「入選した方としない方とは僅差である。」と審査員長の講評の通り、今年も素晴らしい絵が集まりました。盛岡という町の素敵さを子供たちは敏感に感じ取ってくれています。ご覧いただいた方々からたくさんの賞賛をいただきました。関わって下さった全ての方々に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
ところで、これを開催するにあたり、どれだけの労力を使っているかを初めて目の当たりにしました。私の存じ上げないところで、委員長に推挙されたため、何をするのかもわからず、周りの方々にただただ教えていただくばかり…学校へ、スポンサーへ、様々なお願い。文書を持ち訪問から始まり、集まった828点の絵を全て広げて、丁寧に審査をしていただき、一点ずつ手作業で展示の準備をする。終了してからは描いてくださった児童・生徒へささやかでも御礼の気持ちが伝わるように、ユネスコならではの心配り。中心となった方々は、開催一週間前は、電話対応や細かい作業でかかりっきり。ボランティアの枠を超えています。これがユネスコなんだなぁと感激しました。
見事な絵とこれだけの労力だからこそ、来年はマスコミや多くの方にご覧いただくよう今年の教訓を活かしてさらに頑張りましょうと解散しました。
結びに関係して下さったすべての皆さまに心からの感謝を申し上げます。来年もよろしくお願い致します。
たからもの委員会委員長 高橋 ひなこ
私は2017年から6回、審査委員長として審査に参加しています。長年、審査に当たってこられたのは、野口 晃男先生、侘美 洋子先生、平 政光先生です。
記録によれば、応募作品数は発足時の2007年は225点でしたが、その後、増えて、ピークの2017年には1,156点の応募がありました。2022年は小学校11校、769点、中学校3校、59点、応募総数828点でした。入選・入賞の149点の絵は、11月岩手銀行赤レンガ館1階の会場に展示されました。昨年のテレビ岩手の展示202点と比べ53点減少です。審査員としてスペース上から多くを選外とし、6倍弱の入選率になったのは残念です。
応募作品のどの絵も皆、個性があり、素晴らしいです。絵の主な題材やテーマは、地域の文化遺産、守りたい景観、祭礼行事、動植物との触れ合いなどです。それらが、子どもたちの眼や心を映し出す鏡として、また、絵にかいて気付く形や色や明暗、構図等の面白さとの出会い、工夫としても描かれています。
人や対象との子どもたちの接触行為に制約を与え、表現活動や学習活動にも支障をもたらす、2020年から続くコロナが、一日も早く収束して欲しいと思います。
審査委員長 種 倉 紀 昭
日本ユネスコ協会連盟会長賞盛岡市立土淵小学校 2年 |
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盛岡ユネスコ協会会長賞 盛岡市立大新小学校 6年 |
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盛岡市長賞 NHK文化センター絵画教室 |
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盛岡市教育委員会教育長賞NHK文化センター絵画教室 |
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岩手日報社賞盛岡市立厨川小学校 5年 |
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北日本銀行賞 盛岡市立下橋中学校 2年 |
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岩手銀行賞 盛岡市立仁王小学校 3年 |
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東北銀行賞 盛岡市立見前南中学校3年 |
会長:工藤 昌雄
コロナ禍の中、感染予防を徹底し、北は北海道から南は沖縄まで約380名の会員が一同に会して盛大に対面方式で開催されましたが、会員はそれぞれ久し振りに合った再会の喜びを分かち合っていました。
