No.209-3


50周年記念行事のご案内  ご予定下さい
 
T ユネスコのつどい 10月2日(土)1:00pm(予定)めぐろパーシモンホール 大ホール
       第一部 式  典
       第二部 記念講演 「地球の明日に生きる」―お話と映像―
            フォトジャーナリスト 大石芳野氏 (目黒区在住・東京工芸大学教授)
       第三部 懇親会
U ユネスコ平和コンサート・2004 10月29日(金)7:00 めぐろパーシモンホール 大ホール
       ウイーンピアノ五重奏団・・・・・ウイーンの風partV
V 「子どもの詩集―道・あしたへ―」 発行
W 「50周年記念誌」発行  (別記のように会員の原稿を募集します。前ページ参照)

記念講演 大石芳野氏 プロフィール
東京出身、大学卒業後ドキュメンタリー写真に携わる

写真集−「夜と霧は今」「ソビエト遍歴」「沖縄に活きる」「HIROSHIMA半世紀の肖像」
   「ベトナムは、いま」「コソボ 破壊の果てに」「アフガニスタン 戦禍を生きぬく」他多数
ルポ・エッセイ集−「夜と霧をこえて」「悲しみのソビエト」「小さな草に」他多数
受賞− 芸術選奨文部大臣新人賞、日本ジャーナリスト会議奨励賞、日本地名研究所風土賞、
    日本写真協会年度賞、児童福祉文化大賞、土門拳賞、他
 
 
目黒ユネスコ協会創立50周年記念  第34回 目黒ユネスココンサート

Violin Virtuosi
 
日時 2004年6月11日 会場 めぐろパーシモンホール 大ホール
主催:目黒ユネスコ協会 企画協力:潟宴Cアックス
後援:目黒区/目黒教育委員会/目黒区国際交流協会/專本ユネスコ協会連盟/
日米交流150年委員会/東京アメリカンセンター
出     演
インディアナ大学特別プログラム
ヴァイオリニスト
レイチェル・アワー
ユージン・チョー
ジュリエット・ククナート
ジョルダナ・グリーンバーグ
レイチェル・パトリック
トーマス・ロジャース
エマ・スティール
ジュリー・ワンダリー
ピーター・ヴィッケリー
  ピアニスト チーイー・チェン ディレクター ミミ・ツヴァイク
 
ステージの上と下 青少年が作り上げたハーモニーの夜
 
「ヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ」は、インディアナ大学の若手(15〜18才)ヴァイオリン奏者9人+ピアニストで構成されたグループで今回が、初来日でした。
「ヴィルトゥオーゾ」とは、「名手」という意味だそうですが、この演奏は熟練の技巧とは又一味違う音の張りと力を感じました。演奏者が皆若く、コンサートを聴いて若さとエネルギーをもらいとても元気が出ました。
 それは9名の見事なアンサンブルと各々のソロ演奏によるバラエティ−に富んだ迫力のある内容で合奏の楽しさを充分に味わう事ができました。当日は多くの小中学生も来場し、ヴァイオリンを持った観客も多数見受けられました。圧巻は、名曲「ツィゴイネルワイゼン」の演奏で、吸い込まれるように聴き入り釘付けにさせられてしまいました。 終演後、演奏者達は場外で記念写真を撮ったり、子ども達にサインをしたりして交歓し、まさに「ユネスコ・コンサート」らしい光景が見られました。来場された子どもさん達にも意義のある時間となったと思います。
 
 後日、世代の近い観客の中から、感想文が届きました。以下に、その生の声(抜粋)をご紹介します。
「このあいだはじめてバイオリンコンサートにいったときわたしが‘大きくなったときになろうかな’と思っていたのと同じコンサートでした。・・・あのピアノをひいていたおねえさんと同じようふくを着てピアノをひいてみたいです。」(川島 彩芳 小学2年生)
「僕と三歳しか違わない人が、世界を舞台に演奏している事に驚いた。弦の音がとてもきれいで、9人のアンサンブルはすごい迫力だった。」(田中 博巳 中学1年生)
「今回のコンサートは私と同じ世代の子達の演奏ということで、大変興味がありました。実際に聞いてみると、どの子も堂々とした演奏で感動しました。」(田中 舞 大学2年生)        斎藤守旦 記

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