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事業・行事予定 2024年3月18日現在
期 日 時 間 | 内 容 | 備 考 |
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2023年5月25日(木) | 終了しました | |
2023年6月17日(土) | 終了しました | |
2023年7月9日(日)14:00 | 終了しました | |
2023年7月~2024年3月 | 主催 | |
2023年6月12日~8月8日 | 終了しました | |
2023年9月9日(土) | 終了しました | |
2023年9月16日(土) | 終了しました | |
2023年10月7日(土) | 終了しました | |
2023年10月8日(日) | 終了しました | |
2023年10月14日(土) | 終了しました | |
2023年10月20日(金) | 終了しました | |
2023年11月21日(火) | 終了しました | |
2023年12月2日(土) | 終了しました | |
2023年12月15日(金) | 終了しました | |
2023年12月25日(月) | 終了しました | |
2024年1月16日(火)~21日(日) | 終了しました | |
2024年1月17日(水) | 終了しました | |
2024年1月24日(水) | 終了しました | |
2024年2月10日(土) | 終了しました | |
2024年2月17日(土) | 終了しました | |
2024年3月2日(土) | 終了しました | |
2024年3月9日(土)~10日(日) | 終了しました |
事業・行事実績
「防災と自分の身を守るプロジェクト」を開催しました
3月9日(土)、10日(日)の2日間、エスパル仙台1階エスパルスクエアにおいて、国際交流事業の一環として「防災と自分の身を守るプロジェクト」を開催しました。多くの企業や団体の協賛をいただき、更には各学校等からのご講演、対談、プレゼンテーション、発表、合唱など、盛りだくさんのプログラムとなりました。
初日は、見上一幸仙台ユネスコ協会会長と菅野研也エスパル仙台店長のご挨拶に続き、オープニング演奏として、バイオリニストのタタル・ヘンリ氏とピアニストの木下順子氏によるアートデュオ演奏がありました。
<見上会長>
<菅野店長>
<アートデュオ演奏>
その後、多賀城高校災害科学科2年生2人により「トルコ・シリア地震募金活動」と題して、東日本大震災の恩返しの意味で諸活動しており、トルコ・シリア地震に対し集めた寄付金をトルコ大使館へ行き寄付金を渡したことなどの発表がありました。「災害から命と暮らしを守る」、自分ごととして、「助け合いの輪を広げたい」という強い意を示しました。
続いて仙台二華高校2年生より、大阪などへ出向き水問題や豪雨災害に関する個別訪調査や聞き取り調査、カンボジアとの交流など、1年間の活動研究報告がなされました(翌日も発表)。次いで、多文化社会専門職機構の菊池哲佳(あきよし)氏が「防災×多文化共生」のタイトルで講演をされ、1995年では130万人だった在日外国人が2023年には322万人に急増しており、様々な文化・言語を背景に持つ人たちが増えている中、自然災害時にもSDGsの「誰一人取り残さない」取組みが求められている、多文化共生社会の実現に向けて、発災時には具体的にどうするのがよいのか、あるいは多様性の場をどのように作るか、等を改めて問いかけられました(翌日も講演)。
<多賀城高校>
<仙台二華高校>
<菊池哲佳氏>
次に、聖ウルスラ学院英智高校の合唱部による合唱、太鼓3台の響きを背に書道部による大きな紙面への大きな文字で「あの日私たちは今の思いを書にしたためて」、「かなしみをちからにかえて」、「未来」、「これからも生きていく」、「みんなに平和と笑顔を」、「運命を動かせ」と書き上げるパフォーマンスで、聴く人見る人に強い感動を届けました。
<合唱部・書道部>
<書道部>
<描き上げた作品>
そして東北大学国際祭り実行委員会からは、東北大学国際祭りにブースを出し「留学生との企画運営」を通して、「つながる」達成感、絆が深まることを実体験していることを発表しました。外国人の皆さんも非常に流ちょうな日本語で分かりやすい内容でした(翌日も発表)。
<アジズさんと孫さん>
<ガシさん>
1日目の最後は、NPO法人「ロシナンテス」理事長で医師の川原尚行氏と、仙台ユネスコ協会青年部の菊地里帆子氏の対談をビデオメッセージとして会場で放映しました。川原氏は2002年スーダンへ外務省の医務官として赴任したものの、内戦の真っ只中で、日本政府からの支援は欧米諸国と同様に1992年から途絶えており、医療施設は全く充分ではなく、目の前で苦しむスーダンの患者さんを救えず、2005年外務省を退官したこと。スーダンでNPO法人ロシナンテスを立ち上げたこと、そもそも「水」がないこと、給水施設を作るとか学校を建てること、栄養改善などを行うにあたり、現地の方と同じ生活し同じ目線でものを見るようにしないと始まらないこと、などを話されました。また、東日本大震災発生時にはたまたま日本に帰っており、名取市閖上に支援に駆け付け、5年ほど復興支援に携わったこと、あくまで前向きに考えて行動していることなどを述べられました。
<対談の動画>
二日目は、アイリスオーヤマ様から、「東日本大震災後の歩みと防災用品の紹介」がありました。震災後の物資・灯油の提供やアイリスプロダクト南相馬工場の稼働、「3.11プロジェクト」の発足などの取り組み状況の説明、現在販売している女性向け防災セット一人用50点、、手回し充電ラジオライト、家具転倒防止伸縮棒、緊急土のう、非常食アルファ化米等の防災用品が紹介されました。また来場者にアルファ化米を配布し大変喜ばれました。
<アイリスオーヤマ様>
次に、宮城教育大学附属小学校児童21名による発表があり、防災ゲームなどを堂々とハキハキと話し、とても充実した印象深い発表でした。仙台市立立町小学校合唱団13名は、聞く人が皆心うたれるような見事な歌声で、歩く人も思わず足を止めて聞き入っていました。
