絵で伝えよう!私の町のたからもの絵画展

審査を終えて

審査委員長
小島 敬介

美男におわす大仏さま、静寂な古刹の佇まい、夕映えの海岸、家並みの中を走る江ノ電、颯爽と風を切って走るモノレールなど鎌倉には沢山の有形無形の<たからもの>があります。『絵で伝えよう!わたしの町のたからもの』絵画展はこれらを大切にし、後世に伝えていきたいとの趣旨で鎌倉ユネスコ協会が市内の小中学生を対象に作品を募集したものだと聞いております。審査風景

審査を始めるにあたり「技術的に高い作品だけでなくテーマにあった作品を選ぶ。」「小学校と中学校を分けて見る。」など審査方法について話し合いをしました。

応募総数483点の中から優秀賞を含めた十数点を選ぶ難しさと責任をあらためて感じながら5名の審査員による作品選考を始めていきました。

暫くすると、厳しい面持ちであった先生方の表情が和らぎ、楽しげに絵を見ているのです。これは、画面に向かって一生懸命に描いている子どもたちの姿が見えてきたからに違いありません。

素直で優しい表現、大胆な色づかい、おおらかな表現、独創的な発想で描かれている絵などが私達を温かく包み込んでくれたためと思います。 このように子どもたちの心に感動しながら審査を終えました。

選ばれた作品はどれも審査員の意見が一致した力作ばかりです。残念にも選外となった作品も私達を十分に楽しませてくれました。応募された皆さんの作品に出会え審査員一同、とても爽やかな気持ちで過ごせた審査会でした。

受賞作品はこちら

絵で伝えよう!わたしの町のたからもの絵画展

2004年12月23日(木)~27日(月)鎌倉芸術館ギャラリー2にて展示
主催 鎌倉ユネスコ協会 
社団法人日本ユネスコ協会連盟
共催 あいおい損害保険株式会社
後援 鎌倉市  鎌倉市教育委員会
審査委員  
委員長 小島敬介先生(手広中学校)
副委員長 蓼沼誠一先生(鎌倉ユネスコ協会)
委員 宮本和子先生(大船中学校)
委員 岸本愛子先生(第一小学校)
委員 磯田妃芳先生(鎌倉ユネスコ協会)

 


鎌倉ユネスコの活動

お問い合わせ

ご入会方法

賛助法人会員

会員専用

プレス情報

Home