はじめに、工藤会長から「世界平和はすべて一人ひとりの心の中に平和のとりでを築くことから実現します。様々な自然災害からの一日も早い復興、持続可能な社会の構築にむけてユネスコ活動を続けて参りましょう。」と挨拶がありました。
次に、「心の中に平和の守りを固めよう」等ユネスコ会員綱領の唱和が新会員の八重樫由美さんのリードで参加者全員によって行われました。
続いて「平和の鐘」打鐘に移り、工藤昌雄会長さん、理事の米内眞知子さん、吉田美智子さん、バザー委員会の谷藤友美子さん、たからもの絵画展委員会の佐藤満子さん、一般会員から藤元眞紀子さん、鈴木睦さん、一般市民代表佐々木昭男さんにより、それぞれの願いを込めて打鐘していただきました。
副会長 田中 耕之助
工藤会長 打鐘 |
藤元さん、鈴木さん 打鐘 |
会員 鈴木 睦
去年まではミニミニバザーでしたので少し寂しかったのですが、皆様のご理解のもと通常通り行うことができました。品物も会員は元より、市民の皆様に提供して頂き、感謝しております。
少しでもユネスコの活動が皆様の目に触れ、一人でも多くの方が参加していただければ本当にうれしい事です。ユネスコの活動は皆さんのご協力がなければ行うことができません。
バザー委員会副委員長 菊田 直美
㈱アート不動産、アートホテル盛岡、朝島りんご園、㈱いわちく、重兵衛、㈱田清、南部せんべいの炉阿煎、バレンザ・ポー盛岡店、藤村仏具本店、 ㈱丸鎌農園(福島市)、丸高商事㈱クリーン事業部、㈱盛岡ターミナルビル、料理教室La☆Stella、㈱わしの尾、 渡辺園茶店
わしの尾さんでの「ユネスコ漬」作業(8月)
昨年からユネスコ協会会員となり、今年もバザーのお手伝いをいたしました。ここ数年コロナ感染症の影響で縮小となっていた様ですが、今年は以前の様に提供品も多く当日雨降りでしたが、賑わいを取り戻していたのではと感じました。
会員 岡田 富士子
日本ユネスコ協会連盟会長賞 『カンガルーの上であそぼう』 |
川嶋 優純果さん (中野小1年) |
盛岡ユネスコ協会会長賞 『たくさんの気持ちがこめられた天昌寺』 |
髙橋 瑠那 さん (厨川小6年) |
盛岡市長賞 『盛岡タワーが見える市役所前の風景』 |
佐々木 耀さん (下橋中2年) |
盛岡市教育委員会教育長賞 『みんな なかよし』 |
竹田 祥希さん (土淵小4年) |
岩手日報社賞 『冬の櫻山神社』 |
塩田 小鈴さん (下橋中3年) |
北日本銀行賞 『近い未来ぼくはマウンドに立つ!!』 |
柏田 幸梓さん (厨川小6年) |
岩手銀行賞 『岩手銀行 赤レンガ館』 |
伊藤 鳳舞さん (大新小6年) |
東北銀行賞 『チャグチャグ馬コ』 |
細川 結衣さん (附属小3年)
NHK文化センター子供絵画教室 |
盛岡信用金庫賞 『舟っこを見送るヒマワリ』 |
飯田 統真さん (松園小4年) |
開催地の富士吉田市は、富士山の姿が美しく見える所として有名な都市であり、開催県である山梨県ユネスコ連絡協議会も世界に誇る世界遺産である富士山を全国のユネスコ協会の会員の皆さんに是非ご覧いただきたいという強い思いで開催したようです。
富士山は、生憎の台風13号の影響で開催日の9日は雲に隠れ、姿を見せることはありませんでしたが、翌朝の早い時間に、雲一つない円錐形の美しい姿を見せてくれました。富士山の5合目は、観光客や登山者で賑わっていましたが、想像以上の外国の方が多く、富士山はもはや日本だけでなく、世界の世界遺産として世界の人々に受け入れられていることを実感しました。
本大会は、市内の「ふじさんホール」で開催されましたが、吉田高等学校音楽部の「紅富士太鼓」のオープニング演奏に始まり、開会式の後に、牧野健太郎氏による「富士山と浮世絵~お江戸にタイムスリップ、デジタル化が明かした江戸庶民の文化~」と題した講演が行われ、その後、高校生によるパネルディスカッションが行われました。閉会後、懇親会が行われましたが、基本的に一日で終了となり、二日目は希望者によるエクスカーションが行われています。
