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今年は例年に比べ出品数は少なかったものの、力作もかなり多く見受けられました。 特に、日本ユネスコ協会連盟会長賞に輝いた岩美西小学校二年生北浦つばささんの「クラゲとおさんぽ」は着眼が面白く、 クラゲの表現や一緒に遊んでいる様子が幼いながら力強く描かれられている点が高く評価されました。 次に、あいおい損害保険株式会社社長賞の醇風小学校四年生玉木敦之君の「しゃんしゃん傘おどり」は 画面一杯に力強く踊っている人が生き生きと描かれていました。 ただ、もう少し色のメリハリをつけたらもっと良い作品に仕上がったと思います。 鳥取県知事賞の湖南学園小学校四年生佐々木大昴君の「足湯につかる人」はひなびた温泉場の雰囲気が良く出ていて丁重に描かれ、 また、斜めの構図をとり二人がならんでいる様子がよく表現されていました。 佐々木君も訴えたい箇所に少し強い色をもってくるともっと良い作品になったと思います。 鳥取ユネスコ協会は「心に平和のとりで」をスローガンに科学、国際、教育、文化の四つの部門で様々な問題をとらえ、 広く市民に呼びかけながらボランティア活動を地味ながら続けてきました。 今、子どもたちはテレビ、ネット、ケイタイ等々すさまじいまでの情報社会に囲まれています。 そのような環境の中で自分たちの住んでいる町、美しい自然や生き物をみつめ、 また鳥取にしかない「たからもの」に目を向け、郷土に誇りをもち、 対話しつつ絵を描くことが人間形成にどれほど大切なことか切実に思われてなりません。 人間形成は「学習」と「情操」の両輪であり、小さいときに見つけた「たからもの」はきっと心豊かな大人へ成長してゆく力となることでしょう。 そして、あらゆる面で「わたしの町のたからもの絵画展」が次の世代を担う子どもたちの心に感動を与え深く刻まれてゆくものになることと信じています 。