JICA青年招へいプログラム

中南米17カ国の小中学校の先生

「ようこそ鎌倉へ」の招きことばで、今年もJICAの招へい青年たちが鎌倉にやってきました。中南米17カ国・17名(男7、女10)の小中学校の先生たちが、11月16日から23日まで毎日精力的にプログラムをこなしました。今回の招へい青年たちは、スペイン語圏の混成チームの為「言葉」の面ではいろいろと苦労はあり県庁訪問ましたが、関係された皆様のご尽力のお陰で「言葉」の壁をこえて友好の輪を広げることができました。鎌倉プログラムは、閉講式の評価会では青年たちから非常に高い評価を受けることができました。 (丸山)

神奈川県庁表敬訪問

田代県民部長を表敬訪問し、次いで県議会を訪問。中村省司議員の案内で本会議場を見学。青年達には議長席での記念撮影が大人気。その後、県教育庁の「神奈川県における義務教育」についての講義を受ける。

鎌倉市表敬訪問

鎌倉市では、石渡市長と熊代教育長が歓迎の言葉で青年たちを出迎え、青年たちからは自己紹介と返市役所訪問礼の挨拶。その後、教育委員会の「鎌倉市の義務教育制度」の講義を受ける。 その後、徒歩で鶴岡八幡宮へ。

資生堂鎌倉工場見学

資生堂鎌倉工場では、ショールームで待機中から女性達の目は生き生き。「品質にはあくまでも厳しく、環境に限りなく優しく」の操業現場と高い技術水準に男性達も納得。

歓迎会と伝統文化体験

高徳院佐藤祥子様の案内により大仏を見学した青年たちは、客殿での歓迎会と伝統文化体験へ。コーヒーの国の青年たちも抹茶には神妙な構え。お花では指導を受けながら、おもいおもいのいけばな体験。生け花体験

大船中学校訪問

長沢校長、土屋教頭の両先生から特殊学級の説明。続いて学級参観。先生方の熱心で心こもった指導と、生徒たちの障害をのりこえた和太鼓合奏に青年たちは感動。見学後の懇談では熱心な質問が相次ぐ。

海洋技術センター

JAMSTECでは、日本の深海探査技術に初めて接し驚いた様子。深海調査船「しんかい6500」の模型に入ってみて外との交信も経験。科学技術もいろいろあると感心の様子。

七里ガ浜小学校訪問

青年たちは千葉校長、吉田教頭の両先生からガイダンスを受け、学校で用意してもらった自国の国旗を手に授業を参観し、全校生徒との交流会場へ。低学年の色とりどりの七小ソーラン踊りには皆うっとり。高学年の合唱や楽器演奏に民族舞踊やラテン歌謡のお返し。体験学習では、手書きの教材で自国紹介、数の数え方などを通訳なしで挑戦した。お昼は、生徒と給食を一緒に。言葉の壁をこえた子どもたちとの交流の成果に青年たちも満足。

ホームステイ

歓迎会でホストファミリーと対面をした青年たちも、ステイに行く前は異国での家庭宿泊に不安気味。 しかし、ステイから戻ってフェアウェルパーティに臨んだときには一様に明るい顔。別れのときは涙も。

フェアウェルパーティ

理事長挨拶のあとは、津軽三味線と和太鼓のアトラクション。青年たちが和太鼓に加わるとあちこちでリズムにのって踊りの輪。青年たちからの出し物の歌や踊りが披露される頃には会場の盛り上がりも最高潮に。

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