情報ア・ラ・カルト
~終わらない! 「書きそんじはがき」~
4月8日北鎌倉公会堂にて、1月から募集した書きそんじはがきキャンペーンが成功裡に終わったご報告とお礼状をご支援頂いた皆様に送付し、キャンペーンの節目となった。
夕方から一同介して、慰労会兼反省会を行いメンバー各位は充実感に溢れていた。
さて、キャンペーンが終わった後も一日10通のご寄付が続き、礼状への返信も届く等、善意の輪が広がっており、鎌倉ユネスコとのパイプも強くなっている。
書きそんじはがきキャンペーンは通年で受付するようになり、今後の寺子屋運動は大いに盛り上がるだろう。梅ケ辻)
~「ユネスコESDパスポート」をご存じですか~
当協会など(公社)日本ユネスコ協会連盟に加盟している全国のユネスコ協会では、最近のユネスコ活動の重点をESD(Education for Sustainable Development:持続発展教育)に置いています。ESDとは耳慣れない言葉かもしれませんが、経済が発展していく中でも、この地球に生きる人たちが互いに人間としての尊厳を尊重し合って、またこの地球環境を破壊しないで、共に将来の世代に渡ってずっと平和に生きることができる世界を築こうという、まさにユネスコが目指している方向のための教育を意味しています。
そういうことから、ESDは大人も子どもも、世界中の人に今必要とされている教育であると私たちは考えていますが、とりわけ次の世代を担う子ども達に重要です。
そこで、このたび学校の子ども達に「ユネスコESDパスポート」を配ることにしたのです。具体的には、ESDの考え方に沿うボランティア活動に参加すると、その都度パスポートに参加の証としてシールを貼り、ボランティア参加回数に応じて証明書を発行し、年度末にはパスポート体験発表会で顕彰もする、というシステムです。
今年度はESDに熱心に取り組んでいる地域のユネスコスクールの生徒を対象として試行し、来年度から本格的に展開する計画ですので、ご期待ください。
なお鎌倉市内では横浜国立大学教育人間科学部付属の鎌倉中学校と鎌倉小学校の2校が、昨年度よりユネスコスクールに加盟していますことを申し添えます。 (石田)