<付属小学校>
<立町小合唱団>
そして、ユーモアを交えた楽しい演出で人気があり、年間120回も全国を講演に飛び回っておられる防災士の阿部清人氏が45分間、防災に役立つ「災エンスショー」を実演されました。一同驚かされるものばかりで大喝采を受けました。
仙台ユネスコ協会青年部代表の仲海渡さんからは、コロナ禍以前には「宮城ユネスコ子どもキャンプ」「留学生交流会」など活発に活動していたがコロナ感染拡大後3年間は活動できなかったが、2023年度は新たに「平和祈念プロジェクト」を立ち上げ、ユネスコスクールの高校生たちと「七夕プロジェクト」を実施したことが報告されました。
プログラムの最後は、聖ウルスラ学院英智高校の合唱部による「群青」合唱で感動のフィナーレとなりました。
<阿部清人氏>
<仲海渡さん>
<聖ウルスラ学院英智高校>
会場においでくださった皆さまは、これらの発表等を関心深くご覧くださり、非常に盛りあがった2日間となりました。また、4つのブースでは実体験等もありお子さんをはじめ、皆さまいろいろ楽しんでおられました。
ブース・会場の様子防災・自分の身を守ることと国際交流という主テーマについては、発表等の方から示唆に富む貴重な報告及びご指摘があり、意義深い内容となりました。
今後、今回のプロジェクトで皆さまから戴いた貴重な発表、提言などを、皆なで大切な気づきとして共有し、ともに防災・命を守る取り組みを進めて参れればありがたいと存じます。併せて、ともに平和を希求し国際交流を深めていく一つのきっかけとなればとも考えております。
「第4回SALON国際交流講座」を開催しました
留学生対象の日本文化紹介講座の第4回目(2023年度最終回)は、華道でした。
講師は、学生時代から草月流家元教室に通い現在は花のある生活を楽しんでいる、村井えみ子理事です。
初めに村井理事から華道の基本説明と後ろ生けという手法で花器に合わせた生け方の実演、次いで参加者に生け花を体験してもらいました。準備した花や枝物の中から好きなものが選べるとあって、参加者は喜んで花材をチョイス、自由に生け花を楽しんでいました。お手伝いをいただいたのは、仙台ユネスコで草月流生け花を教えていた斉藤さん。留学生の感性を生かしながらワンポイントで指導し、それぞれ個性豊かな作品に仕上がりました。最後は自分たちが生けた作品と一緒に記念写真を撮りました。
大学が春休みに入り参加者は10名程度でしたが、みなさん、初めての華道を楽しんでいました。なお、自分たちで生けた花は花器と一緒にお持ち帰りいただきました。
企業向け「ユネスコセミナー」を開催しました
ユネスコセミナー「産学官民で取り組むSDGs」=企業としてSDGsにどう向き合うべきか=
仙台ユネスコ協会には、80の法人団体に会員登録をしていただいています。SDGs推進のコーディネーションを掲げるユネスコとして、2030年のゴールまで折り返した今年度以降、会員法人と連携してSDGsを推進したいとの考えから、「企業としてSDGsにどう向き合うべきか」をテーマに、セミナーを開催しました。
SDGsの進捗状況はどうか、セミナーにどのような内容を望むか、という会員法人へのアンケートからスタートして半年をかけて準備し、2月17日、フォレスト仙台で開催したセミナーについてご報告いたします。
初めに、高橋教義参事が、SDGsの進捗状況とセミナー開催の趣旨の説明を行いました。
続いて、前半を行政の施策の講演、後半を会員法人の取組の話題提供として構成、最後に質疑と名刺交換の場を設けました。ご協力いただいたのは、講師として、環境省東北地方環境事務所統括環境保全企画官の井上直己氏と仙台市環境局地球温暖化対策推進課長の横田一馬氏。会員法人の取組の話題提供を、(株)七十七銀行の執行役員地域開発部長:茂田井健太郎氏と総合企画部副部長兼サスティナビリティ推進室長:長澤健氏、(株)ユアテック常務執行役員総務部長:日野邦光氏、仙台ターミナルビル(株) 専務取締役ホテル事業本部長兼ホテルメトロポリタン仙台総支配人:林健一氏、(学法)朴沢学園法人事務局地域連携担当 / 専門調理師:月本麻美子氏にお願いしました。学校法人である朴沢学園には、地域・企業との連携による教育活動のご紹介をいただきました。参加者アンケートには、肯定的な回答が多く寄せられ、また、積極的に名刺交換・情報交換する姿が見られ、開催の手ごたえを感じました。再度の開催を要望する声もあり、ユネスコがセミナーを開催する趣旨や、今回共同主催者であった「環境省東北環境パートナーシップオフィス」との連携の意義を考え、次回以降の開催に向けて準備を進めたいと考えます。
「第3回SALON国際交流講座」を開催しました
書道、着物着付に続き、第3回目の国際交流講座は茶道でした。茶室に近い雰囲気を味わってもらおうと、片平丁市民センターの和室を借りての開催。講師は、中学校から裏千家茶道に親しんでこられた佐浦公美参事です。茶道の歴史や精神などをPPTのプレゼンで留学生にもわかるように説明した後、実際にお点前を披露しました。その後、畳を歩く時の作法やお茶をいただく時の注意点を指導してから、参加者に茶菓と抹茶を振舞いました。
留学生から、自分でお茶を点ててみたいという希望があり、会員がそれぞれ一対一で茶筅の使い方を教え、参加者に自由にお茶を点てて飲んでもらいました。参加者にとって初めての体験だったようで、印象深い思い出になったと思います。
塩釜市の「お茶の瀧井園」の滝井正巳さまから、茶道具の他に野天傘や緋毛氈などもご用意いただき、本格的な茶会となりました。滝井様の全面的なご協力に厚く感謝申し上げます。
PPTで茶道を説明
お点前の披露
作法に則り頂戴いたしました
令和6年能登半島地震の募金について
令和6年1月1日に発生した「能登半島地震」において被災された皆さまに、衷心よりお見舞い申し上げます。
