ペルー便り

ペルー生活 面白七不思議

日本人にとっては当たり前のことでも、外国人にとっては不思議に思える行動があります。
逆に日本人が思うペルーの生活七不思議をまとめてみました。

1.流しのタクシーは事前交渉制。客が最初に行きたい場所を運転手に伝えてペルーの子どもたち、そこまでの運賃の交渉をする。
しかし、言われた場所に行きたくない(近くで回したい)運転手は「そこには行かない」と客を無視して次の客を探す。
2.大きな公園にはたいてい若者用の筋トレスポットがある。夕方になると上半身裸の若者男性がたむろ。
健全な若者を育てるために、設置しているが多くのナルシストを生んでいることは確か。
3.真夏の暑い日、おじさんはTシャツを胸の下までたくしあげて大きなお腹を丸出しにする。理由はその方が涼しく感じるから。
4.庶民的レストランでは必ずと言ってもいいぐらい便座とトイレットペーパーが付いていない。オーナー曰く、「この二つは必ず盗まれるから」。
5.友達同士の飲み会では、ビールは泡なしでコップに注がれる。泡のない方がビールの量が多く、たくさん飲んだ気持ちになるから。
6.ある大統領が上下水道の整っていない山奥の村を訪問し、環境整備をしようと村人たちに希望を聞いた。真っ先に出た答えは「川沿いにあるサッカー場で、ボールが川に落ちないための柵がほしい」であった。上下水道整備よりもサッカーが大事。
7.公共バスではお年寄りが乗ってくると必ず誰かが席を譲る。譲る人がいない場合でも、運転手が大きな声で「ほらほら、だれか席を譲って~」と皆に知らせる。
ペルーには他人想いの精神が多く残っているが、車のハンドルを握ると一転。他の車に一ミリも道を譲らない行動をとる。

ペルーを知る人には同感してもらえる点もあるのでは。ペルーに来た事がない人にはウソのような本当の話だと思いますが、町並みの隅に人間らしさ、ペルーらしさがまだたくさん残っていますよ。
(太田 清可)

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