情報ア・ラ・カルト

料理を通して国際理解

「国際理解」担当としていつもどの国にするか悩むところでありますが今回は以前講師でおいで頂いたペルー大使夫人の御紹介で、インドネシア大使夫人にお願いしました。ですが残念ながらご帰国が決まり、ご自分のシェフを代わりに抜擢してくださいました。シェフと一緒に大使館の方が3名も。教育文化アタシェーのアリンダ ザインさんは頭をクルドゥンで覆ってこられましたが、さすがに自然で決まっていて違和感無しでした。広報かまくらでの料理教室募集を見て13名の方が申し込まれた事は5頁で述べていますが、インドネシア料理の興味の高さに驚きました。もっと驚いたのは、たまたま講師台にお願いした会員の方の姪御さんがインドネシアの方と結婚され、インドネシアに住んでおられるというお話。その後鎌倉でインドネシア語を勉強しているというグループの方から広報かまくらで見たが、料理講師を紹介してほしいとの電話があり、グループは15名位、卒業した方は沢山いるとの話でインドネシアに興味ある方が多いのに驚きでした。インドネシア大使館も鎌倉はインドネシアに近い!と喜んでくださり、遠いと思っていたインドネシアが近くなりました。料理教室を通してとても多くを学び鎌倉ユネスコに感謝です。      (奥山)

~やぶさめでオリパラに貢献の朗報~

 法人会員鎌倉アソシエーツの代表取締役奥山幸猛氏は、流鏑馬(やぶさめ)を支援する公益社団法人「大日本弓馬会」の副会長として国際的にご活躍。その大日本弓馬会の事業が、このほど内閣官房東京五輪の「東京オリパラ基本方針推進調査」試行プロジェクトとして採択された。同プロジェクトは2020年に控えた同大会を、日本の伝統文化を通じて盛り上げる取り組み。流鏑馬神事を外国語による動画発信したり、解説・同時通訳・外国人対象に交流セッションを開くなど、盛り沢山な計画が進んでいる。外国語(西・英・仏など)ご堪能な奥山夫人誼子さんも鎌倉ユネスコ会員として「料理を通して国際理解教室」を開催してくださっている。新春早々ご夫妻二人三脚でオリンピック成功に取り組んでおられる。

(尾花)

~慶応SFC研究所公開に参加して~

今年も11/18-19に東京ミッドタウンで開催された慶応義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)研究所公開2016に参加した。長谷部葉子准教授研究会のコーナーでは特に日本語プロジェクトの成果発表を興味深く見学。当プロジェクトのメンバー6名全員がアソシエイトメンバーとなって当協会の留学生交流会で中心的役割を果たしていただいているからである。

日本語プロジェクトの年間活動を示す今回の展示パネルには、当協会の留学生交流会に参画したことを「文化交流」実績の具体的な事例として、留学生と参加者の全員写真が大きく掲載されていた。

慶応SFC学生に留学生交流会に参加してもらって3年、ここにきて相互の交流が定着してきたことを嬉しく思っている。(石田)

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