東日本大震災を経験した私たちは他人ごととして捉えることは出来ないと考え、被災者の皆さまの救援や被災地の復興の支援募金を検討する中、日本ユネスコ協会連盟が「災害子ども教育支援募金」を通して、能登半島地震の支援を行うことを決定いたしました。
当協会はこの募金趣旨に賛同して集まった募金を日本ユネスコ協会連盟に寄託することにし、1月25日に開催した第5回理事会に提案し審議の結果、全員異議なく承認されました。つきましては皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。詳細は下記の趣意書をご覧ください。
企業向け「ユネスコセミナー」を開催します(2月17日)
ユネスコは国連におけるSDGsの主導機関という位置づけになっています。仙台ユネスコ協会においても、これまでもSDGsの普及・理解を目的に、ユネスコスクールを中心とした学校教育と社会教育の両分野において、SDGsの学び=ESDを推進してまいりました。
当協会には、80法人~企業・学校法人等~が会員として名を連ねていただいております。この大きなネットワークを通じた学び合う場の設定を目的に、この夏、団体会員様への「SDGsに関するアンケート」を実施いたしました。その結果、SDGsの達成度、取組事例、取組への補助金制度等を知りたい、といった具体的なニーズが見えてきました。
国は、持続可能な地球の未来を展望して、脱炭素に向けた具体的な対策を打ち出しています。仙台市は、SDGs未来都市、脱炭素先行地域として先進的な取組を実践しています。
そこで、今回、東北環境パートナーシップオフィスと協働し、環境省・仙台市のご協力を得ながら、会員団体のみならず、広く地域の企業・法人・一般市民の皆さまにも声がけし、SDGs、脱炭素といったキーワードでのセミナーを企画いたしました。
「第2回、第3回SALON&ZOOM講座」を開催しました
第2,3回SALON&ZOOM講座は、1月7日と14日の連続講座として開催しました。「アンブロジアーナ図書館・美術館オンライン旅行」と題して,イタリアからの講師を引き受けていただいたのは、昨年の「ローマ人から見た支倉常長」の講座に続き、ミラノ在住の田中久仁子先生(Kuniko Tanaka Zambarbieri)と美術館館長のアルベルト・ロッカ神父(Monsignor Alberto Rocca)。ミラノの観光名所ドゥオーモからほど近いアンブロジアーナ図書館・美術館は、1607年設立、1609年公共図書館として開館、その後絵画館も併設され、収集と寄贈によって進化してきました。レオナルド・ダ・ヴィンチやカラヴァッジョなどの、教科書や美術書で見たことのある、貴重かつ有名な絵画等が収蔵されています。田中先生の感性で絵を紹介し、ロッカ館長にもご説明いただくというスタイルで講座を進めていただきました。
観光旅行では体験できない鑑賞内容と、館長直々のご説明で、とても贅沢な講座となりました。説明していただいた作品等の一部を以下に紹介します。
「第26回子ども絵画展」を開催しました
2024年1月16日(火)から21日(日)まで、ユネスコ子ども絵画展・第26回「絵で伝えよう!わたしのたからもの」が東北電力グリーンプラザ・アクアホールで開催されました。今年は小学校22校、中学校14校の生徒達から合計146点の作品が寄せられ、すべての作品を会場に展示しました。また会場内では作者のメッセージを添えた絵画もスライドショーで投影しました。
昨年に引き続き今年度も会期を日曜日まで延長したこともあり、期間中に延べ1200名を超える多くの方にご来場いただき、子どもたちの作品を見ていただきました。ご来場いただいた方々から、「素晴らしい絵ですね」「色使いがきれいですね」「取り上げたテーマが面白いですね」等の感想をいただきました。
最終日に執り行われた表彰式には受賞者や保護者の方々に参加いただきました。吉田利弘審査委員長から各入賞者への心のこもった講評をいただき、また見上会長より入賞者ひとりひとりに賞状が手渡され、作品と共に記念撮影を行いました。
賞状の授与
審査委員長からの講評
受賞者との記念撮影
「平和祈念クリスマスコンサート」を開催しました
12月25日のクリスマス、夏の七夕祭り参加に続き、平和祈念プロジェクトの2回目となるコンサートを、青年部主催で開催しました。戦災復興記念館のステージで披露した、歌やピアノ、バイオリン演奏は中学生や高校生たち。その様子はNHKニュースでも紹介されました。 もともと楽器演奏を得意とし、合唱・オーケストラなどの活動をしてきた生徒たちですが、学年、学校が異なる使徒たちが、土曜日に数回集まり、練習を重ねました。複数の子供たちの合唱団を指導している高橋睦子会員が生徒たちの歌唱指導をしてくださいました。中には、プログラムを作成したり、ポスターをデザインしたりする役割を担う生徒もいて、それぞれの持ち場で準備を重ねていきました。これらの活動はGoogleのClassroom機能を活用して情報共有、菊地恵美子会員が担任という立場で連絡・調整を担いました。また、加藤美恵子会員が、会場入り口の立て看板を制作、生徒たちの活動を盛り立てました。生徒たちもミヤギテレビの「OH!バンデス」に出演、協力し合って盛り上げていきました。
コンサート当日の様子をNHKのNEWS WEBが次のように伝えています。
このコンサートは、クリスマスの25日、音楽を通じて平和について考えてもらいたいと、仙台ユネスコ協会青年部が行ったものです。コンサートは、県内の高校生や中学生あわせて9人が出演し、それぞれ平和をテーマに選曲したクラシックなどの音楽をおよそ1時間半にわたってピアノやバイオリン、それに歌を披露しました。最後は会場の客にペンライトが配られ、ピアノやハンドベルの伴奏にあわせて会場全体で「きよしこの夜」を合唱し、平和への思いをひとつにしていました。演奏を聴いた仙台市の70代の女性は、「一生懸命で素晴らしかったです。子どもたちに負けないよう平和に向けて取り組んでいきたいです」と話していました。
また,若者たちの想いは、仲海渡代表の閉会の挨拶に表れていますのでご紹介します。
年末のお忙しい中、足を運んでくださったご来場の皆様に、心から感謝申し上げます。
