
No.207 2004.5.19
| 緑が眩しい。朝の陽に艶やかに光る葉先に 新しい命の育みをみる。 2004年は 国連が制定し ユネスコが主導する『世界の子どもたちのための平和の文化と非暴力の国際10年』(2001年〜2010年)、の半ばにさしかかる年。 いま 目黒ユネスコ協会は 創立50周年記念活動の一つとして「子どもの詩集」 づ<りに取り組みはじめた。協会には 毎日のように 区内から、地方から、そして海外から「子どもたちの心」がよせられている。海外からはインド・スペイン・ネパール・キューバ・オーストラリア・オランダ・韓国・グルジア・ロシア・スリランカなど。 その応募原稿は 私たちに温もりと合わせて 大人への叫びに似た平和への思いや夢を語りかけている。 私たちは 明日にむけて うたわなければ ならない 「希望」が与えられるようにと 未来にむけて 見つけださなければ ならない 「真の平和と愛」を 休日の午後 誰もいない事務局で 届けられた詩の一枚一枚を捲りながら 熱い思いにかられた。上記は、海外からの一篇の詩の内容だ。 目黒ユネスコ協会は 色々なカタチで青少年への働きを積み重ねている。6月のコンサートヘの招待(児童、生徒先着200名)・ユネスコ学校・修学旅行生の受け入れ・書きそんじハガキ回収を機に『わたしの平和宣言』を書き入れたカレンダーの配布(区内の全小、中学校生)など。そして、夏期には「ユネスコ青年リトリート」(青年対象2泊3日の研修・交流)が始まる。年間を通じて 青少年対象活動は続く。 ユネスコ運動のさらなる発展のために 大きな輪のなかで 壮年も青年も互いに信頼しあい 絆をたもち 明日への期待を胸に 共に歩みたい と願う。 いま風薫る。 今年10月目黒ユネスコ協会は創立50周年記念会を迎える。この年 さわやかな風が吹き抜ける朝を迎える。 |
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