平成22年度収支計算書
収入
支出 (単位:千円)
平成23年度収支計算書
収入
支出 (単位:千円)
4) 「第1回 水都大阪 日本の感性21 in 中之島」 9月23日 大阪中央公会堂
コンサート伝統芸能・音楽・コーラスを上演 2011年9月23日(金・祝)
大阪市中之島中央公会堂大ホールで
かつて日本文化の発信地であった大阪の町にあった活力と感性を復活し、大阪を元気にするイベントとし、東日本大震災の義援金を募ることも目的として開催。
ステージでは伝統芸能を中心に、舞踊・音楽などの文化団体が舞台出演。同時にユネスコ世界遺産、水都大阪、その他文化に関する展示も実施した。
琴・尺八・三味線が13団体、舞踊4団体、着物着付け・大正琴・着物着付け・オーケストラ各1団体と、21団体が参加。琉球舞踊、日本舞踊、子ども達が踊るバレエ・バロックダンス、着付け教室による着物ショーなど、250名による多彩なプログラムが上演された。中馬弘毅・大阪ユネスコ協会会長、水都大阪推進委員会も参加され、約800人の観衆が演技と写真展示等を楽しんだ。
主催:大阪水都 日本の感性21in 中之島実行委員会
企画:大阪ユネスコ協会
運営:アクトレップ株式会社 協力:産経新聞開発株式会社)
1. 第7回留学生のための 人形浄瑠璃文楽鑑賞教室
主催:大阪ユネスコ協会 共催:エリーニ・ユネスコ協会 後援 大阪国際交流財団、大阪国際交流センター、
ユネスコ世界無形文化遺産。大阪ユネスコ協会は、エリーニ・ユネスコ協会とともに「世界遺産の保護」、「世界寺子屋運動」などの活動を関西エリアを中心に展開している。大阪府内では唯一の世界遺産「文楽」を、近畿地方で学習研究している外国人留学生に親しんでもらい、日本文化、関西文化への理解を深めてもらうために、6年前からこの活動を始めた。
◆文楽鑑賞教室 2011年6月11日14:00〜
参加者 留学生・一般 合計約70人
会場:国立文楽劇場
鑑賞:牛若丸弁慶「五条橋」、「文楽へようこそ」、「仮名手本忠臣蔵」
◆第2回 「 in 万博記念公園」8月18日(木)〜19日(金) 2日間 参加者108名
目的地:万博公園(大阪府吹田市)自然文化園下の広場
活 動:世界の留学生と万博公園でキャンプ(このプログラムだけが実施)、ナイトウォーク、自然科学実験、
ハンターゲーム、飯ごう炊さん、留学生のお国紹介、他
参加費:8,000円(小〜事中学生)、12,000円(大人) 最小催行人員:20名
集 合:午前10時 大阪モノレール「万博公園」駅改札口
大阪万博公園にて、メキシコ、マダカスカル、ウクライナ、オーストラリア、中国、マレーシア、韓国、アメリカと世界各国からの留学生と共に2日間のプログラムを行ないました。
ハンターゲーム、野外料理、テント生活、ナイトウォーク、自然科学実験など多彩なプログラムを通じて、留学生といっぱい交流しました。その内容をまとめた壁新聞はどれも力ぞろい!暑かったけれど、良い思いでがたくさんできました。
◆第8回 伊賀 2010年8月2日〜4日 参加者 31名
協力:大阪市立伊賀青少年野外活動センター
夏でも涼しい伊賀キャンフ° 今年は31名の参加者がマダガスカル、ハンガリー、中国からの留学生と共にプログラムを楽しみました。忍者衣装に着替えての忍者体験はスリル満点!手裏剣投げも本格的で思い出になりました。留学生と力をあわせて壁新聞も作りましたよ。野外料理ではハンガリーのグヤーシュというスープに挑戦。初めての味にみんな驚きでした。
5. 国際野外活動プログラム: 小中高生対象・青少年のための語学研修&自然体験
外国人留学生と楽しむインターナショナルキャンプ 実施:アクトレップ(株)
●第2回「ユネスコサマースクール2011年」
関西大学ユネスコ研究部 8月12日 能勢町立田尻小学校
子どもたちにユネスコやユネスコが行っている活動を知ってもらい、国際理解・国際協力運動について小学校児童を対象に理解を深めてもらう年次活動「ユネスコサマースクール」関西大学ユネスコ研究部員13名、田尻小学校と能勢児童会館の子ども35名、能勢町教育委員会及び田尻小学校の先生方8名の皆さん、大阪ユネスコ協会担当者等、合計62人に参加してもらった。 午後9時、開会式。子どもたちから元気な声であいさつを受けた後、ユネスコ活動を解説した紙芝居を上演。世界中には学校に行けなくて、文字のかけない人が多くいることや、ユネスコがそのような人々のためにおこなっている活動を伝え、自分たちに何ができるのか考えてもらうよう訴えた。