高校生たちの想いは伝わりましたか?しっかりした考えを持ち、それを行動に移していく素敵な高校生達がいることを、少しでも知ってもらえたら嬉しいです。2023年は、世界にとって対立や紛争の絶えない年でした。そんな中で、私が平和を想うにあたって大切にしていることがあります。それは"人と人との繋がり"です。青年部のこの一年は、夏の平和祈念七夕、今回の平和祈念クリスマスコンサートの実施で、充実した一年になりました。これらのプロジェクトを通して様々な人と出会い、大切な友達ができ、様々な人と繋がり、十人十色の考えや想いに触れることができました。こうした人と人との繋がりを大切にしていくことで、相互理解や多様性への理解が広まっていくのではないかと考えます。そして、人と人との繋がりの輪が大きくなっていくことを願っています。今回参加された皆様が、コンサートを通して感じた想いや願いが少しでも広がり、希望に満ち溢れた明るい未来になっていくことを心から願っています。 今後とも、青年部の活動に皆様のご支援、ご協力をいただければ幸いです。
デュエット:栄光の架け橋
ピアノ:あの夏へ
二重奏:パッヘルベルのカノン
ピアノ:イギリス組曲
合唱:大切なもの
ハンドベル:歓喜の歌
参加者全員で「聖歌」を合唱
青年部代表から閉会ご挨拶
入り口看板
「活動報告&交歓会」を開催しました
12月13日(水)、DUCCA仙台駅前店を会場にして43名参加の元、仙台ユネスコ協会活動報告会・交歓会を開催しました。
活動報告は、内藤副会長がSALON&ZOOM講座の取り組みを、青年部からは仲海渡代表から七夕平和プロジェクト」の報告、武田和佳奈さんからは「子どもキャンプ」再開に向けての活動状況の説明がありました。また西條副会長からは、地域の文化と歴史を学ぶ「ユネスコカレッジ」の活動報告がありました。その後の交歓会では各方面からのご挨拶の他、会員のスピーチで交流を図ることができました。
活動報告(青年部)
交流会
「第1回SALON&ZOOM講座」を開催しました
12月2日、第1回SALON&ZOOM講座を開催しました。テーマは「簡単パステルアート体験~ありがとうの花を咲かせよう」、講師は昨年に続き美術活動家の柴田人蜜さん。パステルを粉にし、指で描く?広げる?造形遊びに近い感覚ですが、色の混ぜ具合や指を動かす方向で、簡単に様々な花が紙の上に広がっていきます。気が付けば、夢中になって指を動かす参加者たち。
それぞれが描いた花は、3月9,10日の「防災と自分の身を守るプロジェクト」のワークショップで、プロジェクトに参加の方が描いたパステルの花と共に、花束にしてお披露目しました。
真剣に作成中
出来上がった作品
SALON&ZOOMのご案内(12月2日)
昨年に続き、講師は美術活動家の柴田人蜜さん。前半は、柴田さんの活動をパワーポイントでご紹介いただき、後半は、簡単パステルアートの実技講座になります。
子どもでも大人でも、絵を描くのが苦手だと感じている方も、手や指を使って誰でも簡単に描くことができる「簡単パステルアート」の手法を使って描くワークショップです。今年2023年のありがとうの花を描き、みんなで花束にしていきます。
3月の防災と国際交流のイベントや人蜜さんの作品展などで展示します。
「食文化教育フォーラム」のご案内(12月15日)
日本ESD学会は、12月15日(金)に山形県鶴岡市において、食文化に関するフォーラムを開催します。
鶴岡市はユネスコ創造都市ネットワークのメンバーです。このネットワークはSDGsを公共・民間部門や市民社会と連携して推進する取り組みで、鶴岡市は食文化を対象として様々な活動を行い、情報発信もしています(https://www.creative-tsuruoka.jp/)。
創造都市ネットワークとの有機的な連携や協業は重要な取り組みと認識しており、当協会もこの趣旨に賛同し後援をしております。
東北各県の保育園・学校・ユネスコ協会の取組を紹介、同じくユネスコ創造都市「食文化」指定を受けている熊本県臼杵市ともオンラインでつなぎます。会場は、鶴岡市マリカ市民ホール。会場参加・オンライン参加ともに事前の申し込みが必要です。
詳細は案内チラシでご確認ください。
「SDGs防災セミナー」のご案内(11月21日)
題記のセミナーが11月21日(火)午前10時から、仙台大学川平キャンパスにて開催されます。
現在、世界各国で過去に経験のない深刻な環境問題や甚大な自然災害が起こっており、日頃からの備えや地域の防災力向上の必要性が叫ばれています。本セミナーは、「環境・災害・ボランティア」をテーマに、東日本大震災からの復興の歩みの振り返りや海外で発生した地震時における災害ボランティア活動の報告から、いま私たちに出来ることを共に考える機会と捉えて開催するものです。当協会は共催団体として参画しています。関心のある方は、是非ともご参加ください。
「ユネスコカレッジ」を開催しました
10月20日(金)にユネスコカレッジを開催しました。昨年に引き続き潮風トレイルを活用した企画ですが、今回は世界的にも珍しい海路を巡りました。塩釜港から船に乗り野々島に上陸し、汽船会社の佐藤会長の道案内と説明でトレイルコースを歩き、次いで寒風沢島に渡り島内を散策しました。
<野々島のトレイルコース>
<野々島のルート標識>
<目の前に松島湾の島々が広がります>
松島桟橋で下船しバスで奥松島に移動し、海鮮ランチを食べてから奥松島縄文村資料館、観音寺、貞観の碑を見学しました。
観音寺には日本人として初めて世界一周をした儀兵衛の碑と多十郎の墓があります。平安時代に起きた大津波を伝える貞観の碑には、これより下には降りるなと書かれていたそうですが風雨にさらされて表面は風化しているため、左脇に新しい碑が立っています。
12年前の東日本大震災もちょうどこの辺りまで津波が押し寄せましたが、住民は付近の小学校に避難して全員無事だったとのことで、改めて後世に伝承することの大切さを痛感しました。
<資料館前で記念撮影>
<貞観の石碑>
