情報ア・ラ・カルト
~かまくら国際交流フェスティバル2018~
識字・世界遺産委員会バザー 識字・世界遺産委員会
当日は生憎の天気にもかかわらず、日本の参詣客は勿論、外国人観光客も多く、人,人,人であふれかえっていた。今回はミャンマーへの識字支援をテーマにバザーを行った。大仏殿での人気はなんといっても日本人形・民芸品・和服など。次から次へと引きも切らずにお買い求めいただき、嬉しい悲鳴。しかし大きなケース入り人形の梱包には四苦八苦。そんな中、若い好青年が颯爽と現れた。渡部研自理事の友人・松本さん。実に手際よく対応してくれて助かった。もう一人は、大澤育子会員のお孫さん。中学一年生にして、堂々とした接客と、ボランティア精神が旺盛で大いに期待したい。バザー売り上げは137,271円でした。
(文:小倉・写真:関根)
国際交流委員会・民族衣装試着 国際交流委員会
今年は生憎の雨模様で、場所を礎石上から屋内ブースに移したため例年に比べ来客数は減少。しかし、私たちの思いが通じ、また鎌倉ユネスコがミャンマーなどの識字教育に長年支援活動を続けていることに共鳴していただき、試着のお礼の募金が4千円ほどに。大仏様のもと、携わった委員全員が、充実感を味わえた一日になった。(文:長嶋・写真:関根)
~中部東ブロック研究会 in 諏訪~
今年度の中部東ブロック研究会は諏訪湖畔のホテルで9月29~30日に開催された。会員5名が参加。オープニングで茅野市の小学生達による勇壮な縄文太鼓の連打が披露されて後、諏訪ユネス協会の矢崎康夫会長が開会挨拶をされた。諏訪ユネスコ協会は諏訪湖をとりまく、岡谷市、下諏訪市、諏訪市、茅野市、原村、富士見町の6市町村の会員で組織されている。記念講演は、鳥類研究者の山岸哲さんの「絶命鳥類の復元―コウノトリの場合―」で人間が絶滅させてしまったコウノトリを卵からかえし野生復帰させた「げんきくん」の1万2千キロに及ぶ大冒険旅行の物語は、生態系の取り戻しと、我々人類の環境復元の問題でもあり感動的だった。「研究発表」の部では、長野ユネスコ協会の、信州ESDコンソーシアムの紹介と、「第8回ESD国際プログラム」に参加した高校生のインドネシアのESDの優良事例の視察や、現地ユネスコスクールとの交流報告があった。また、縄文の国宝土偶が出土しいる茅野市の小中学校では総合的な学習の教材として「縄文かるた」を作り、平和が続いた縄文時代から平和について考える「縄文科学習」を行っているという発表があった。
(文:丸山・写真:関根)