同全国大会は、関東ブロックユネスコ活動研究会と千葉県ユネスコ大会との同時開催です。なお、名簿は配付されませんでしたので、東北地方や岩手県からの正確な参加者数は分かりませんでしたが、東北ブロックからでは宮城県の参加者が一番多かったように思われました。
岩手県からは、私の他にも県ユ連協の遠藤副会長さんや滝沢ユ協の藤居会長さんらが参加していました。
大会では、オープニングとして、かずさジュニアオーケストラによるアンサンブル演奏と木更津市立木更津第一小学校の児童による「証城寺の狸ばやし」が演じられましたが、「証城寺の狸ばやし」は、作詞家の野口雨情が木更津を訪れた際に聞いた證城寺の狸囃子伝説を元に作詞し、中山晋平が作曲したものであることを初めて知りました。
記念講演では、俳優の宇梶剛士さんが「明日に向かって生きる」という題で、自らの生い立ちを中心にアイヌのことや暴走族時代のことなどを踏まえて未来に向けた生き方について講演を行いました。
実践発表では、木更津市立清見台小学校が「I’m POSSIBLE 開催国最優秀賞受章 共生社会実現を目指した取り組み」を、木更津市まなび支援センター外国語指導助手のキャサリン・ジュンゲさんが「日本での活動について」の発表を行いました。
パネルディスカッションでは、「誰一人とり残さない平和で持続可能な未来を目指して~オーガニックシティ木更津からの発信~」というテーマで、木更津市長の渡辺芳邦さんと株式会社KURKKU FIELDSの新井洸真さん、木更津社会館保育園園長の宮崎栄樹さんがパネリストとして発表し、意見交換を行いました。
東京湾の周辺は、埋め立てられて工業団地等になっている場所が多いですが、木更津市は住民が埋め立てに反対し、現在でも広い干潟が残っており、貴重な自然を保護している地域であり、自然環境の保護や環境問題が重要な問題になっている現代において在るべき姿を気づき学ぶことができた大会だったと思います。懇親会でも、大会のあり方や運営とともに話題になっていました。
来年は、世界遺産である富士山の麓、富士吉田市で9月9日(土)開催されます。
建設機械は鉱山などの資源開発に伴なう大型工事から、都市開発における下水道工事、林業・畜産など幅広い分野で場所を選ばず活躍しています。
冬場には、生活道路の除雪、スパーやコンビニなどの、広い駐車場の除雪には欠かせない存在になっています。
ハイブリッドなどの最新鋭の機械、GPSによる遠隔監視システム、クリーンエンジン搭載、自動運転・遠隔操作など建設機械も日々進化しています。
創業64年の歴史を重ね、さらなる岩手の発展に貢献したいと考えています。
盛岡市永井に伝承される、供養念仏の一種である大念仏剣舞。極楽浄土を表すという、円形の大きな台の中央に塔をつけた大笠を振るのが特色である。念仏風流としての特色を強く持ち、念仏歌としてもすぐれたものを持つ。
(参考:文化庁ホームページ・盛岡市ホームページ)
中谷 寛之
さて、会員の皆さんは「アレクサ」をご存じでしょうか?「アレクサ」はAmazonが開発した人工知能の名称で、端末を通して話しかけることで、様々な事を教えてくれます。
最近、我が家にAmazon echo という球体の端末が仲間入りしました。「アレクサ、盛り上がる音楽かけて」というと何やら音楽をかけてくれます。「アレクサ、今日の天気は?」と聞くと「今日の盛岡市駅前通りの天気は晴れ、現在の気温は4℃、最高気温は16℃、最低気温は3℃です」と教えてくれます。
必要な情報は大抵教えてくれる以外にも、タイマーをかけてくれ、おはよう、ただいま、おやすみなさい、などの挨拶にもきちんと対応してくれます。我が家では設定していませんが、電気をつけたり消したり、エアコンのオンオフを行ってくれますが、使いこなせてないのが現状です。
近年、一人暮らしの高齢者や老老介護の問題が挙げられていますが、このような端末を活かして生活していくのも良いのではないでしょうか。
問題が起きたとき。アレクサがしかるべき所に連絡するような事も出来るでしょうし、毎日の話し相手としての使い方など様々な場面で使うことができるのではないでしょうか。
我が家では、家族とはいきませんが、生活の一部となりつつあります。
会員の皆様も生活を豊にしてみるために何かを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
→ A)食べもの、医療、教育など、最低限必要なものを得られない人
(参考:国際連合広報センターホームページ)