本岡会員のフードバンク構想

NPO法人セカンドハーベスト

2010年からNPO法人セカンドハーベスト名古屋の事務局長として活躍してきた会員の本岡俊郎さん、そろそろ後進にバトンタッチを考えていた矢先、逆に理事長に就任することになり、またしばらく家族の住む横浜には帰れそうにないと。
品質に問題がないにもかかわらずメーカーや流通企業が廃棄しようとする食品の提供を受け、生活困窮者やホームレスの人びとに無料で届ける「フードバンク」運動を担う同法人が2013年に配布した食品は520トン、金額にして約3億1千万円。最近は食べ物を提供するだけでは問題解決できないと、週2回、ポルトガル語とスペイン語での電話相談も受け付けている。「企業から出る食品廃棄物は年間300~500万トン。フードバンクで扱う量は、今は全国合わせても0.1%。将来これを1万トン規模にしたい」と彼は熱く語る。 (尾花)

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