学び舎江戸東京ユネスコクラブ
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水と緑・環境委員会

私たちの委員会は、自然環境の移り変わりを皆様と「見て・歩いて・感じて・どうしたらいいか」を考え、未来を担う子供たちと一緒に学習していきたいと思います。

〇玉川上水の 自然の中では…           こんなことをやります。


1. 玉川上水自然観察会

玉川上水の歴史的価値および四季折々の自然環境や景観を体感していただき、私たちの宝物を保全し、将来の子供たちに守り伝えたいとの思いを共有することを目的とした活動です。
玉川上水観察会に参加された方々は、玉川上水の鳥類や植物の豊かさにびっくりされています。
これらの自然の豊かさは四季折々で多様な変化を見せることから年間6回実施しています。
自然観察会は、原則 奇数月(1, 3, 5, 7, 9, 11月) の第4土曜の午前中に行います。

・会場: 小平市上水本町地域センター
  東京都小平市上水本町3-11-11
  受付・集合、観察後のまとめ等
  「玉川上水を散策しながら観察会」
・時間: 午前9:30~12:00
・参加人数: 20人以下程度
・資料代: 300円

自然観察の様子
玉川上水自然観察会 皆様のご参加お待ちしております。

次回の玉川上水観察会は
第108回 2024年11月23日(土) 9時半からの予定
雨天の場合は中止になることもあります。



2. 玉川上水総合学習の支援

多摩地区における小中学校では郷土の歴史や文化の学習に力を入れており、総合学習の中に取り入れられています。私たち「学び舎ユネスコクラブ」は、多摩地区の小中学校への先生方に、玉川上水に関する総合学習の授業計画作りやフィールドワークの実施の支援を行っています。
お手伝いする講師の方々は永年玉川上水に関する様々な分野で調査研究を続けてきた専門家の皆さんにより総合学習を支援させていただきます。
今まで「学び舎ユネスコ」が手掛けてきた総合学習の一例をご紹介します。
テーマ1: 江戸東京の歴史と文化について
(1) 玉川上水は誰が、何のために作ったのか?
(2) 徳川家康と江戸の町づくり
(3) 小平の分水のなりたち
   知ってる? 「水の都 江戸」 
   知ってる? 「環境都市 江戸」
   知ってる? 「江戸の町づくり」

総合学習授業の様子

テーマ2:玉川上水の四季折々のフィールドワークなどフィールドワークの例
(1) 青梅街道と屋敷林
(2) 野鳥の子育て
(3) 早春の玉川上水・梅雨明けの玉川上水・黄葉の玉川上水
(4) 雑木林の中で(植物・昆虫・野鳥など)
(5) 挑戦しよう! ヘイケボタルの幼虫飼育
(6) 宇宙ステーションを見よう!
(7) 関東ローム層と宝探し

3. ホタルの復活事業

ホタルの幼虫飼育とホタルの夕べ事業をしています。日本のホタルは元来、日本全国のどこででも見ることができましたが、自然環境の悪化により、ほとんど見ることが難しくなりました。私たちはホタルの幼虫飼育を通し、ホタルが日本全国どこでも見ることができるようにすることが目的ですが、どこでも見ることができるということは私たちの自然環境が素晴らしく良くなることを意味しています。主に多摩地域にホタルの幼虫飼育を通し、ホタルの復活を推進するとともに全国のネットワークづくりを進めています。

6月中旬~7月中旬の活動として…
 東京多摩地区の各地域での「ホタルの夕べ」への参加と協力
 荒川区・国分寺市・西東京市・昭島市武蔵野市等
 小平市内各地「ホタルの夕べ」参加と協力
 幼虫飼育講座の実施・講師派遣

ホタルの成虫

子供たちの様子


4. 玉川上水水質調査

玉川上水水質調査は、「玉川上水自然観察会」を主軸として、定期的に玉川上水の水質調査を実施し、自然環境が悪化しないようにするための活動です。
また、「全国水環境マップ実行委員会・みずとみどり研究会」に参加し、身近な自然の水質調査を全国に広げるとともに、「玉川上水ネット」の事業に協力をしています。私達の水質調査の調査地点は、玉川上水駅(清願院橋)、上水小橋、小金井橋、新小金井橋を対象地域としています。

     上水小橋での調査(小平市)


5. 小平市内の用水マップ作り

玉川上水・野火止用水・新堀用水・小川分水など、小平市内に残る用水・分水は50数㎞にも及びます。玉川上水が多摩地域の現在を作ってきた歴史的事実に思いをはせますと小平の地理的位置は、計り知れないほどの重要な位置にあると考えています。
そこで市内全域の用水・分水の調査をします。その過去現在そして将来のありようなどを考えたいと思います。
水と緑の水縁空間を考え、小平市が私たちの住んで良かったといえる街づくりに貢献したいとの思いです。

小平市(旧小川村)の古地図


6.“水と緑・環境”市民連続講座

徳川家康以来、玉川上水の水が神田上水とともに江戸市民の命の水であり、江戸の町づくりや江戸の庶民文化が、江戸の水系(多摩川、荒川、隅田川、利根川など)や東京湾の存在によって創られてきたこと、そして世界の大東京はそれらの歴史的遺産の上に成り立っていることなどを学びます。
そのために、水の都江戸・環境都市江戸の歴史から先人の知恵を学び現代に生かすことを目的としています。
市民連続講座の講師は、水と緑の環境関連に関わる江戸の町と庶民文化の研究者・専門家の方々です。

              講演会の様子

学び舎江戸東京ユネスコクラブ事務局
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