ネパール大地震救援バザー 20万円を日ユ協連に寄託

実に爽やかなバザーでした

5月23日、快晴の薫風のもと、高徳院鎌倉大仏殿で挙行された慈善茶会(鎌倉青年会議所主催)。

境内回廊にコーナーをいただいての今回のバザーは「ネパール大地震救援」を訴えてネパール大地震救援バザーの開催。

死者8千人超、教室を失った子ら100万人と報じられ、カトマンズ地域の四つの「ユネスコ寺子屋」は鎌倉ユネスコが長年支援してきた学び舎で、全てが被災。緊急支援要請が現地から日本ユネスコ協会連盟に届いている。

裏千家今日庵・千宗室家元による大仏さまへの「お献茶式」の間、読経以外は静まり返っていた境内も、式終了と同時に待っていた内外参詣者で賑わい、ネパール救援を呼びかけたパネルや英文表示を掲げたバザーコーナーは、いつものバザーとはひと味違う雰囲気。

最大の特徴は値切る人がほとんどいない。仮に値切り交渉に成功した海外からの観光客も英文表示に気づくや、そっと釣銭を募金箱に。

市民の皆さまからご献品の日本人形は飛ぶように買い手がつき、普段は売れ残る和服も、留袖などは「ガウンにしたい」と外国人女性に人気。千葉在住・大倉ご夫妻献品のメキシコ天然オニックス・ネックレスも、生産地の貧しい女性や子どもたちの創作とあって注目を集め、ほとんどが完売。

早朝から設営準備に集まり、「ガラスケースは要らない」という外国人のために梱包に汗を流した会員、さらに茶会点心席で600人を超える招待客の対応に終始立ち尽くして奉仕につとめた会員、全ての一致協力あってのバザーでした。ありがたく嬉しいご報告は以下の通りです。

バザー売り上げ134,203円
募金箱への協力26,021円
以上に鎌ユ・識字会計緊急支援予算から65,797円を足して計20万円を、5月25日、石田理事長が日ユ協連にお届けしました。(尾花)

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