近畿ユネスコ連絡協議会としてブースを出展し、来場してくださった方に、ユネスコの世界寺子屋運動を紹介しました。ただユネスコのことを紹介するだけではなく、来場してくださった方と触れ合うことができました。フェスティバル主催本部が企画した「クイズラリー」のクイズをブースで出題したこともあり、2日間でのべ300人程度の方がユネスコのブースに訪れてくれました。来場してくださった方からは大変よい評価をいただき、約20人の若い方をユネスコ活動に勧誘することができました。ユネスコを対外的に説明することは初めての経験でしたので、自身のユネスコに対する理解も深まり、非常によい経験となりました。
(報告:三木ユネスコ協会青年部 櫻井希望 会員)
◎初級暗唱の部
・最優秀賞 東大阪市立日新 吉田成実
・優秀賞 兵庫県立神戸甲北 大垣廣明、東大阪市立日新 木村摩美
・奨励賞 兵庫県立国際 高橋明日香、 大阪府立柴島 西原実由菜、 関西創価 中山潤一
◎入門暗唱の部
・最優秀賞 和歌山県立橋本 花岡泰枝
・優秀賞 兵庫県立小野 朝井 萌子、 大阪府立三島 梅村 愛
・奨励賞 兵庫県立神戸商業 藤長大樹、和歌山県立橋本 須藤ほおみ、 兵庫県立神戸商業 沼田直樹
協 賛:(株)アルク、NTTコミニュケーションズ(株)、カシオ計算機株式会社、(株)研究社、(株)光生館、(株)高電社、
鞄中通信社、(株)白水社、(株)白帝社、中国国家観光局大阪駐在事務所、日中国際フェリー株式会社、
大阪産業大学孔子学院、関西大学文学部、関西大学外国語学部、桃山学院大学、立命館孔子学院、
ISI国際学院、天理大学、鞄剣書店、轄D文出版、日本中国語検定協会、神戸東洋医療学孔子課堂、
5)第16回 近畿地区高等学校中国語弁論大会 2011/11/12
会 場:関西大学 千里山キャンパス 主 催:全国高等学校中国語教育研究会関西支部
後 援:中華人民共和国駐大阪総領事館教育室、(財)国際文化フォーラム、日本中国語検定協会
各教育委員会( 大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、京都府、滋賀県、大阪市、京都市)、大阪ユネスコ協会
◎弁論の部
・最優秀賞 関西創価 平山直樹
・優秀賞 東大阪市立日新 重岡 遮那
・奨励賞 京都両洋 呉沢嘉緒里
・駐大阪総領事館賞 東大阪市立日新
◎審査委員特別賞 兵庫県立神戸北 上田彩加
◎駐大阪総領事賞 和歌山県立橋本
●ワンワールドフェスティバル近畿ユネスコ協議会が共同出
2012年2月4〜5日大阪国際交流センター
● 第29回 2011年冬2012年1月2日 参加総数 18人Aコース
Aコース「オーストラリア・ゴールド・コースト英語研修とホームステイ」
2012年1月2日(月) 帰国
この研修プログラムで、今回初めて冬休みプログラムを立案実施。
今冬のプログラムは、年末年始に外国人の受け入れを希望する訪問先家庭でホームステイを体験するコースで、添乗員と大阪大学の学生スタッフの2名体制で実施しました。参加者は日本各地から集合、各自が暮らす地域や方言について話をして楽しんでいました。今回の参加者は特にシャイな子どもたちが多かったのですが、次第に授業にも慣れて積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする姿勢が見られ、ホームステイ先ではホストファミリーとの会話をそれぞれ楽しんでいたようです。年末に受け入れを希望する家庭だということで、大変新設なホストファミリーばかりでした。日本とは全く異なるクリスマスシーズンやお正月を体験できたことは、子どもたちにとって貴重な経験であったと思います。
4.青少年国際理解教育プログラム
大阪ユネスコ協会主催(中・高校生対象海外研修旅行)
後援団体 大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、京都市教育委員会、神戸市教育委員会、滋賀県教育委員会。
事業実施 日本通運(株)大阪旅行支店
Bコース「女子だけの英国オックスフォード大学英語研修」
