情報ア・ラ・カルト
~ペルー駐日大使との懇談~
エスカラ・ペルー駐日大使ご夫妻が8月24日、大使とご懇意である会員の奥山夫妻の案内で来鎌の機会に、高徳院客殿にて当協会ペルー・スタディツアー参加者としばし懇談しました。
大使は、スタディツアーが4回にわたり、かつその一つひとつがワスカラン国立公園地区の3つの小学校の教育支援に大きく貢献した内容であったことを知って感謝され、更にそれらの親密な交流の結果が、今年の「わたしの町のたからもの」絵画展への同地区学校からの絵画協賛出展につながっていることに感動された。ペルーの国と心を通いあわせる新しい関係を築けたことを喜びたい。(石田)
~今年のアジア・ユース・オーケストラ公演~
1990年以来、毎年メンバーを一新するアジア・ユース・オーケストラ(AYO)は今年は各地の厳しいオーディションをくぐりぬけた104名のアジアの若者で構成、3週間のリハーサルキャンプを経て、8月9日から、香港、北京、天津、上海、蘇州、西安、台湾を経て、日本の前橋、仙台、そして東京公演を持って終了しました。
既にご報告している通り、来年、2013年は東京公演の前に鎌倉公演を、鎌倉芸術館大ホールでおこなうことが決まっている。その準備のために、8月28日、8月29日の東京オペラシティ・コンサートホールの演奏を、鎌倉ユネスコのメンバーは聴きに行きました。28日は、ジェームス・ジャッド指揮のマーラーの交響曲第9番、29日はリチャード・パンチャス指揮によるベルリオーズ:序曲「海賊」、ドビュッシー:交響詩「海」、ベルリオーズ:幻想交響曲の3曲。104名の若者たちの力強い圧倒的な迫力の演奏にただ酔いしれていました。(鴇澤)