平和の鐘を鳴らそう! 2017
~鎌倉文化遺産保全委員~
鎌倉ユネスコ協会の「平和の鐘を鳴らそう!」行事は、市内の寺院・教会のご協力を頂き2004年8月15日の終戦記念日にスタートしました。以後翌年からは平和への願いを常に心に留めるべく、終戦記念日にとらわれず年1回実施してきました。「平和の鐘を鳴らそう!」の目標は、鐘の音によって“平和への祈りと願い”を表現し、ノーベル平和賞受賞者たちが起草した「私の平和宣言MANIFESTO 2000」と、鎌倉市の「平和都市宣言」を知ってもらい、“平和の文化”を地域に広めることです。今年度も、前々回から引き続き高徳院・大仏様横おおわらじ前イベント広場にて、11月18日(土)午前11時30分から約1時間、主催鎌倉ユネスコ協会、共催公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、鎌倉市後援で開催した。
定刻11:30分、佐藤美智子会長による開会の挨拶は、参加協力のアソシエイトメンバー及び協力して鐘を鳴らして頂く寺院と教会への感謝と世界平和を祈念してのお言葉の後、高徳院から拝借の鐘を鐘撞された。鐘の音は澄み、厳かに会場に聖厳と響き渡った。後援の鎌倉市からは、経営企画部文化人権推進課課長青木達也氏の平和都市宣言都市としての挨拶と、鐘撞を頂いた。
続いて、石田理事長と山田ますみ理事により、「鎌倉市平和都市宣言」の宣誓と鐘撞がなされた。今回も清泉女子大学のアソシエイトメンバー及び留学生の積極的参加があり、リーダーの金子花蓮さんの鐘撞に続く司会に基づき、それぞれが母国表記のプラカードを掲げ自国語により私の平和宣言を朗読し鐘撞した。
引続き、高徳院の皆様、当協会会員に続き、一般参詣者や英文入りパンフレットを見た外国人も趣旨に賛同し多数撞鐘に参加した。ご協力頂いた高徳院様と職員の皆様、並びに正午に一斉に鐘を鳴らして頂いた以下の寺院・教会に厚くお礼申し上げます。(丸山)
◆ご協力頂いた寺院・教会
長谷寺、覚園寺、明王院、光照寺、上行寺、光則寺、光明寺、妙本寺、浄光明寺、大船観音寺、満福寺、雪ノ下カトリック教会