7月25日〜8月8日 15日間 オックスフォード大学セント・ベネッツ・ホールでの 12歳から15歳までの女子だけを対象とし た英国サマースクールでの研修。世界から集まった同年代の女子学生と共に英語研修・課外活 動・夜間プログラムを体験。また、大英博物館見学・ロンドン市内観光、ブレナム宮殿・ワー ウィック城等も見学。11名参加。約2週間の間に、参加中学生の英語に対する積極性や自己成長を日々発見できた。最初は緊張な面持ちで不安な表情の中学生だったが、一度、多国籍のクラスの中に入るとすぐに友人ができて皆でワイワイするようになった。そして、どんどん自分から英語で話しかけていく様子も見られ、英語の午後の観光やアクティビティーなどは、皆で体を動かしダンスやTシャツづくりを楽しんだ。一人一人が目標を持ってこのプログラムに参加して頑張った15日間は、彼女たちの将来に大きな支えとなることを心から願っている。大阪大学大学院 法学研究科 渡名喜美和
Cコース「アメリカ・ボストン英語研修」
7月30日〜8月8日 10日間 ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などがあるアメリカ屈指の学術都市ボストンへ世 界各地から集まった同学年の学生と共に学習・課外活動。ボストン・アート・ミュージアム、ハーバード自然史博物館見学等、充実したプログラムを受講。
16名参加。初めは、現地の先生が話しかけてもニコリとはにかみ、分からないことがあっても曖昧にしている様子が見られた。5カ国の子供たちと交流ができるのか不安であった。 しかし、授業が始まってから、子供たちの内気な空気が一気に変わった。「絶対、帰国までに外国の友達を作りたい。」。この思いが、子供たちの自ら英語で話しかけようとする原動力となった。カフェテリアや大学寮で友達を見かけたら’Hi!’と挨拶をし、積極的に話しかける子供たちの急速な変化(成長)には、たくましさを感じた。「つながりたい・話をしてみたい」という思いがあれば、たとえ拙くても、英語という万国共通のツールを使ってお互いを理解することができる。この「交流」をするにあたって忘れてはいけない重要なことを、子供たちの変化から学ぶことができたプログラムであった。 大阪大学大学院 医学系研究科 佐々木なぎさ
Dコース「カナダ・バンクーバー英語研修」 7月29日〜8月7日 10日間
英国エコノミスト誌の調査で「世界一住みやすい町」に選ばれた安全面、教育面等に優れたカ
ナダ・バンクーバーでのホームステイ体験と英語研修。午前中のボドウェル・ハイスクールでの
英語研修を生かし、午後はカナダ人生徒と共同で設定したテーマについてバンクーバー市内・
郊外でフィールドワークを実施、最終日に実施するプレゼンテーションのためのプロジェクトワークを行う。15名参加。参加した子供たちの成長が非常に早いということでした。最初は、英語を話す抵抗感や恥かしさもあり、私がサポートしながらなんとかコミュニケーションをとるという形でした。しかし、後半にもなると、耳も慣れてきて、「だんだん分かるようになってきた!」と喜び、自ら学校の先生やホームステイファミリーに話しかけに行くようになっていました。また、将来への夢を持って参加する子供たちもおり、そのための第一歩としての海外経験をサポートをすることができ、本当に嬉しく思いました。この研修を通して、彼らは自分で何とかしようとする自立心と、英語をもっと上達させたいという向上心を持つことが出来たと感じています。そして、私自身も、今回の研修で、彼らのサポートをしていく中で刺激を受け、自らの成長に向けてこれからも一生懸命努力しなくてはと考える、とてもいい機会になりました。 大阪大学 法学部4年 村上満里子
Eコース 「オーストラリア・ケアンズ英語研修と大自然体験学習」
7月29日〜8月7日 10日間 オーストラリア北東部のケアンズでホームステイと英語研修と自然体験を実施。陽気なオーストラリア人のホストファミリーと楽しく過ごすホームステイを中心に、グレートバリアリーフのグリーン島探訪と熱帯雨林キュランダ渓谷を見学。先住民アボリジニの文化について学習。 ブーメラン投げ、槍投げ、伝統楽器の演奏などを体験。22名参加。
将来への希望や可能性に目を輝かせた子どもたちの姿が非常に印象に残っています。もちろん、この短期間で「もっと英語がうまくなりたい!」「将来は留学をしてみたい。」と子どもたちが口々に話しているのを聞き、この旅が彼ら一人一人に何かしらの刺激を与え、進むべき方向を考えるきっかけや、やる気を与えたという点で本当に大きな意味があったのではないかと実感しています。それぞれの目指すものは異なるかもしれませんが、この旅で得た経験と情熱を胸に、未来のある子どもたちが成長してゆくと考えると、とても嬉しく思います。
