情報ア・ラ・カルト
~ペルーと鎌倉ユネスコの絆~
ペルーのビスカラ第一副大統領夫妻が日本政府の閣僚級招へいで来日され、ペルーエスカラ大使夫妻と2月18日高徳院を参拝に来られた。
佐藤美智子会長がにこやかに応対。大仏の立派なお姿に心を打たれ、大仏体内ではご専門の土木の鋳造方法のご説明に興味深く聞き入っておられた。お茶の接待の折、鎌倉ユネスコがワスカランに学校を2校設立、4回のスタディー・ツアーに行った事、子供達の絵の交流があった事、クントゥルワシ博物館支援に寄附をされた事などが話題になった。副大統領もこの交流に喜ばれ、大使からはペルーカヤオ港に立つさくらちゃんと横浜港に立つリマちゃん像の話題が披露された。2019年の日本とペルー友好120周年は盛大に祝われる事でしょう。 (奥山)
~地球市民フェスタ2017 in ODAWARA 小田原で世界旅行~家族みんなででかけよう!~
を終えて~今年で21回目を迎える「地球市民フェスタ」は、地域で活動している国際交流団体により組織された実行委員会が小田原市とともに行う県西地域最大級の国際交流イベント。昨年の20周年特別企画として実施した民族衣装の体験ブースが好評であったことから、今年も様々な団体から民族衣装をお借りしてブースを展開した。鎌倉ユネスコ協会から20点の衣装をお借りするなど、のべ50点を超える国と地域の民族衣装を用意することができた。毎年のイベントテーマである「小田原で世界旅行」、今回のサブテーマである「家族みんなで出かけよう!」のもと、文字通り、家族みんなで世界を体験できるブースとなった。今後も関係団体と連携し地球市民フェスタを盛り上げていくとともに地域の国際交流の発展、国際理解の深まりを目指していきたい。
以上は小田原市役所文化政策課小山和英氏の寄稿文です。
~3月11日2時40分より鶴岡八幡宮において、鎌倉宗教者会議主催の東日本大震災追悼・復興祈願祭が執り行われました。~
「あれから 六年が経ちました
すこし 足元が見えてきた人
まだ闇のような日々をさまよう人
深い傷と悲しみの癒えない人がいます
追い打ちをかけるように 大地は
熊本、大分、エクアドルでも揺れ
台風にも襲われ
暮らしが戻らないまま
今日を迎える人がいます
この夜 ろうそくを灯しながら
また 祈りをあわせましょう
悲しみとつらさの日々に
ひとつでも えがおが咲くように
祈りのかたちは ことなりますが
思いはひとつです
困難のなかにいる人たちが
幸せにすごせますように」
祈願祭ろうそくに込められた祈りです。