その後、旧野蒜駅である東松島市震災復興伝承館も訪れ、震災当時の記録映像を見た後、復興の歩みの説明を受けました。
震災の風化を防ぐための防災意識の重要性を思い直し、鎮魂と慰霊の念を新たにしました。
<復興伝承館内の説明>
<震災復興モニュメント>
「東北ブロック・ユネスコ活動研究会」に参加しました
10月14日(土)にホテルメトロポリタン秋田で開催された2023年度東北ブロック・ユネスコ活動研究会に、会長・副会長ら総勢11名で参加してきました。ユネスコ無形文化遺産「港ばやし」の演奏で幕を開けた本年度のテーマは、『地域に根ざして「平和の心」を育む』です。10年以上シリア難民を取材している小松由佳氏の基調講演は現在のウクライナや中東情勢と重なり合い、平和の維持や共生の難しさを改めて思い知らされました。
パネスディスカッションは、3つの協会から平和の心を育むための活動の紹介と討議がなされました。
その中でユネスコ憲章(前文)に示されている「心に平和のとりでをつくりたい」という心のとりでとはどんな意味なのだろうと考えた時に、「相手の気持ちを認め、優しい心を持って接することが心のとりでの意味を持つこと」という感想を持ちました。
改めて一人一人が平和を願い行動するあかりを灯し続ける大切さを心に刻む機会となりました。 また、3つの協会の発表では当協会副会長内藤惠子が「キリバス民間ユネスコ協会設立プロジェクト」として設立の経緯とSDGsの取組みについて発表致しました。
<オープニング>
<開会式あいさつ>
<基調講演>
<シンポジウム>
「東北大学国際祭り」にブースを出しました
東北大学国際祭りとは、学生実行委員会主催のもと、外国人留学生と日本人学生が協力して開催する東北大学最大の国際交流イベントで、毎年3000人以上の参加がある一大イベントだそうです。
今年度は10月8日の日曜日、東北大学百周年記念会館川内萩ホールの外庭を会場に開催されました。テーマは「The World on a Plate」。世界共通の文化である『食』を通して多様な文化を理解しようというコンセプトのもと、世界各国の特色溢れる料理が屋台で提供され、『食』を通じた異文化交流を楽しむ学生、留学生、一般客で賑わいました。
仙台ユネスコ協会にも出店のお誘いがあり、ブース出店をいたしました。出展内容は、『食』ではなく、仙台ユネスコの紹介。
1.仙台ユネスコ協力会創設当時の、東北大学のかかわり
2.現在の仙台ユネスコ協会の活動
3.青年部の活動紹介
の3種類7枚のパネルを展示、さらに、青年部活動のスライドを作成し、受付横の一等席をいただいて上映させていただきました。
中でも人気があったのが、折り紙と組み紐づくり。会員の加藤さんと青年部の2人が、『食』を味わう暇もなく対応に追われるという人気ぶりでした。前日の「SALON国際交流 着物着付け体験講座」に参加した留学生もユネスコブースを訪れ、交流の輪の広がりを感じることができました。
コロナ禍で滞り気味だった国際交流活動を、青年部を中心とした留学生との交流で、さらに広げていきたいと感じた活動となりました。
<着物姿で留学生の視線を集めた青年部の2人>
<仙台ユネスコのブース>
<手前が組紐コーナー>
<折り紙コーナーには子供たちも>
<大人気の折り紙「トトロ」>
「第2回SALON国際交流講座」を開催しました
日本の文化を体験しつつ交流を深める「SALON国際交流講座」の第2弾は着付け体験。在仙大学の留学生担当やSenTIAに広報を依頼した結果、約40名の留学生が参加しました。申込者が多かったため、グループ分けして順番に着付けを行いました。
和装ボランティア団体「NPO法人いろどり・みんなのみち」の方4名(うち2名がユネスコ会員)に着物の準備から最後の片づけまで、3時間以上休みなしで対応していただきました。
50着以上の着物と帯を並べ、気に入ったものを自由に選んでもらい、それを着付けします。
その後グループ単位で街中を散策し、事務所に戻る手順で体験してもらいました。
参加者は、近くで開催されていた「みちのくYOSAKOIまつり」の衣装に負けず劣らずのきらびやかな和服姿で定禅寺通りを散策していました。参加者同士やユネスコ会員との交流のみならず、憧れの、そして自分が気に入った色・柄の着物を着ることが出来、また歩き方も普段とは異なることも実感でき、印象深い体験になったと思います。
快く体験講座を引き受けていただきました「NPO法人いろどり・みんなのみち」様に改めて厚く感謝申し上げます。
また、英語での案内・誘導に協力していただいた東北大学の先生(1名ユネスコ会員)・院生の方々、青年部の活躍があったことも、スムーズで留学生も大満足の体験講座になった要因でした。
参加した留学生からの感想をご紹介します。
「好きな着物を選んで、素敵な写真をたくさん撮ることができて、とてもとても楽しいです。 着物も美しいし、おやつも美味しい。 やっぱり私は日本が一番好きです。」
「今日会えたみんなに感謝します。 素晴らしい一日を過ごしています。 次回もこのような興味深いアクティビティに参加したいと思っています。」
なお次回は、2月10日(土)に茶道体験講座を予定しております。
<色・柄をチェックして…>
<順番に着付け>
<和菓子をいただきながらの交流会>
「第1回SALON国際交流講座」を開催しました
ESD/SDGs委員会では、コロナ禍の期間、「ESD講座」に代えて「SALON&ZOOM講座」を実施してきました。行動制限がなくなり、各大学に留学生が戻ってきたことから、コロナ禍以前に青年部が主催していた「留学生交流会」と「SALON&ZOOM講座」を結び、「SALON国際交流講座」を始めました。留学生に日本の文化を体験してもらうと同時に、多国籍の留学生・日本人と交流し、互いの文化を尊重し合える関係性をつくっていきたいと考えています。
9月16日の第1回目は書道を取り上げました。講師は砂金みどり参事です。