大阪大学 人間科学部4年 伊藤麻依子
3) 国際連合「国際森林年」記念 国際シンポジウム・神仏の森林文化
2011年7月10日 会場 :世界遺産 熊野本宮館
国際連合は 2010年を「国際森林年」と定めた。国連NGOでもある二団体 NPO法人神道国際学会と米国インターナショナル・シントウ・ファウンデーションがこれに呼応してこのシンポジウム「神仏の森林文化」を開催した。
約250人の聴衆が参加し、国内外の5人の学者が世界規模の環境保護、森林保全に熊野が育んできた精神文化が果たしうる可能性などについて講演した。
ユネスコを代表してエテイエン・クレマン・バンコック事務局長が「紀伊山地の霊場と参詣道の卓越した普遍的な価値の考察」と題し、熊野を訪れる人々に向けた指針づくりなど、遺産保護の観点からの政策立案の必要性を訴えた。
続いて主催者のあいさつ、田辺市長の言葉(代読)などのあと、中馬弘毅・大阪ユネスコ協会会長の祝辞があり、「当地熊野は、自然との共生を願うわが国の自然信仰の霊地であり、今回のシンポジウム開催の意義は大きい。」と述べられた。
講演者は、
・九鬼家高・熊野本宮大社宮司、「自然と人との共存〜再生の熊野本宮より」
宮家準・慶応義塾大学名誉教授、「熊野本宮の修験道」
・マックス・モーマン・米コロンビア大学バーナードカレッジ准教授、「神の森、仏の森−熊野に見る霊場の構成」
・キャサリン・マーシャル・世界宗教対話開発協会理事長(ISF理事)
「霊的リーダーシップ−知恵と自然への敬意のために」
・仏教僧ミシェル・タオ・チャン・国際省察クラブ会長(ISF理事)、「神々の住まう森の文化−意識の収束」
主催事業
1)第7回ユネスコ文楽鑑賞教室 「留学生のためのユネスコ鑑賞教室」 6月6日(土)14:00〜16:30
●子供文楽セミナー 国立文楽劇場 2010年11月
2)平成23年度定時総会・ 6月16日 ホテルニューオータニ大阪
3)国際理解講演会 6月15日(水) 大阪大学中之島センター (平成23年度定時総会)
ハンガリー共和国大使館一等書記官アッティラ・エルドシュ氏
講師:松浦晃一郎前UNESCO事務局長 「ユネスコ無形文化遺産の成立と人形浄瑠璃文楽」
講師:大川哲次よつば法律事務所長 「世界の温泉事情」
4)青少年国際理解教育プログラム 小中高生対象・海外短期留学と英語研修及びホームステイ
5)国際野外活動 プログラム インターナショナルキャンプ 小中高生対象・青少年のための語学研修&自然体験
6)世界遺産・科学研修プログラム 世界遺産とジオパークとサイエンス・ツアー
8)「東日本大震災復興支援 復興の街・神戸 リレーマラソン2011」 8月28日
後援事業
1)「オアシス16」国際芸術作品展 第16回大阪芸術祭 2011年5月20日〜 22日
2)2011年 高等学校中国語教育全国大会(主催:高等学校中国語研究会) 6月18日 関西大学千里山キャンパス
3)「神仏の森林文化」 国際シンポジュウム「国連森林年」協賛 7月10日
主催:NPO法人 新道国際学会 会場:熊野本宮大社
4)「第1回 水都大阪 日本の感性21 in 中之島」 9月23日 大阪中央公会堂
主催:水都大阪 日本の完成21 in 中之島 実行委員会(大会会長:中馬弘毅 大阪ユネスコ協会会長)
5) 第16回 近畿地区高等学校中国語弁論大会 2011年11月
主 催:全国高等学校中国語教育研究会関西支部
協力事業
1)第2回 米国イェール大学ア・カペラ合唱団「ザ・イェール・アレイキャッツ」演奏会 5月27日 玉水会館
「東日本大震災チャリティーコンサート」 主催:国際留学生センター
会議
1) 理事会 6月15日、10月、平成23年3月
2)大阪ユネスコ協会 平成23年度定時総会 日 時:6月15日(水) 午前10時〜午後2時半
3)近畿ユネスコ協議会定時総会 6月 京都 4)近畿ブロックユネスコ活動研究会2012年2月和歌山
5) 日本ユネスコ運動全国大会 5月28日〜29日 富山
前年度より繰越 |
1,144 |
会議費 |
150 |
会費・補助金 |
1,860 |
事務費 |
830 |
分担金・寄付金 雑収入 |
240 |
事業活動費 |
2,000 |
参加費・受託費 収入 |
600 |
予備費 |
864 |
収入合計 |
3,844 |
支出合計 |
3,844 |
|
|
|
|
*緑化基金 |
7,753 |
|
|
前年度より繰越 |
1,106
|
会議費 |
151 |
