ハーイ、こんにちは
~(有)高野建築代表取締役 高野 孔二さん~
暮の23日、深沢行政センター前、 道路上で行われたフリーマーケットに 鎌ユも出店。
このフリーマーケットは “深沢冬まつり”の一環行事であった。 この3年ほど途絶えていた“深沢まつり”を何とか復活させようと町おこ しを買ってでた深沢地区の祭り好きの 有志5人のうちの一人が高野さん。
深沢まつりは深沢小学校々庭で、夏1回 行われていた。
それを何とか深沢地区 の中心に位置する行政センターで夏・ 冬2回やりたいと、地域の人たちや企 業・行政の協力を得て規模も大きく復活。
このご近所を巻き込んでの経過は NHKの人気TV番組「ご近所の底力」 でもとり上げられた。
高野さんはライオンズクラブの他、 民生委員など、地域ボランティア活動 に熱心に取組んでいらっしゃるが、本 業の建築業でもボランティア。
阪神大震災の折には社員など9人を引連れ、一週間地元被災公共施設の修理等、復興作業に携わったこともあり、以前にはデンマーク大使館からの依頼で各国を修行中の同国金髪青年の大工さんを一年半ほど預かったり、市内の中学校から預かった不登校の生徒が今は職人として自立しているのが嬉しいと笑顔が綻ぶ。
ご出身は静岡。母方の実家が鎌倉で大工をしていたので16歳の時から叔父上の下で修行。昭和50年頃独立。現在家業に携わるのは夫人のご兄弟3人と甥子さん、そして2人のご子息。
もう一人のご子息は大手住宅メーカーに勤務。夫人が間に挟まって苦労しているのではと、家族への気遣いを忘れない高野さん。
さて、本業の建築業は祖父・叔父ゆずりの在来工法中心の住宅建築、とりわけ“四季を通じて変わらない~蓄熱式温水暖房付き住宅~”が売り物。しかし、枠組み壁工法、鉄構造、丸太組工法にも対応、注文に応じる態勢はばっちり。
ご長男は設計・管理をもっぱら担当、三男の方は外で現場監督、と分業を「今の時代に合わせて」徹底していらっしゃるという。
分業による身軽なットワークのためか、湘南地方のみらず東京は田園調布近辺にも及ぶ得意先は殆どが紹介だったり、手がけた住宅を見てつてを求めての注文が相次ぎ、営業活動は一切行ったことがないとのこと。
この正月、鶴岡八幡宮恒例の大工さん達の仕事始めの儀式・手斧始式ではその棟梁役・検知を務めた。
鎌倉ユネスコとのご縁は以前、会員の自宅建築の依頼を受けたことから。バザーにはトラック・会場用テントなどご尽力下さった。現在、貴重な法人会員、本誌に広告掲載の協力も頂いている。