料理を通して国際理解 ウズベキスタン編

国際交流委員会

11月27日(金)一般財団法人日本ウズベキスタン・シルクロード財団代表理事マンスール・バヒルディノフ氏夫人ディルドラさんを講師に、鎌倉市社会福祉センターにて開催されました。参加者は25名。
料理メニューは3品。見た目も素敵な茄子のロールサラダUrama Baklajanウラマバ料理を通して国際理解クラジャン。牛肉と野菜たっぷり麺スープLagmanラグマンは、一人分が長い麺2本になるように、伸ばし渦状にし寝かせまた伸ばし渦状にと、麺を打つディルドラさんの手際のすばらしさに全員が見惚れました。元々芽吹きの季節春3月がお正月で、お祭りには欠かせないHalvaハルヴァーは、油でメリケン粉を香ばしく炒って砂糖水で作る素朴な何か昭和の懐かしい香りがする甘いおやつでした。
ディルドラさんは日本に住まわれて10年の流暢な日本語で、初めてのお料理講師に緊張されたそうですが、とても手際良くアドバイス下さり、各グループともに素晴らしい仕上がりとなりました。
食後は、参加者のロシア語通訳者である清水さんが通訳をかってでてくださり、お二人が美しいウズベキスタン民族衣装を羽織られてお話を聞かせてくださいました。
シルクロードが縦横に行きかう中央アジア・ウズベキスタン共和国の文化は、日本と似ているそうで、「年上との付き合い方」「社会の中の身の振り方」など共通するところが多く、何度も放映されているNHKテレビドラマ「おしん」は誰もが知っていて、お国に戻られると「おしん」にまつわる質問が多いそうです。
国民性は明るく歌う事と踊る事が大好きで、隣人同士家を自由に行き来し、美味しいものが出来れば集い歌い踊り、「遠くの親戚よりも楽しい隣人」の諺があるそうです。
宗教の違う民族が集まる国としては、お互いが「強制されない」事で今とても仲が良いそうです。
三人のお子様との生活は、トルコ語に近いウスベク語、学校ではロシア語、さらに英語に日本語のミックス言語世界を楽しんでおられるお話で締めくくられました。 (吉田)

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