ひろば
わたしの町
鶴島 朋子
「鎌倉に移り住んで30数年になります。学生時代は、家に帰るだけの場所でしたが、地元で仕事やお稽古事をするにつれ、鎌倉が「居」の地となってきました。旅行に出かけても、帰るところがあるから、旅は楽しいものであると思います。
昨年の東日本大震災では、津波で流されて町の大部分が壊滅状態になった地もあります。これからの復興が期待されます。縁があって現在住んでいる町です。それぞれの町の発展と文化財の保護、人との繋がりを大切にしていきたいとおもいます。
そして、来年、この町、鎌倉が世界遺産に認定されることを願います。
鎌倉を世界遺産に
大塚 和子
鎌倉が世界遺産になるのを見届けたいと入会いたしました。
ややもすれば経済優先に陥りがちな時代において古都鎌倉の品格を守るには日本だけの宝でなく、世界の宝になることが望ましいと信じています。(観光客急増対策は急務!)
3年間で国内14か所の世界遺産を訪ねましたが、鶴岡八幡宮や大仏は他の遺産に引けを取らない素晴らしい宝物だと思っています。
9月末のイコモスによる現地調査を経て、いよいよ2013年6月17日~27日プノンペンで「富士山」と共に「武家の古都・鎌倉」が審議されます。
鎌倉の普遍的な価値が世界に認められる事を切に願います。
不便に慣れる
岩永 桂子
劇団民芸公演「ドライビング・ミス・デイジイ」の舞台「もう運転は無理だよ」と事故を起こした72歳の母親をたしなめる息子のせりふ。客席の私も同じ年齢だった。車は便利で止める気持はなかったが、その時期を考えるようになった。高齢運転手が加害者となる事故が多発。痛ましい報道が私に決心させた。
「不便でしょ」というまわりの声に「不便に慣れなくては」と答えるが、やはり不自由な毎日。ふり返ると長年の車生活は私をかなり蝕んでいたように思う。ハンドルからはなれ、バスを利用、ウォーキングシューズで歩いている。
新しい発見もある。その気になれば、不便も悪くない。
素敵な呪文
皆川 美保子
昔、たまたまTVで見たアメリカの一人の平凡な主婦のインタビューのコメントが今も忘れられません。
その家族には2人の幼い子供、、そして黒人とベトナム人の肌の色の異なる2人の養子がいました。マイクを向けられた若い主婦は、「世の中の為に私達に何か出来る事があるかしら、と主人と話し合ったら、後2人の子供を育てるくらいの余裕ならあるね、という事になったの」と事もなげに答えていました。
このさりげなさは衝撃でした。
それ以来この「私に何か出来る事があるかしら?」という言葉が、ここぞ、という時に背中を押してくれ、私の世界も大きく広がりました。私の素敵な呪文です。
断 酒
石渡 好行
今年7月16日に断酒宣言をして、現在継続中です。
若い時から飲みすぎての失敗談はいろいろありますが、今は逆の立場からのんべえを観察できます。
先ず飲むとくどくなり大声になりますが、今まで私もご迷惑をかけたのだと反省です。断酒して良いことは沢山あります。①人の話をよく聴く②時間に余裕ができる③熟睡できる④飲み代が激減⑤減量が容易⑥健康状態が良くなる等。飲むことにアドバイスを頂きますが、男が決断した以上何があっても「飲まないぞ」との決意をゆるぎないものにする為に投稿した次第です。私は今後“要観察”です。