2004年度第16回定例総会

2004年度事業計画承認される

2004年5月16日(日)、鎌倉芸術館集会室において第16回総会が開催されました。3時30分定刻に伊東正博理事の開会の言葉ではじまり、平山郁夫会長は日韓交流ソウル訪問のため代わりに中島章夫副会長が挨拶されました。定例総会
要旨は次の通りです。
「昨今の鎌倉ユネスコの活動をみると、理事長経験者や役員の人達がそれぞれ責任を果たしている。また次の世代に裾野を広げる努力をしている。これからも日本のモデルの協会として活動して欲しい」。 
ついで来賓の石渡徳一市長は、鎌倉を世界遺産登録するための諮問委員会からの答申をいただいたお話をされました。
「世界遺産登録のための答申をいただきました。遺産へのコンセプトは『武家の古都鎌倉』。2月から世界遺産登録推進担当部署を設置。これからはバッファゾーンを中心に市民の理解を得る活動を展開します」というお話でした。 つづいて熊代徳彦鎌倉市教育長のご挨拶では「ユネスコ活動と教育委員会は深い関係があり、昨年わたしの町のたからもの展、ユース賞で表彰を受けた子供達も先生方も大変喜んでいる。また、体験学習やふれあい学習でもお世話になっている」と述べられた。

続いて、山田雅子理事より鎌倉ユネスコが制作・販売している絵葉書の収益金100万円が平山会長の代理で出席していた財団法人文化財保護・芸術研究助成財団の玉井賢二専務理事に目録が手渡されました。

これはこの絵葉書の制作のきっかけとなった北朝鮮の高句麗古墳群の世界遺産登録・保存のために使われます。
森井曠雄理事長が2003年の活動の中から「絵を残そう!わたしの町のたからもの絵画展」と15周年記念で始めた「ユース賞」「ネパールスタディツアー」について感想を述べ、2004年度には「絵画賞」「ユース賞」それに新しい試みとして「平和の鐘を鳴らそう」を始めたいと挨拶。

この後、議長団として、渡辺周理事と鈴木圭子理事が選出され、議事開始となりました。 第一議案「2003年度事業報告」が山田ミヤ子事務局長より、第二議案「2003年度会計報告」が鍋谷信子理事よりそれぞれ説明があり、承認されました。第三議案「2003年度監査報告」を高柳英麿監査役が報告、承認されました。第四の議案「2004年度事業計画」が事務局長より、第五の議案「2004年度予算」が会計担当理事より説明があり、承認されました。第六議案「役員の任期について」これは今までの鎌倉ユネスコの任期が日ユの任期と1年のずれがあり、それが何かと不便を引き起こしていたので今の体制で1年任期を延長して、日ユの任期に合わせようという議案でこれも承認されました。引き続いての「ブロンズ賞贈呈式」、ユネスコ会員になって10年目の会員を表彰する式で今年は該当者2名。総会に出席していた遠藤玲子さんが表彰されました。 昨年4月以後に会員になった方は、12名。この内出席されていた方々が紹介されました。これにより第16回定例総会が終了しました。

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