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日本ユネスコ国内委員会とは
 ユネスコ協会、政治家、学者、民間の各界から参加し、それぞれの立場からユネスコの活動のあり方を話し合う委員会で、文部科学省の中にあります。
 日本は1951年にユネスコに加盟しましたが、それを受けて、1952年に「ユネスコの活動に関する法律」ができました。日本ユネスコ国内委員会は、この「ユネスコの活動に関する法律」の中に位置づけられています。
 国内委員会は単なる諮問委員会ではなく、法律にも明記されていますが、ユネスコの活動に関して、企画、連絡、調査等の機能を行うことになっており、行政機関的な性格も兼ね備えた機関です。
 委員は全部で60人で、その中には、国会議員7人と草の根で活動している民間の委員が12人入っており、民と官が連携して支え合う形になっています。

歴代の山口県関係国内委員は次の通りです。
氏名 就任年 主な所属
松山基範 昭和29年 山口大学学長
毛利元道 昭和38年 山口県ユ連会長
毛利元道 昭和41年 山口県ユ連会長
俵田寛夫 昭和44年 宇部ユ協顧問
常森義男 昭和56年 防府ユ協名誉会長・山口県ユ連会長
水津和夫  平成2年 防府ユ協会長
村田昌志 平成8年 萩ユ協会長・山口県ユ連会長
脇 正典 平成14年 防府ユ協会長

脇会長が日本ユネスコ国内委員会委員に就任
山口県から7人


遠山敦子文部科学大臣からの辞令で脇正典会長が日本ユネスコ国内委員に任命されました。
任期は2002年12月1日から2005年11月30日の3年間です。
国内委員会の会長は東京芸術大学学長・日本画家の平山郁夫氏で、日本ユネスコ協会連盟の副会長です。
民間団体の日ユ協連と密接な連携を保っています。国内委員会には、教育、人文、社会科学、自然科学、文化活動、普及活動、コミュニケーションの6つの小委員会があり、脇会長は普及活動委員会に所属しています。
山口県からの国内委員は、脇会長で七人目です。

国内委員に就任して 脇 正典
 一昨年の夏に、文部科学省から内々の打診があり、慎重に審査されたのでしょうか、閣議決定されたのは11月末でした。常森・水津元会長さんをはじめ歴代会長さん、会員の皆様のお力のおかげです。
 1月20日に初めて普及活動委員会が文部科学省で行われました。会議の2時間前に日ユ協連による事前研修があり、国内委員とはというレクチャーを受けました。
 会議では一人ひとり当てられ、意見を求められました。防府は行政の協力が大変良いことを話し、ユネスコ活動の支援は教育委員会の仕事であることを初等教育局長名で通達して欲しいと申し、委員の賛同を得ました。
 2月13日に霞ヶ関ビルで国内委員会が開かれました。あいうえお順の席で、私の隣が吉川弘之日本学術会議会長でした。
 平山会長がテキパキと議事を進められました。パリのユネスコ執行委員会の報告、各委員会報告、事務局報告と、大量の資料を担当官が早口で説明しました。内容を追いかけるのが大変でした。間髪を入れず発言しないと次に進みます。そのわずかの間に発言されたのが、立教大の鳥飼玖美子さん、宇都宮ユネスコ協会の長門芳子さん、東京文化会館館長の三善 晃さんでした。次回はウオーミングアップしておかなくてはと思いました。
 日ユ協連の寺尾さんに「脇さん頑張って勉強して下さい」と言われました。これまでの先輩方の築かれた防府ユネスコ協会の力を認めておられると同時に、これからの発展を期待しておられる言葉と受け取りました。
青年部
脇会長
日本ユネスコ
国内委員会委員に就任


山口県から7人目







         
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