大学が夏休み中のため周知ができず、留学生の参加はなかったものの、青年部との久々の講座で、和気あいあいの雰囲気の中実施できました。筆を持つのは久しぶりという参加者が多く、姿勢を正して筆を運ぶ真剣な姿が見られました。様々な筆を数多く用意し、好みの書き味の筆を選んでもらいました。最後に好きな文字を、自由な書体で書き上げ、久しぶりの「お習字の時間」を楽しみました。
<講師の砂金みどり先生>
<筆を持つと自然に背筋が伸びます>
<青年部の書はクリエイティブ>
「国際理解教育に関する弁論大会」に参加しました
宮城県高等学校国際教育研究会主催よる第58回国際理解に関する弁論大会が、9月12日、聖和学園高等学校薬師堂キャンパスにおいて開催されました。当協会は毎回審査員を派遣していますが、今年度は畠山明理事が参加いたしました。
今回は宮城県内の各高校より13名の代表が参加し、主にSDGs、および世界平和と安全について、生徒が自らの考えを発表しました。
午前7名、午後6名の高校生の皆さんは、全員が夏休み中しっかり練り上げた考えを熱く述べ、その結果、第一位の宮城県知事賞に、ウクライナへの想いを語った白石高校の遠藤想太さんの「imagine~いつか、きっと、世界はひとつに」が選ばれました。
また、仙台ユネスコ協会長賞に、生物の絶滅危惧について高い説得力のあった富谷高校の千葉琴乃さんの「同じ空の下で」が選ばれました。2名とも原稿を全く見ず、丁寧に力強く想いを述べ、審査員はじめ参加された方々から感動したとの声が多く出ていました。
なお、宮城県知事賞を受賞した遠藤想太さんは、「第70回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」全国大会に宮城県代表として出場いたしました。
<審査風景>
<仙台ユネスコ協会長賞の千葉琴音さん>
「第79回日本ユネスコ運動全国大会」に参加しました
9月9日(土)に富士吉田市のふじサンホールにて「第79回日本ユネスコ運動全国大会」が開催され、仙台ユネスコ協会からは8名が参加してきました。記念講演とパネルディスカッションの2本立て構成です。
大会テーマは「ユネスコを楽しもう さあ~みんなでGO!~若い力を育む 富士の国からこんにちは~」です。
これを受けてパネルディスカッションでは、高校生4名がパネラーとして登場し、「ユネスコの今と未来 私たちはこう考える」をテーマに個人で想う事をお話していました。その中で、一番印象に残っている言葉は、ユネスコ憲章(前文)にもあります「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」それには何が必要かとの問いに対して高校生は、「相手の思いに気づき、認めること」と発言していました。
私たち大人も相手を認め、相手の気持ちに寄り添う基本的な行動を忘れてはならないことに、再認識させられた全国大会でした。
また、全国大会を通じて人との関わりの大切さも再認識しました。
<懇親会会場で記念撮影>
「第26回子ども絵画展」作品応募の受付を開始します(9月19日~10月13日)
2024年1月16日(火)から東北電力グリーンプラザ・アクアホールで開催される子ども絵画展の応募作品受付を、9月19日(火)から10月13日(金)までの間、行います。
仙台ユネスコ協会事務所に直接持ってきていただく場合は、土日祝日を除く平日の午前10時から午後4時までにお願いします。
また、郵送でも結構です。なお、作品の裏に「出品票」を貼ってください。
応募締め切り後に審査会を行い、受賞作品を決定いたします。
応募いただいた作品は全て会場に展示いたします。皆様の作品応募をお待ちしております。
<お問い合わせ先>
電話:022-224-2581(火・金の10時から16時)
FAX:022-302-3406
メール:sendai@unesco.or.jp
「第1回SALON国際交流講座」(9月16日開催)のご案内
どの国にも固有の文化があります。お互いの文化を知ることは、相手の国を尊重することにつながります。仙台ユネスコ協会は、多文化共生による平和な世界を目指していますが、その一環として日本の文化を体験しつつ交流を深める、「SALON国際交流講座」を開講いたします。(4回シリーズ)
第1回目は書道を取り上げます。書道は、書くことで文字の美しさを表そうとする東洋の造形芸術です。中国が起源ですが、日本語圏においては漢字から派生した仮名の両方を使って創作活動が行われています。
講師は、子どもたちを中心に書の楽しさを教えている、当協会参事の砂金みどりさんです。
講座は、参加者の自己紹介⇒体験講座⇒お茶会形式の情報交換、の流れで行います。
道具や用紙は全て協会で準備しますが、準備の関係上、参加にはお申し込みが必要です。
お名前と所属を明記して、メールでお申し込みください。(詳細は下記のポスターをご覧ください)
留学生も日本人も、大人も子どもも受講できます。連続して受講しても、興味のある回だけ受講しても構いません。
皆様のご参加をお待ちしております。
「ユネスコカレッジ」(10月20日開催)申し込みのご案内
~海のみちのく潮風トレイルと縄文の歴史と防災震災減災を学ぶ~
ユネスコ活動計画の一つに、みちのく潮風トレイル活用事業があります。みちのく潮風トレイルには世界的にも数少ない海路が存在します。そこで、今年度は「海の遊歩道」を野々島と寒風沢島をチャーター船で回り、その歴史を探ります。
また午後からは、東松島縄文の村資料館や観音寺・貞観の石碑(千年の石碑)と震災防災の観点から東松島震災復興伝承館を訪問いたします。震災遺構や被災地を廻ることで防災減災につなげるものです。今年度も昨年に引き続き二つの課題を日程に入れ、かつ海からの歴史をまなぶ旅でございます。
募集定員は40名、募集締め切りは9月28日ですが、定員になり次第締め切らせていただきます。多くの皆様の参加をお待ちしております。
なお、本企画の運営・実施は旅行業者に委託しておりますので、「(株)トラベルe旅」にFAX或いはメールにて申し込みをお願いします。
仙台七夕祭りに参加「平和祈念七夕飾り」をお披露目しました
青年部が中心となって、平和へのメッセージを込めた七夕飾りを制作するプロジェクトが6月からスタートしました。