会費・補助金 |
1,838 |
事務費 |
732 |
分担金・寄付金 雑収入 |
233 |
事業活動費 |
1,970 |
参加費・受託費 収入 |
821 |
予備費 |
0 |
収入合計 |
3,998 |
支出合計 |
2,854 |
|
|
次年度へ繰越 |
1,144 |
緑化基金 |
7,753 |
緑化基金 |
7,753 |
協力事業
●百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産推進国際シンポジウム 平成24年1月15日
「世界文化遺産を大阪に」をスローガンに、大阪府・堺市・羽曳野市・藤井寺市が主催して、4市域に所在する仁徳天皇陵古墳・応神天皇陵古墳はじめ合計42の古墳を中心とする壮大な大古墳群の世界文化遺産登録を目指し、1月15日午前10時から午後5時まで、堺市産業振興センターイベントホールで、約700名の聴講者を集めて熱心な国際シンポジウムが開催された。
講師は、白石太一郎氏(大阪府立近つ飛鳥博物館長)、朴天秀氏(大韓民国慶北大学校教授)、王巍氏(中国社会科学院考古研究所長)、マーティン・カーヴァー氏(英国ヨーク大学名誉教授)。 さらにパネルディスカッションのパネリストとして岡田保良氏(国士館大学教授)、和田晴吾氏(立命館大学教授)、福永伸哉氏(大阪大学大学院教授)が参加、豪華な国際的世界遺産シンポジゥムとなった。
シン ポジウム会場には年配の聴講者が多く、主催者から提供された充実した内容の講演資料を参考に、さらに熱心にノートをとっている姿が多数見られた。
大阪府と堺市・羽曳野市・藤井寺市は、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を実現することで、古墳群の保存・継承や歴史と文化を活かしたまちづくりの推進、都市魅力を向上することをめざして、平成23年5月に百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議を設置。同推進本部会議は、ユネスコに提出する推薦書の作成などの手続きはもちろんのこと、国内外への情報発信や資産を活かした魅力づくりなど、地元や民間団体と提携しながら機運の醸成を図り、大阪初の世界文化遺産の登録をめざして取り組んでいく。
平成23年度は、推進本部ではこの取組みを推進していくためのシンボルマークを作成。広く一般に活用して「世界文化遺産を大阪に」のメッセージとともに発信していきたいと考えている。最短で平成27年(2015年)の登録を目指す。
中馬弘毅大阪ユネスコ協会会長は、歴史的な反省から国連ができ、ユネスコが生まれた。今次の災害で、これら機関の精神である地道で弛まぬ努力の大切さに日本人は気付いた。節電を機に科学技術利用への節度ある付き合い方を身につけたい、と述べられた。
向山毅関西ハンガリー交流協会会長は、@エネルギーをどうするかは大事な問題。少なくとも、安く・自由に・簡単に、の時代は終わった。人類全体で考え直す時。Aボハール大使には大変お世話になった。今後のご活躍をお祈りします。B震災の影響で予定していた事業が中止になったり、延期になったりしているが、それはそれとしてハンガリーとの友好を深めていきたい、とのお話があった。議事に入り、平成22年度事業報告、同収支報告、平成23年度事業計画、同予算案が提議され、審議のうえ、いずれも原案通り承認、議決された。
◆東日本大震災 被災地支援プロジェクト
「着物で迎える華やかな成人式をプレゼント」 2012年1月8日朝
月日がたちいつか思い出していただければ幸いです。気仙沼ユネスコ協会の佐藤由美子理事さんに被災地を案内していただき、びっくり。あまりのひどさに声も出ない状態でした。一日も早く復旧できることを心から祈っています。佐藤理事さんには、大変お世話になりありがとうございました。 西村和裁学院 学院長 西村さやか 職員一同(枚方市) 協力:大阪ユネスコ協会/運営:アクトレップ株式会社
成人式を迎えられるお嬢さんに振袖の着物をプレゼントし、着付けを成人式当日にしてあげたいと思い、私たちは1月7日の朝、大阪を発ち、夕方に宮城県気仙沼市、気仙沼キングスタウンの気仙沼ユネスコ協会に着きました。そこには、お嬢さん方、お父様方、お母様方も来てくださっていました。挨拶もそこそこに、お着物、小物、バッグなどを選んでいただき、打ち合わせを済ませてホテルへ帰りました。
