かまくら国際交流フェスティバル2003
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鎌倉市とかまくら国際交流フェスティバル2003実行委員会が主催する「かまくら国際交流フェスティバル2003」が11月16日(日)高徳院大仏殿で開催されました。
鎌倉ユネスコのコーナーでは、手広中学校の皆さんも民族衣裳でフェスティバルを盛り上げでくれました。
バザーも好天に恵まれ大成功。会員や関係先からの献品もほとんど売り尽くしとなり、民族衣裳試着コーナーでは最後まで試着希望者が絶えず募金箱の中味も上々の成果でした。
フェスティバルの様子はNHKテレビの全国ニュースで放送されました。 来場者が近年になく多いなか、多忙な一日をこなして頂いた参加会員および関係者の皆様ご苦労様でした。
フェスティバル主催者と会場の高徳院様の挨拶に続き、今年は参加各団体(16団体)の簡単な活動紹介がされることになりました 。
鎌倉ユネスコからは丸山副理事長が、世界寺子屋支援や世界遺産保全支援の活動紹介をしました。
手広中学校の生徒も参加
今年のフェスティバルに華を添えたのは手広中学の男女生徒の民族衣裳での参加です。
鎌倉ユネスコの同校での総合的学習協力の成果がフェスティバルで生かされ、オープニングセレモニーでは、生徒たちが自分の着ている衣裳の国と民族を紹介しました。
参加は総勢16人と、教頭先生他2人の先生。
生徒たちは手作りの品々を会場内で販売し、男子・女子合わせて20,003円を売り上げ、この貴重なお金をどの様に有効な支援に充てるか学校に帰って相談して決めることにしました。 また生徒たちは書き損じはがき90枚を当日集めてきてくれました。
大忙しのバザーコーナー
売り場の品物を並べ終わらないうちから来場者があれこれ品定めを初めました。
晴天で暖かい気温にさそわれ入場者が増え続けるなか、鎌ユコーナーでもバザー担当者はてんてこ舞いの忙しさでした。
数多く用意された献品による日本人形は外国人観光客に人気があり、ほとんどを売り切りました。
踊りの会など会員以外からの手作り品も好評で全て売り尽くしました。
バザーコーナーの成果は137,260円となり、支援のための貴重な財源となりました。
民族衣装試着コーナーも大盛況
民族衣裳試着コーナーで例年どおりの人気でした。
最初はためらいがちな女性たちも、鎌ユスタッフからユネスコの支援と結びついた衣裳の由来を説明され衣裳をまとううちに、気分ものって、大仏さんの前でハイ!ポーズで記念撮影。
快く募金にも応じてくれ募金箱の寄付も合計19,069円に。 来場の外国人のなかにはお国の衣裳をみつけて自分で着て見せる人も。その後自国の民族衣裳の提供の申し出まで頂くことになったケースも。 民族衣裳試着コーナーはフェスティバルの中での国際交流最前線でした。