識字・世界遺産保全支援委員会の活動
~本年度の支援活動、総額260万円~
世界には非識字者が7億9000万人もいます。鎌倉ユネスコ協会は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟の「ユネスコ世界寺子屋運動」に協力し、今年もアフガニスタン、ネパールの教育支援に加え、ペルー、ブラジルには、独自に築いた現地識字運動活動団体にも直接支援しました。
さらに今年は日ユの緊急アピールに応え、アフガニスタン難民キャンプの子供たちの越冬資金にも30万円を寄託することができました。
世界遺産保全支援活動
世界で現在登録されている世界遺産は962件(日本は16件)あります。世界遺産は、基本的に遺産保有国が保護・保全が原則ですが、途上国等は技術や資金、人材が不足している国もあります。鎌ユが日ユを通して支援を継続してきたフィリッピンのイフガオ棚田群は今年危機遺リスト登録から解除されたので、今年はカンボジアのアンコール遺跡保存に支援金を寄託しました。 これまでに3つの学校を支援してきたペルーからは、今年の「絵で伝えよう私の町のたからもの絵画展」に現地の小学校から特別出品されました。シルクロードの世界遺産保全調査研究者への助成も継続してます。
地元鎌倉の有形・無形文化財の保全支援は昨年度の鶴岡八幡宮の「甦れ大銀杏運動」に寄託したのを切掛けに今年も埋もれた遺産保全活動に努めている市内2団体に直接寄託が実現しました。支援総額は260万円でした。
北鎌倉バザー
売り上げは全額、世界の文字の読めない人々(約8億人)の識字教育支援及び世界遺産保全支援に“日本ユネスコ協会連盟”に寄託し、また地元鎌倉の文化遺産保全支援は活動を進めている団体に直接寄託する」という目的で立ち上げた。
「北鎌倉バザー」は、当初11月23日(祝)~24日(土)の2日間で実施する予定でした。
ところが、第一日目、23日は残念ながら雨で中止。第二日目は曇りから昼ごろには晴れて、ようやく開催にこぎつけた。
会場は明月院通り入口で、地元有志の所有者に提供していただいた駐車場。
露天商風に地面にシートをひろげ商品を並べてバザーをおこなった。
売り上げは約3万円、天候と期間(約5時間)を考慮すると、協力者の皆さんの奮闘の結果です。
ありがとうございました。 (識字・世界遺産保全支援委員長 森井)