷芹子
    ハガキ
区内小学校 22校中 18校 1,610枚
区内中学校 12校中  3校 420枚
区役所職員 607枚
住区センター・社会教育館など 1,404枚
区民・目黒ユネスコ会員 429枚
未使用テレホンカード 113枚
 
回収したハガキは、小・中学校からのものはそのまま日本ユネスコ協会連盟へ届け、その他のものは目黒ユネスコ協会で現金化し、『ユネスコ世界寺子屋運動』の資金として支援先へ送ります。
 この運動は、キャンペーン終了後も引き続き行います。いつでも受け付けておりますので、事務局宛に送ってくださいますよう、お願いします。

各種カード・使用済の切手やテレホンカードの回収は行っておりません




日本ユネスコ協会連盟(恵比寿・朝日生命ビル)には大量のはがき類が集まっており、整理ボランティアを 必要としています。 スタッフに応募なさる方は、直接または目黒ユネスコ事務局までご連絡ください。

インドスタディーツアーに参加して

青少年対象活動委員会副委員長 楠原武志 (大学生)
 今回のスタディーツアーは321日から45日まで高校生から社会人まで18人でインドに行くというものでした。ユネスコの活動の中で最も重要だといっても過言ではない寺子屋の活動の様子を実際に目で見てきて、豊かさや貧困について深く考えさせられました。これらのことを普段考えることがほとんどないので貴重な経験だったのではないでしょうか。そしてさらに自分の感じたことをより多くの人に伝えていき、より多くの人にユネスコに興味を持ってもらえるように努力していきたいと思います。
 
   日ユ協連の主催するスタディツァーはユネスコ・世界寺子屋運動の支援先である、カルナータカ州のゴカック郡を訪れ、開発から取り残された地域の人びとのための識字教育支援や職業訓練などに触れるように企画されました。現地大学生との交流のほか、アグラ(世界遺産:タージマハル)の訪問、デリーではインドユネスコ協会クラブ連合との交流等々、多忙なツァーだったと思われます。帰国早々お疲れのところ第一報を寄稿して頂きました。リトリートその他機会をみて詳しいご報告が伺えることと思います。


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