各種委員会活動

 

~民族衣装を通して国際理解「トルコ編」〜 国際交流委員会

毎年恒例の「民族衣装試着体験」が9月29日(土)に鎌倉生涯学習センター3F和室で行われました。民族衣装試着体験鎌倉ユネスコが誇るインドのサリーをはじめチマチョゴリなどを試着後、トルコ出身で2年前に文部科学省奨学生として来日し、現在は東京外国語大学で日本語を研究中のアイス・タンルヴェルディさんに「トルコへの旅」と題して魅力あふれる今のトルコを、スクリーンに映し出される写真に沿って語っていただきました。日本の面積の2倍もある広大な国トルコは81県から成り、それぞれが、美しい自然、文化、特産物そして民族衣装などを持ち、今でも行事の際は、その民族衣装をまとっての民族舞踊を踊って楽しむという。アイスさんにお持ちいただいた美しく織られた2着の民族衣装、正装用とタウン用、それぞれに長い時間と特別な織技術をかけ、何より、魂を込めて作られたという作品からは、長く続いたオスマントルコ時代を思わせるものが伝わってくるようだった。毎年ご参加くださるサリーの大ファンの方をはじめ、今回は11名の会員外の方々、そして10名の会員の皆様の参加を頂き、盛会裡に終えることができました。(文・写真:長嶋)


~環境講座「廃棄物-身近なところから地球環境へ」~ 科学•環境委員会

9月17日に玉縄学習センターで実施。講師は野中幸裕氏(元神奈川県環境科学センター主任研究員)、参加25名(内会員16名)。環境講座
◆廃棄物と環境問題:廃棄物は環境問題に密接に関わり、地球温暖化、マイクロプラスチックの海洋汚染等が挙げられる。
◆廃棄物とは:廃掃法では、「ごみ、粗大ゴミ、燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、ふん尿、動物の死体その他の汚物または不要物」であって、固形状または液状のものを言う。
◆環境問題の解決は3Rである:環境問題を解決するには、環境への負荷ができる限り低減される社会を構築する必要がある。その方策として、廃棄物の発生抑制(Reduce),再生使用(Reuse),再生利用(Recycle)があり、その他天然資源の消費の抑制がある。これらのことを可能にするには、3Rを義務化する必要がある。(文:磯山・写真:関根)


~公開講座「薬物乱用問題と防止教育」~ 科学•環境委員会

11月16日(土)に鎌倉婦人子供会館で実施。講師は田口真穂氏(横浜薬科大学専任講師)、参加38名(内会員8名)。環境講座
◆薬物乱用の現状:平成29年の薬物事犯検挙件数は、約1万9千件数で、覚醒剤の経験者が多数を占め、高齢者層が多い。近年は、情報化社会による低年齢化が見られる。また、大麻の入手が容易なため、若者の大麻使用が増加している。
◆依存性薬物の正しい知識:乱用が問題となる依存性薬物は覚醒剤・大麻・シンナー・ヘロイン・モルヒネ・睡眠薬安定剤等がある。依存とは脳の報酬系が変容し止めたくても止められない状態を言い中毒とは薬物を繰り返し乱用することである。薬物依存症に必要なのは適切な治療と回復支援である。
◆薬物乱用防止教育:自尊感情の育成、意思決定のための正しい知識を持ち、良い人間関係を育てることが必要である。(文:磯山・写真:丸山)


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