料理を通して国際理解

ペルー編(part5)

国際交流委員会の行事である「料理を通じて国際理解」パートⅣのペルー料理が5月30日(木)鎌倉福祉センター調理室にて開催。参加28名の内、会員外は11名、講師はペルーの大貫テレサ料理を通して国際理解さん 。

(愛知県野外民族博物館・リトルワールド館長、ペルーのクントゥルワシ博物館館長のアンデス考古学者 大貫良夫氏夫人、在日48年国籍ペルー、AMDAのスペイン語通訳)

最初の料理はマサモラ・デ・キヌア。2013年はキヌアの年と言われ脚光を浴びているアンデス原産の穀物をお米と一緒にミルク味で煮込んだデザート。

アロス・コン・ポジョは香草ジュースの鶏の炊き込みご飯。次のセビチェは講師によるデモンストレーションでタコ、イカ、タイ、エビにレモン汁に香草を加え、盛り付け時に蒸かし薩摩芋を添えるマリネ。

もう一品は牛挽きベースのソパアラミヌタスープ(牛挽肉のスープ)。

講師の小まめな巡回と親切なアドバイスにより、とても美味しいペルー料理が完成。“頂きます”のご発声とともに一斉に舌つづみをうちました。

食後のお話はまずペルー原産野菜のサツマイモ、唐辛子、コーン、ジャガイモなどに料理を通して国際理解ついて。国土に関しては日本の4倍で人口は東京並み。これには聴衆のため息。しかし、砂漠と山が多く、居住地や農地は多くないそうです。その他興味深いお話や質問で閉会となる。

ペルーへ行きたい方も行けない方もペルーを身近に感じた大成功の国際理解の一日でした。ペルーHuascaran国立公園内の学校を支援している鎌倉ユネスコ協会としては益々ペルーとの関わりが深まった行事でしたが加えて、テレサさんからペルーの子供達の支援にと、差し上げた交通費をご寄付頂きました。(奥山誼子)

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