翌1月8日朝、お式当日の早朝から当学院の職員5人で着付けに頑張りました。晴れ着姿の当人はもとより、お母さん、お父さんにすごく喜んでいただいて、私たち一同遠い所から出かけて来て良かったと、心から思いました。当日、事情があって来られなかった方、インフルエンザにかかった方にも、お振袖各一式をプレゼントしました。、
◆ 石川県、愛知県の中学校生徒、大阪ユネスコ協会へ訪問研修
大阪ユネスコ協会では本年6月、近畿地方以外の中学校から初めて訪問研修の生徒を迎えた。
*6月23日に石川県金沢市立高岡中学から7名、
*翌24日に愛知県丹羽郡扶桑北中学から3名
研修時間は午前10 時から正午まで。狭い事務所に7名を迎えることになり、スペースを心配したが何とか収容できた。 例年、修学旅行は関東方面で実施されるのだが、本年は東日本大震災の影響で、急遽訪問先を関西方面へ変更する学校が続出したとのこと。生徒たちは失望したかと思うが、近畿地方には古代よりの自然と歴史が豊富に残されており、日本の原風景や京都・奈良・大阪などの歴史・文化に触れる良い機会を逃がさないように、と生徒たちを慰め(?)た。
生徒たちには、ユネスコの設立と意義、大阪エリアを中心としてユネスコ運動を展開する大阪ユネスコ協会の活動内容など、準備した資料により約1時間半にわたって説明を行った。生徒たちは、旅行の疲れが出ているかと心配したが、居眠りなどなく、熱心に説明を聞いてくれた。
協会訪問のお返し(?)と気分転換をかねて、学習後、事務所近くの「アメリカ村」へ案内。三角公園、交番、カラフルでユニークな商店街を散策した。
(写真) 高岡中学研修生(7名)・扶桑中学研修生(3名)


● 第28回 2011年夏(7月22日〜8月9日) 参加総数 93人
Aコース「英国英語研修と英仏ユネスコ世界遺産学習」
7月26日〜8月6日 12日間 英国コッツウォルズ地方にある英国王立サイレンセスセンター大学における歴史る国際サマー マースクールでの研修。英国での研修後はパリへ移動、世界遺産ルーブル美術館やユネスコ本部を 訪問。29名参加。最年少は小学5年生から、最年長は高校2年生まで 共に寮生活を行い、語学に励みました。今までに経験したことのない状況の連続という日々の中で、外国語を学ぶということ、あるいは外国語でコミュニケーションを取るということの難しさと真っ向から向き合うこととなった12日間。とにかく見るもの聞くものの全てが日常とは遠く懸け離れた異国の地で、日本では決して触れることの出来ないものに触れるという経験は、彼らにとって文字通り大きな衝撃であったに違いありません。それでも決してめげることなく自分らしさを持って取り組もうとする彼らの直向きな姿勢と、実に表情豊かな生の反応の数々を前に、言葉という問題云々よりもまず相手と人間同士の付き合いをしようとすることの大切さを改めて気付かされたように思いました。 大阪大学 外国語学科3年 印南敬介
◆第3回in韓国 2011年8月1日〜7日 運営:(株)アクトレップ
6日間 キョンギ英語村プチ留学・ソウル 参加人数23名
直前にソウル近辺が大雨の情報もあり、心配しましたが現地ではトラブルもなく、5日間の英語村での研修を楽しみました。英語だけの環境にはじめ戸惑っていあけれど、最後には英語でのコマーシャルが作れるようになりました。最後の2日間は世界遺産の昌徳宮と水原華城を観光。1週間の海外研修で、みんな一回りおおきくなりました。
国際留学学院、関西外語専門学校、ヒューマンアカデミー日本語学校、エール学園、大阪日本語教育センター、大阪YMCA国際専門学校、大阪YMCA学院、武庫川女子大学,から留学生計約70名を大阪日本橋の国立文楽劇場での文楽鑑賞に無料招待。関西の伝統文化の粋「人形浄瑠璃文楽」を楽しみ、有意義な一刻を過ごしてもらった。
今回の文楽鑑賞教室に、下記の法人、団体、個人の方々からご協賛いただきました。御支援、御協力を感謝します。
・法 人: 朝日新聞大阪本社、アクトレップ(株)、日本通運(株)大阪旅行支店、(株)麗人社
・個 人: (大阪ユネスコ協会会員) 中馬弘毅、山田 忍、山幡一雄、吉本祥生、浅野 弘、太田幸子、苧原美佐子、
河原碧子、木村 勇、坂田玲子、土屋惠美子、亭島美貴子中橋正文、山口克也、長谷川名賀代、秦
清子、林田雅至、
東浦栄一、平井夕紀美武田暢樹
●大阪ユネスコ協会平成23年度定時総会 2011年6月15日 大阪大学中之島センター
本年も関西ハンガリー交流協会と同日・同会場でそれぞれの総会が開かれ。