3種類の七夕飾りは、プロジェクトの趣旨に沿うよう、高校生らが意見を出し合いデザインを決定しました。
「地球全体に希望の虹がかかるイメージを7色の吹き流しで表現、ウクライナを象徴する花・ひまわりをあしらった飾り」、「ユネスコのマークであるハトのくす玉にオリーブの葉と折り鶴をあしらい平和をイメージした飾り」、「明るい赤と黄で赤道直下の太陽を表し、青と白の吹き流しで太平洋の波を表現した飾り」はキリバス共和国国旗をイメージしました。
7月からは毎週土曜日に仙台育英学園高等学校秀光コース国際バカロレア履修生、宮城県多賀城高等学校有志高校生、東北大学留学生らが集まって制作を開始しました。七夕飾り専門店のマルイチ壹岐様には毎回足を運んでの指導をしていただきました。厚く御礼申し上げます。
<飾りのデザインを話し合う高校生>
<制作は高校生、留学生、会員の大人も駆けつけて>
8月6,7,8日の3日間、仙台駅東口の松栄不動産本社前のテントで、「平和祈念七夕飾り」の展示と市民の皆様と「夢や願いを短冊に書いていただく交流」活動を行いました。
<飾りにつけたタイトル。隠れているタイトルは
「キリバスと共に」><市民の皆さんとの交流の様子>
<テントを訪問した市民との交流>
<短冊を結んだ笹竹>
「平和祈念七夕飾り」は8月7日の河北新報朝刊にも掲載・紹介されました。
<取材を受ける高校生>
制作の過程で青年部や学生達は、平和について考え、イベントを企画するという貴重な体験をし、高校間や異年齢交流で様々な気付きがありました。また、七夕飾りの展示期間中は市民や来仙者との交流を深めることが出来ました。
また、制作から展示まで、仙台駅東口商工事業協同組合様の全面的なご支援・ご協力があったことを付記いたします。
<最終日に参加者で記念撮影>
<プロジェクト振り返りの会 高校生同士の交流が生まれました>
民間ユネスコ運動の日記念講演会を開催しました
毎年、開催しております「民間ユネスコ運動の日」の記念行事を7月9日(日)午後2時から「仙台福祉プラザ1階プラザホール」にて50名の参加のもと開催しました。
初めに青年部代表・仲海渡さんの音頭に合わせて「ユネスコ会員要綱」を唱和し、その後全員で「ユネスコの歌」を斉唱しました。
次いで、見上会長の挨拶の後、書き損じはがきを寄付いただきました1団体そして4名の個人に感謝状贈呈を行いました。
当日は沖村直樹様と大澤光雄様にご参加をいただきご挨拶をいただきました。その後の記念講演は株式会社SKホールディングス代表取締役・齋藤孝志さんより「地域社会へ[関わる]ことから[動かす]経営を目指して」と題して、今までの経験を生かした事例を紹介しながらお話しをいただきました。参加者からは資源回収が地域の子供たちの為に還元されている活動が素晴らしいと多くの感想をいただきました。
最後に青年部からはウクライナを初め世界の平和を願う七夕飾りを作成する「平和七夕プロジェクト」を立上げ、8月6.7.8日の七夕期間中に飾り付けすることの報告がありました。今後も引き続き当協会としても青年部の活動を応援してまいります。
<沖村様・見上会長・大澤様>
<齋藤孝志様>
<青年部・仲海渡さん>
2023年度ユネスコカレッジを10月に開催します
当協会では、自身の伝統や文化の理解を深め他国や他地域の文化に敬意をもって接する活動の一環として、ユネスコカレッジを開催して参りました。2023年度は昨年に引き続き環境省の「みちのく潮風トレイル」を活用した内容になっています。
みちのく潮風トレイルは総延長千キロを超える日本最長のコースであるだけでなく、ルートの一部が海路になっています。海路が存在するトレイルは世界的にも珍しいものです。そこで今回は「海路」で奥松島浦戸諸島に渡り、離島の古い歴史・現地素材・食材等を学びつつ大震災の遺構と記憶をたどります。その後、東松島市震災復興伝承館や貞観津波の石碑、奥松島縄文村歴史資料館などを訪れ、防災減災意識を高めるとともに縄文遺産も学習します。
10月20日(金)に開催する予定で、関係先と調整をしています。
詳細が決まりましたら募集案内をいたしますので、もう暫くお待ちください。
2023年度東北ブロック・ユネスコ活動研究会in秋田(10月14日開催)
2023年度の東北ブロック・ユネスコ活動研究会は、10月14日(土)に秋田で開催されます(会場:ホテルメトロポリタン秋田)。
今回のテーマは、『地域に根ざして「平和の心」を育む』です。
パネルディスカッションでは、当協会の内藤副会長がパネリストの一人としてキリバスプロジェクトを紹介し、平和で持続可能な社会を実現するために、地域のユネスコ協会としてどう取り組んでいくかについて他のパネリストと話し合います。
興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか。
第79回日本ユネスコ運動全国大会in山梨(9月9日開催)
2023年度日本ユネスコ運動全国大会は、2023年9月9日(土)、富士山のふもと、山梨県富士吉田市で開催されます。
今年は富士山が世界遺産に登録されて10年の節目の年で、基調講演にアメリカ・ボストン美術館の浮世絵デジタル化プロジェクトの日本側責任者を務めた牧野健太郎氏を迎え、「富士山と浮世絵」をテーマに江戸時代の庶民文化についてお話しいただきます。
また、次代を担うユースの声を届けるべく、山梨県と愛媛県の高校生によるパネルディスカッションも行います。
詳細は下記のプログラムから御覧ください。
留学生等交流活動を開始します(8月12日~)
海外からの留学生及びその家族の方々等との交流の場をつくり、互いの伝統や文化・習慣を紹介し合うことで、多文化共生社会への意識を醸成するために、8月から留学生等との交流活動を開始します。
月1回程度、土曜日午後に仙台ユネスコ協会事務所で仙台ユネスコ協会会員が、自身の特技や趣味を生かし、主体的に関わる活動を行います。
日本文化の紹介(お茶・お花・和服着付け・折り紙・和食など)からスタートして、お互いの国の紹介をそれぞれの文化や風習の多様性を理解する場とします。
