留学生との交流会 2018

国際交流委員会

3月23日、高徳院の客殿にて午前10時より昼食を挟んで午後3時半まで開催。参加者は、留学生5 名(米国,韓国, 中国, インドネシア, コンゴ)と日本の大学生2名、及びコメンテーターとしてNPO法人プラスチックフリージャパン理事長である当協会小島政行理事に加えて、佐藤会長を始めとする会員12名であった。
今回の議題のテーマは環境問題 の中で特に最近話題の「プラスチック公害」。パワーポイントで説明する各学生の「母国での最悪の実態と行政の対策」は、他国との比較考察を可能にする有意義なものであった。発表後のコメンテーターの的確な質疑は、会場にいる他の参加者の誰にも、プラスチック問題を現在進行形で「自分に何が出来るのか?」という共有の使命感を与えるものであった。
午後の部最初は、佐藤会長ご自身による歴史的観点からの「大仏様の由来」と大仏様にまつわる数々の訪日した文学者の貴重なエピソードを交えた講演。そして文化交流ワークショップでは、佐藤修司会員の奥様、佐藤幸子氏を講師とする折り紙を通しての異文化体験。そこでは留学生と会員との笑いと称賛の声が飛び交う友好的なひと時であった。
地球規模で皆が憂い始めた環境問題。その身近なプラスチックゴミに対する対策は「プラスチック製品は便利だが、そもそも化学物質である」と原点に立ち返って新たな認識を持つ、それこそが今の我々に求められている姿勢であると留学生と共に世代を越え皆で実感した素晴らしい1日であった。
(文:山田ますみ, 写真:関根)


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