総会に先立ち、国際理解講演会の一環として、前UNESUKO事務局長の松浦晃一郎氏とよつば法律事務所長の大川哲次氏による講演を拝聴した。
次にハンガリー共和国大使館一等書記官アッティラ・エルドシュ氏からご挨拶をいただいた。氏は今夏、任期を終えて帰国されるボハール大使からのメッセージを次の通り読み上げられた。
@任期中、日本人のハンガリーに対する暖かい感情を受けたことを感謝します。
A両国の関係が始まって142年。この間大きな問題が生じなかったことは幸いであります。
B各地の協会、とくに関西ハンガリー交流協会には大変お世話になりました。そして最後に、「ハンガリーでお会いしましょう」と締めくくられた。アッティラ・エルドシュ氏はハンガリーがEU議長国となったのを機に、日本とEUの科学技術協力がさらに進んでいくようにしたいと、抱負を述べられた。次いで総会。まず両協会会長から挨拶があった。
紙芝居上演後、グループに分かれて自己紹介や、「半分紙」といったゲームを楽しみ、昼食作りでは、子どもたちと大学生は野菜切りとポップコーン作り、先生方には焼きそばを作っていただいた。午後は体育館でパラシュート作り、校庭でスイカ割り、障害物競争を楽しんだ。今回の活動では、「ハガキを集めるなど、自分の出来ることをやっていきたい。」と答えてくれるなど、ユネスコ研究部に属する自分たちの活動の成果を実感することができて、これからの活動への意欲が高まった。 子どもたちは、最初こそお互いに知らない者同士であった者も、活動を通じてだんだん打ち解け、新しい友達と一緒に遊んだりして、みんなが楽しそうに活動している姿を見ることができてうれしかった。
今回の活動を通じて、自分達は様々な人達に支えられて活動が出来ているのだと、改めて実感しました。どの活動もゲームも、自分達だけで計画実施できたものではありません。部内だけでなく外部関係者の方々の多大のご協力により、より一層効果的・有意義な活動が実施できましたことを感謝します。
(報告: 関西大学ユネスコ研究部 総務 森千里)
このシンポジウムが終わって2か月とたたない9月3日、台風12号が高知県東部に上陸北上、進路の東側に当った熊野地方を未曾有の豪雨が襲い、多くの死者行方不明者を出した。ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野古道は各所でくずれた。熊野川が氾濫し、会場だった熊野材の「世界遺産
熊野本宮館」は浮揚し、倒壊、流出はまぬかれたものの、 内部はめちゃくちゃになった。
御当地の皆様にお見舞い申し上げます。(大川 均 理事会員: 一部抜粋)
主 催 NPO法人神道国際学会、 インターナショナル・シントウ・ファウンデーション(ISF)
協 賛:熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、和歌山県庁、田辺市、 和歌山県神社庁、神仏霊場会、
NPO法人社叢学会、 日本国連協会関西本部、大阪ユネスコ協会ほか。
大阪ユネスコ協会は、数年前から日中緑化交流事業に参加、中国・安徽省内での植林緑化活動を通じて中国との友好交流を推進している。現地熊野の新宮で新宮ユネスコ協会設立にご尽力中の皆様にお願いして参加者を集めていただいた。 新宮ユネスコ協会は本年中に発足の運びとなりそうである。
優勝チームの走行時間は2時間5分3秒というスゴイ記録。2位はなんと、中学生の陸上部のチームで、2時間13分15秒のこれまたスゴイ記録。 個人勇勝記録は3時間31分50秒で、夏の炎天下ではりっぱな記録。チーム2位に輝いた中学生チームの顧問の先生で、W受賞に輝いた。ブストパフォーマンスは、奇抜な仮装で大汗をかきながら走ったチームが受賞した。
東日本大震災復興支援金は、リレーチーム1周につき100円、単独走者1周につき20円を拠出。個人・団体等からの義援金を含めて総計13万8000円をFM-KISSを通じて寄付した。暑い一日だったが、熱中症も発生せず、参加者は全員元気に走った。
主催:復興の街・神戸リレーマラソン実行委員会 共済:神戸ユネスコ協会・大阪ユネスコ協会
後援:神戸市・近畿ユネスコ協議会・KissFM KOBE 企画・運営:アクトレップ株式会社)
8. 「東日本大震災復興支援 復興の街・神戸 リレーマラソン2011」 8月28日 神戸震災復興記念公園
みなとのもり公園を駆け抜ける仲間や同僚・家族で「リレーマラソン大会」を楽しむ。
なんと中学生の陸上部チームが2位獲得!!