また街歩きやショッピングなど参加留学生たちの希望や興味のあることを体験するなど柔軟な運用をしていく予定です。
「平和七夕プロジェクト」を実施します!(6月12日~8月8日)
ロシアによるウクライナ侵攻の終わりが見えない中、今こそ伝えたい平和への思いを、七夕に寄せて青年部が発信します。
今回は青年部以外の高校生や留学生も主体となって活動してくれます。
仙台駅東口の宮城野通に、ユネスコ手作りの七夕を飾り(製作期間:7月1日~8月5日)、8月6,7,8日の七夕当日は、松栄不動産会社前で、短冊に「願いや夢」を書いていただく活動を行います。
七夕制作の過程で、七夕の由来や七夕飾りの意味を学ぶセミナーや仙台ユネスコの歴史・活動を伝えるセミナーを併せて行います。
七夕制作や当日の短冊づくりに、皆様の参加と若者たちとの交流をお願いします。
2023年度ユネスコ子ども絵画展のご連絡
今年度も子ども絵画展を開催します。地域遺産や周りの自然への関心を高め、家族や友達も大切であることの気づき等を絵として表現することで、自分たちの住む町、生きる場所を大切にしようという心を育むことに繋がるものと考えて、ユネスコ子ども絵画展を実施してきました。特に近年は家族や友人、動物との関わり合いを絵で表現する作品が多くなっています。
2022年度は会期を日曜日まで延長したこともあって入場者総数が千名を超えました。今年も会期を2024年1月16日(火)から21日(日)までとし、東北電力ビル1階グリーンプラザに全応募作品を展示する予定です。
作品の応募受付は、2022年9月19日 (火) ~10月13日(金)です。たくさんの応募をお待ちしております。
なお作品裏に貼る「出品票」の書式が変りましたので、ご注意ください。
詳細は下記の実施要項をご覧ください。
開催要項
出品表
民間ユネスコ運動の日記念行事を開催します
当協会では毎年、『民間ユネスコ運動の日』記念講演等を開催しておりますが、2023年度は7月9日(日)午後2時から仙台福祉プラザで開催いたします。
仙台市内で「古紙回収業と廃棄物処理業」から「地域社会の課題解決を共創するグループ」として持続可能な社会を目指して、エコシステム形成に取り組んでおります齋藤孝志さんを講師にお迎えし、『地域社会に「関わる」ことから「動かす」経営を目指して』をテーマにお話ししていただきます。
会員の皆さま、会員以外のご家族・ご友人のご参加を心よりお待ちいたしております。
トルコ・シリア大地震への支援、有難うございました
2023年2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の惨禍に対し、東日本大震災を体験した当協会として少しでも支援できないかと検討を始めたところ、(公社)日本ユネスコ協会連盟から「緊急支援」の呼びかけがありこれに協力することにしました。
2023年3月の理事会の同意を得て実施した募金は、締切りの5月25日までに233,400円となり、5月26日に(公社)日本ユネスコ協会連盟に送金しました。ご協力ありがとうございました。
新旧役員懇親会を開催しました
第80回定期総会終了後に新旧役員懇親会を23名参加のもと、DUCCA仙台駅前店で開催いたしました。見上会長の挨拶後、井口参与の乾杯により和やかな雰囲気でスタートいたしました。参加者全員からスピーチをいただき、これからのユネスコ活動の取組み等のお話しをしていただき、そして役職を退任した赤塚専務理事と佐藤鍈二監事に花束を贈呈し、皆さんでお二人の労をねぎらいました。
コロナ禍でなかなか懇親会を開催できませんでしたが今後は、皆さんと情報交換ができる機会を企画していきたいと思います。
第80回定時総会を開催しました
5月25日(木)10時から仙台第一生命ビル6階会議室で、第80回定時総会を開催しました。議決権行使者は、年度初会員226名のうち会場出席者40名、書面決議者77名及び決議委任者22名の合計139名で、針生真由美事務局長が定足数を満たしていることを報告し、見上一幸会長が議長となり議事を進めました。
初めに報告事項「2023年度事業計画及び収支予算書」が了承され、引き続き以下の第1号~第3号の3議案が審議され、いずれも満場一致で承認されました。(「2022年度貸借対照表」はこちら)
*「2022年度貸借対照表.pdf」にリンクを貼ってください
第1号議案「2022年度計算書類等」は、2022年度の事業報告及び財務諸表等です。第2号議案「定款一部変更の件」は、定款第16条が理事の任期を2年とし再任を妨げないと定めているものを、他のユネスコ協会で発生した事例に鑑み会長については任期を連続6年までに変更するものです。第3号議案「役員選任の件」は、本総会で全員が任期満了となる役員(理事、監事)を選任するものです。候補の理事20名及び監事2名が承認されました。
総会終了後に開催した第2回理事会で理事の中から会長、副会長及び専務理事を選定し、事務局長を選任しています。(「2023年度役員一覧」はこちら)
なお、今年度から役員(理事・監事・参与)以外に、参事(事業推進委員)を選任しています。
議長の見上会長
総会会場風景
新入会者の紹介と挨拶
「2022年度ユネスコ活動グッドプラクティス賞」を受賞しました
公益社団法人日本ユネスコ協会連盟は、地域のユネスコ協会における多様な活動の中からSDGsへ貢献する市民に開かれた活動を取り上げ顕彰し、民間ユネスコ運動の更なる進展と持続可能な社会の実現を目指す活動を推進することを目標に、「ユネスコ活動グッドプラクティス賞」を設定し、毎年募集しています。
仙台ユネスコ協会は2022年度の活動として、「キリバス民間ユネスコ協会設立支援プロジェクト」をテーマに応募しました。
気仙沼ユネスコ協会からも推薦をいただき、題記の賞を受賞いたしました。
会員の皆様やESD支援センター、日本キリバス協会、関連省庁等、多くの方々の協力の賜物と考えております。ありがとうございました。
今年度もキリバス民間ユネスコ協会活動支援のみならず、市民の皆様が参加できる活動を進めて行きたいと考えています。