国際交流フェスティバル2004

バザーと民族衣装試着で参加

国際交流や国際協力をすすめている市内NGOが年に1回集まって開く祭典が晩秋の11月14日、高徳院鎌倉大仏殿境内で行われた。参集したのは16団体。
祭典は、鎌倉ユ協提供の世界民族衣装を着こなした手広中学校の生徒たちが居並ぶなか、佐藤孝雄高徳院ご住職の挨拶でスタート。
今回、鎌倉ユネスコはバザーで参加。国際交流フェスティバル
平山郁夫会長はじめ会員や市民からの献品、とくに外国人参詣客に人気の日本人形を蒐めてのコーナーは注目の的。
日本の伝統芸術を映す博多人形、木目込人形など、高級品から次々に売れていき、外国人の目の高さに売り子も驚く。
ジェノワーズ・ド・トシコさん手作り提供の焼菓子も含め、この日の売上げは10万円の大台を超えた。 
一方、鎌倉ユネスコ恒例の民族衣装試着コーナーも行列が絶えない人気でインドやパキスタンからの観光客が飛び入りで着付けのコツを教えてくださる交流の輪の一幕も。コーナーに置かれた“ユネスコ世界寺子屋運動”への協力を呼びかけた募金箱には試着・撮影でご満悦の若い人びとから、9,750円が寄せられた。 
また、10月28日の“総合学習”(別掲)でユネスコ理解を選択した手広中学校の生徒15人は、当日の学習時間に作った手芸品を、引率の住吉・古川両先生と共にセール、学校に行きたくても貧しさのために通えないアジアの子どもたちへの識字支援金2万円余が集まったという。
「学習から実践へととても貴重な体験でした」と、生徒の一人は頬を紅潮して語っていた。 会員30人ほどが参加してのフェスティバルは、充実感を残して15時閉会

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