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平和の鐘・カリヨンコンサート

平和の鐘・カリヨンコンサート

第20回 平和の鐘 カリヨンコンサート (8月15日)

美しいカリヨンの音色に合わせて世界の平和を願い、今年も真夏の夜にカリヨンコンサートを開催いたします。夕涼みをかねて、ぜひお立ち寄りください。

フランドルの鐘について

背景

フランドルの鐘は、伊丹市の国際姉妹都市であるベルギー王国ハッセルト市から寄贈されたものです。これは、国際姉妹都市提携5周年と伊丹市制施行50周年を記念して、1990年(平成2年)に平和と友好の象徴として贈られました。

設置場所と構造

この鐘はJR伊丹駅の西側に位置する記念塔に設置されています。記念塔の上部にはカリヨンの演奏室があり、大小43個の鐘が取り付けられています。このカリヨンは「フランドルの鐘」として知られ、一般公募によりこの愛称が付けられました。

照明と夜景

記念塔の内部には照明装置が備えられており、夜間にはJR伊丹駅前の街並みを美しく照らします。

演奏とイベント

毎年8月15日(終戦記念日)には「平和の鐘カリヨンコンサート」が開催され、市民にベルギー本場の音色を楽しんでいただいています。この他にも各種演奏が行われ、地域の文化活動に貢献しています。

カリヨンとは?

カリヨン(Carillon)は、中世フランドル地方(現在のベルギー・オランダを中心とする低地地方)の繁栄を背景に15世紀頃から登場した楽器です。教会の塔や鐘楼に設置され、複数の鐘を巨大なシリンダー式のドラムで自動演奏したり、奏者が鍵盤とペダルを使って演奏します。

カリヨンは世界中に多数存在し、特にベルギーやフランス北部のカリヨンは世界遺産に指定されています。伊丹市のカリヨンは「世界カリヨン連盟(WCF)」に登録されており、日本国内では他に滋賀県と長崎県ハウステンボスに設置されています。

フランドルの鐘の詳細

令和6(2024)年度のカリヨン演奏予定

令和6年度のカリヨン演奏についての詳細は、伊丹市の公式ウェブサイトや広報誌で随時発表されます。市民の皆様には引き続き美しい鐘の音色をお楽しみいただけるよう、様々な演奏イベントが企画されています。

伊丹市:フランドルの鐘ホームページ

これまでの平和の鐘・カリヨンコンサート

第16回平和の鐘・カリヨンコンサート