小樽イングリッシュキャンプ


これまでの取組

今年度は、児童生徒が英語を使った異なる文化の人たちとの交流等を通して、 相互理解の大切さを知ることを目的とした「小樽イングリッシュデイ」を開催 した。参加した児童生徒は、英語による様々な活動に意欲的に取り組み、終了 後には「楽しかった」「来年も参加したい」等の感想を寄せていた。

しかし、参加者や関係者からは、今年度の日程(日帰りによる学習)では、 英語の習得に限界があり、宿泊を伴う活動にしたほうが効果的である旨の意見 が寄せられ、平成26年度は、「1泊2日の日程」での開催としたい。

宿泊を必要とする理由

子どもたちに「生きた英語」を身に付けさせるためには、学習時間だけではなく、食事や入浴などの生活に密着したコミュニケーションを英語で行うことが有効であり、宿泊を伴うことにより、いわゆる「英語漬けの留学体験」として、日帰りでは味わうことができない貴重な体験ができる。(道教委も3泊4日の日程で実施しているが、小樽の子が参加するためには、砂川まで出向かなくてはならない。)

次回の学習指導要領の改定では、中学校の英語の授業も「ALL ENGLISH」となり、小学校での英語も教科化となる見込みである中、日常的に使える英語によるコミュニケーション能力の育成が一層求められている。

目的

  • 英語を使った外国人観光客への観光案内等の体験を通して「おもてなし」の心を養い、観光都市小樽のグローバル化を担う人材の育成を目指す。(平成26年度より「おもてなし教育」を道教委は実施)
  • 外国人との活動や宿泊生活を通じて、「生きた英語」を学び、国際感覚を磨く。
  • 小学校英語の教科化を見据え、英語を担当する教員の指導力の向上を図る。

事業内容

1.主催

小樽市教育委員会※後援北海道教育庁後志教育局小樽ユネスコ協会他

2.期日

平成26年8月7日(木)〜8日(金)

3.場所

小樽自然の村、小樽運河等

4.参加対象

小学校5・6年生(20名)、中学生(20名)

5.参加費

4,980円(宿泊費1,700円、食費2,780円、保険料500円)

6.指導者

市内小中学校教諭、ユネスコ協会会員、小樽商大留学生、教育委員会職員、ALT等計40名

7.内容

8月7日

9:30〜 受付

10:00〜

  • オリエンテーション
  • 自己紹介 等

12:00〜 昼食

13:00〜

  • ALTゲーム
  • ウォークラリー
  • 小樽案内原稿作成等

17:30〜 夕食

18:30〜

  • 英語によるレクリエーション
  • リハーサルタイム
  • 英語によるスピーチタイム等

21:30〜 入浴

22:30〜 就寝

8月8日

6:30〜 起床 朝食

8:00〜

  • 小樽案内最終リハーサル

10:00〜 

  • <実践演習>
    英語による外国人観光客への観光案内

12:00〜 閉会

 

OTARU ENGLISH CAMP 2014:
ALT INFORMATION(PDF)