牧野健太郎氏による講演は、浮世絵研究の第一人者として浮世絵に微細に画かれている江戸時代の庶民の生活や生活環境、風習や時代など、また風景に現われている季節や場所、どちらの方向から見たものかなど大変興味深い内容で、時間が過ぎるのを忘れるほどでした。高校生によるパネルディスカッションは、かながわユネスコネットワーク事務局長の望月浩明氏がコーディネーターを務め、県内の高校でそれぞれユネスコ活動をしている女子高校生3名とオンライン参加による男子生徒1名によって行われました。
男子生徒は、令和4年度に国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクールで文部科学大臣賞を受賞し、国連本部を訪問し、国際機関で働く夢を抱いている松山東高校2年生の兼頭玄さんでした。
彼のスピーチがパネルディスカッションの中でありましたが、ハッピーになること、他の人にハッピーになってもらうことを実行し続ける考えや実際に実践し続ける姿に感嘆し、今後の若い人達のユネスコ活動への期待と希望を感じることができました。
私達盛岡ユネスコ協会でも若い人達への呼びかけや関わりをもっと積極的にやっていき、若い人達と共に活動を行い、ユネスコ活動をさらに推進していきたいと思いました。
なお、来年の全国大会は、四国の新居浜市で11月23日に開催されることになっています。来年は多くの方に参加していただきたいと思っています。
会長 工藤 昌雄
副会長 小守林 惠
御所野縄文公園の遺跡をガイドによる案内を皮切りに、アトラクション、「成熟した世界遺産の在り方を目指して」の基調講演、座談会の「御所野遺跡の活かし方」に続き5団体の活動報告とテーマに沿った実に見事な進め方でした。
時折、小雨ぱらつき肌寒い中、縄文公園での地元の方々のガイドと心温まる炊き出し昼食のおもてなしに感激し、子供から大人まで、町民一体となって活動されていると感じました。
(盛ユからは5名参加)
高橋 比奈子
まず、わたしの町のたからもの委員になって、盛岡の児童たちの絵を集めて、審査をして展示をする…この壮大な作業を、代々続けていらした先輩達の配慮あるボランティア活動に脱帽したこと。そして、今年の日本ユネスコ運動全国大会に参加して、高校生たちと連携をして、戦争や地球の環境問題などなど、様々な取り組みをしているユネスコの団体の発表をお聞きして、『ユネスコは、世界を代表する活動』と実感、納得したこと。
併せて、会員として、20年以上ユネスコに所属していることに誇りを持ち、とても嬉しくなりました。
全国大会の感動もお伝えしたいと思います。会場に児童たちのたからもの絵画展の山梨県の入賞作品が展示されていて、盛岡ユネスコ協会のたからもの絵画展を私がお手伝いしていることもあり、とても興味深くじっくり拝見しました。その一枚一枚の絵は、実に実に見事でした。盛岡の小・中学生の絵が非常に上手くて大変驚いていましたが、山梨もなかなかでした。
そこで気がついたこと。そのほとんどが富士山の絵で、なるほどと思う反面、盛岡では、様々な場所の絵が集まってくる〜つまり、自分たちのたからものがたくさんあると言う事にも繋がるのではと感じました。自分のたからものと思う場所を児童たちが描く〜入賞作品を選ぶのは、申し訳ないとも思うけれど、そのために励むのも悪くないことかなぁと。そういえば、審査委員長が、優越は付け難い素晴らしい作品だったと講評していた。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと絵画展の会場のお手伝いの皆さんが心から思った〜来年はたくさんPRしなくっちゃと反省をしたこと。
参加しているから、気づくこと・活動しているから感動するとここ一年実感致しました。今更ですが、視界が広がり、盛岡にいながら、世界と繋がる活動って充実していると考えています。
当院の医院理念は、「一生美味しく食事が出来る口腔内環境を患者様に歯科医療を通じて提供する」です。これを意識して毎日の診療を行っています。また、患者様へより良い治療を提供するために、最新の設備を整えるだけでなく、最新の技術を学び皆様に還元できるように日々成長しています。
盛岡ユネスコ協会とは、開業と共に団体会員となり、バザー、絵画展のお手伝いをしています。これからもできる限りのお手伝いをさせて頂きますので、今後ともよろしくお願いいたします。