情報ア・ラ・カルト
～鎌倉市表彰・叙勲のお知らせ～
長らく当協会「わたしの町のたからもの絵画展」の審査委員長を担当していただいた会員蓼沼誠一氏と若宮大路グリーンクリーン運動を指導いただいた元理事高柳英麿氏が、11月3日鎌倉市政功労者の表彰を受けられました。また2012年秋の叙勲では、ユネスコ世界遺産についてご講演いただいた松浦晃一郎・元UNESCO事務局長が瑞宝大綬章を、佐藤美智子会長ご実弟である会員須藤秀一郎氏が旭日中綬章を、それぞれ受章されました。
～被爆ピアノによる平和を祈るチャリティコンサート～
当協会法人賛助会員である清泉女子大学にて、広島投下原爆で被爆したグランドピアノによる平和を祈る演奏会が11月24日に開催された。ピアノは完璧に調律して復元されており、鈴木弘
子さんによるピアノ演奏に合わせての、鈴木健史さんのヴァイオリンによるベートーベン・クロイツェルソナタの力強い演奏なども素晴らしかったが、駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使夫人であるコロンえりかさんの澄み透ったソプラノによるサン・サーンスなどの3曲のアヴェ・マリアには、被爆体験を乗り越えたピアノへの思いと重なって、文字通り心に沁みる感動を覚えた。会場で同大学教員である山田ますみ会員にコロンさんを紹介され、コロンさんのご主人のイシカワ大使並びに塩谷・清泉女子大学理事長と一緒に記念写真も。なお同大使には山田会員を通して来る3月に予定している留学生との交流会にベネズエラ留学生を派遣して下さることもご了解いただけている。 (石田)
～キャラバンサライに外務大臣賞～
平山郁夫画伯の尽力でウズベキスタンの首都タシケントに2002年開所した「平山郁夫国際文化のキャラバンサライ」が、このほど日本外務大臣表彰を受け、12月13日、授与式が挙行された。
キャラバンサライは、シルクロードを往きかった隊商たちの休息所で、現在そのままの形をとどめている遺跡は少ないが、平山画伯が寄贈した現代のキャラバンサライは、いま日・ウ両国間の文化・学術交流の拠点として賑わっている。