参加者は41チーム、275名 他に個人参加が15名で合計290名
競技:ジョギングコース450m、93週+345m 制限時間:5時間
競技方法: A.リレーチーム(タスキリレーにて42.195Kmを走る) B.単独走42.195Km
快晴・炎天が予想される午前8時30分、参加者全員が会場に集い、中馬弘毅・大阪ユネスコ協会会長の開会挨拶で大会開始。引き続き同会長の号砲一発で参加者は一斉にスタート。 炎天下の競技であったが、チームは全員完走、個人は9名が完走と、全員よく頑張った。
◆第2回 恐竜渓谷 福井勝山ジオパークとおもしろ体験ツァー
:第1班 7月23日(土)〜24(日)、第2班 7月30日(土)〜31日(日)
第3班 8月27日(土)〜28(日)
:活 動 :かがみがはら航空宇宙科学博物館見学、恐竜化石発掘地での地層見学、
かつやま恐竜の森、恐竜化石発掘体験、福井県立恐竜博物館自由見学
他
勝山市ジオパーク推進室の協力により、勝山市内にある地球の生命活動を知る勝山ジオパークの断層の見学や、福井県立恐竜博物館に展示されている多数の化石や恐竜の実物大の模型に接することができます。
6.世界遺産・科学研修プログラム 世界遺産・ジオパークとサイエンス・ツアー
主催・監修:大阪ユネスコ協会 協力:財団法人大阪科学振興協会
運営実施 ジェイ・ケイ・トラベル(株)
2011年夏企画
◆第2回夏休み「スーパーカミオカンデ探検」と「世界遺産・白川郷」の旅」
7月16日〜17日
毎年満席でキャンセル待ちが出る人気コース。スーパーカミオカンデンの見学には大阪科学館から学芸員が同行・解説、事前講習会の開催など、準備も十分。 世界遺産「白川郷」では、地元のボランティアガイドによる詳細な説明が好評。
◆親子で楽しむ お泊まり大阪 海遊館・英語体験 入門コース (1泊) アクトレップ(株)
日 時 :1班 7月29日(金)〜30日(土) 参加者 40名 : 2班 8月4日(木)〜5日(金) 参加者 43名
目的地 :大阪天保山 海遊館
活 動 :外国人留学生とイングリッシュ・ゲーム 夜の館内ゆっくり見学
魚たちにそばでお休みを言いながらゆっくり就寝 朝と夜の海遊館をまるごと貸切きりで見学
問い合わせ先 :アクトレップ(株) TEL:06−6131−5961
1班はマダカスカルからの、2班はロシアと中国の留学生と共に、夜の海遊館を体験しました。夕食はトルコ料理のバイキングに舌鼓。海遊館の大きな水槽の前で、魚たちと一緒に眠りました。よくあらは水槽の裏側も体験。たくさんの不思議な世界をしりました。
研修校:イマジン・エデュケーション・オーストラリア(Imagine Education Ausralia)案内
サーファーズ・パラダイスより車で約5分程度の静かなサウスポーに学校があります。学校の前 にはショッピングセンターがあり、日本食材を売るスーパーもあります。学校では、日本人参加者のみのクローズドクラスで2クラスに分かれ、オーストラリアに関しての内容をゲーム等をしながら授業を受けました。午後のアクティビティでは、先生とグループ以外の在校生との合同でテニス・バスケットボール・バドミントン・サッカーなどで楽しみました。
2.大阪ユネスコ協会国際理解講演会
平成23年6月15日(水)大阪大学中之島センター(平成23年度定時総会)
1.講師:松浦晃一郎前UNESCO事務局長
演題:「ユネスコ無形文化遺産の成立と人形浄瑠璃文楽」
概要:もともとある世界遺産条約には自然遺産と文化遺産が含まれるが、無形文化遺産は含まれない。米国は自然遺産に力を入れ、西欧各国は有形文化遺産重視で、とくに少数民族対策に頭を悩ます先進国においては無形文化遺産への取り組みが消極的。そんな中ご自身が働きかけて無形文化遺産条約の成立(2003年採択)に尽力された。その困難な交渉過程のなか、パリで「文楽」を紹介したことが大きなインパクトになった。今後は有形・無形もさることながら、地域的にもバランスのとれた遺産登録がすすむことが望ましい、と結ばれた。
2.講師:大川哲次よつば法律事務所長
演題:「世界の温泉事情」
概要:ご自身の豊富な経験から、バーデンバー デン、カルロビバリ(カルルスバード)、ブダペストなど世界に名だたる温泉をユーモアを交えて紹介。もともと5月14日に「エルおおさか」であった2時間の講演を半時間足らずに凝縮してのお話。海外の温泉は設備が充実していて日常生活に溶け込んでいる。温泉を巡る海外ツアーでは、是非宿泊して満喫してほしいということを強調された。
1) OASIS in Paris 2011国際美術作品芸術展 2011年7月1日〜3日
パレ・デ・コングレ< パリ・ホール> 2008年に続いて、芸術の都・パリにて開催 日本のアーティストを中心に、フランス等海外のアーティストも参加する国際芸術祭OASIS
in Paris2011は、これまでに前例のない大規模な日仏交流展となった。会場となったパレ・デ・コングレは、凱旋門にも近いパリ17区にある国際会議場。訪れた来場者の多くが日仏両国の優れたアート作品を堪能していた。また、展覧会初日のオープニング・セレモニーにはフランス美術界を代表するそうそうたる顔ぶれが集まり、ワイングラスを片手に美術談議がくり広げられた。
総合監修を務めるクリスチャン・ビエ氏(フランス芸術家協会会長)は、アーティスト自身の制作に活かされるよう身振り手振りを交えて作者と話し熱心に作品を評した。フランスと日本のアーティストたちとの競演を祝うかのように、3日間の会期中は爽やかな晴天が続いた。